日向神ダム 日向神ダムの概要

日向神ダム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/14 09:33 UTC 版)

日向神ダム
所在地 左岸:福岡県八女市黒木町大渕字松瀬向
右岸:福岡県八女市黒木町大渕字道の上
位置
河川 矢部川水系矢部川
ダム湖 日向神湖
ダム諸元
ダム型式 重力式コンクリートダム
堤高 79.5 m
堤頂長 146.0 m
堤体積 234,000
流域面積 84.3 km²
湛水面積 112.0 ha
総貯水容量 27,900,000 m³
有効貯水容量 23,900,000 m³
利用目的 洪水調節不特定利水発電
事業主体 福岡県
電気事業者 福岡県企業局
発電所名
(認可出力)
大渕発電所
(7,500kW
施工業者 鹿島建設
着手年/竣工年 1953年/1959年
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福岡県が管理する高さ79.5メートル重力式コンクリートダムで、福岡県が最初に施工・管理を行った都道府県営ダムであり、県営ダムとしては現在最も規模が大きいダムでもある。1953年(昭和28年)6月の昭和28年西日本水害を契機に矢部川の治水大牟田地域への電力供給を目的とした補助多目的ダムとして建設された。ダムによって形成された人造湖日向神湖(ひゅうがみこ)と命名された。


  1. ^ 消費者物価指数で試算した場合、1960年(昭和35年)の1万円は2021年(令和3年)の5万5,698円になる。計算式は次のとおり(なお、日銀ウェブサイトを参照[4])。
    99.7(令和3年消費者物価指数)÷17.9(昭和35年消費者物価指数)=5.5698(倍)
    したがって
    210,000,000(円)×5.5698(倍)=1,169,658,000(円)
  2. ^ 99.7(令和3年消費者物価指数)÷17.9(昭和35年消費者物価指数)=5.5698(倍)
    したがって
    33,000,000(円)×5.5698(倍)=183,803,400(円)
  1. ^ 現在の国土交通省
  2. ^ 内訳は民家195戸、公共施設13棟。
  3. ^ 当時の価格。現在の貨幣価値に換算するとおよそ14億3,400万円になる[要出典]。現在(2021年時点)のおよそ11億7,000万円に相当。
  4. ^ 昭和40年の1万円を、今のお金に換算するとどの位になりますか?”. 教えて!にちぎん. 日本銀行. 2022年2月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月14日閲覧。
  5. ^ 現在の貨幣価値に換算するとおよそ2億2,280万円になる[要出典]。現在(2021年時点)のおよそ1億8,380万円に相当。
  6. ^ 現在の独立行政法人水資源機構。当時公団は筑後川水系で水資源開発を進めており、この関連で調査を行っていた。
  7. ^ 平成の大合併に伴い現在は八女市の一部となっている。
  8. ^ 一例として足羽川ダム福井県)があり、1983年(昭和58年)の計画発表以降住民の強い反対で事業が休止していたが、平成16年7月福井豪雨による流域の壊滅的被害を受け、下流自治体・住民の強い要望で事業が21年目にして再開された経緯がある。


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