南藤蔓綿録とは? わかりやすく解説

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南藤蔓綿録

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/30 10:07 UTC 版)

南藤蔓綿録(なんとうまんめんろく)は、相良氏の祖先から、23代当主・頼福の在世した享保5年(1720年)10月までの約500年間にわたる球磨人吉藩相良氏における歴史を全14巻に著したものである。

著者は人吉藩の剣術師範であった梅山無一軒(実名:西源六郎昌盛)で、成立年は文化年間である。相良家における政治社会文化のみならず、経済交通気象災害風俗寺社及び仏像の縁起等にまで言及して記されている。文久2年(1862年)に藩内で起こった大火「寅助火事」により相良家の家記が焼失したことを受け、同年 『探源記』、『嗣誠独集覧』などと共に、無一軒の孫である梅山昌寿により藩へと献上された。

参考文献

  • 『南藤蔓綿録』(1977年、青潮社) ※その説明文より引用
  • 稲冨伸明「褒められて喜ばない者はいない――相良家史書『南藤蔓綿録』にみえる人の褒め称え方」『在野史論<第19集> 全国歴史研究家<令和6年>論文集』(全国歴史研究会、2024)



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