島津家久
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/26 00:14 UTC 版)
系譜
島津義久・義弘・歳久らは異母兄。妻は重臣・樺山善久(家久に古今伝授した人物でもある)の娘。子には関ヶ原の戦いでの退却において、殿軍を務めて壮絶な討死を遂げた豊久、東郷氏に養子に入った忠仍がいる。また、次女が島津氏の庶家である佐多氏の佐多久慶に、三女の宗鉄(法号:天正11年(1583年) - 寛永6年(1629年)9月22日[2])が相良氏家老であった犬童頼兄の子・相良頼安に嫁いでいる。なお、兄である義弘の三男で初代薩摩藩主の島津忠恒も後に徳川家康の偏諱を受けて家久を名乗るが、こちらは甥にあたる。
参考文献
- 白井忠功「京都の島津家久 : 『中書家久公御上京日記』」『立正大学文学部論叢』第108巻、立正大学文学部、1998年9月、ISSN 0485215X。
関連事項
- 史料
- 家久君上京日記(『近世初頭九州紀行記集』九州史料叢書 18)
- 小説
- 漫画
- sanorin『咆哮!島津十字』(MFコミックス フラッパーシリーズ)
- 岡村賢二『島津戦記』(SPコミックス)
- 宮下英樹『センゴク権兵衛』(週刊ヤングマガジン)
島津家久と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
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