大相撲・幕内の全取組 ナレーター(案内役)

大相撲・幕内の全取組

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/29 04:59 UTC 版)

ナレーター(案内役)

2009年3月場所までは現役・OBを含め下記大相撲中継の担当アナウンサーが日替わりで担当していたが2009年5月場所以後は専属のナレーター出演が廃止され、基本的に生中継の音声をそのまま利用している。ただし冒頭・終わりで実況以外のアナウンサーによる解説はあるが、大相撲を担当しないアナウンサー(スポーツ中継担当の有無問わず)がそれをする場合もある。

なお、2010年7月場所は生中継が休止となったため、親方など専門の解説者の出演はなく、2009年3月場所とほぼ同じ形で実況を担当するアナウンサーと解説ナレーターのアナウンサーが1名ずつ担当する。

  • 内藤勝人(ないとう・かつと)(主に序盤戦の出演が多かった。2019年12月死去)
  • 緒方喜治(おがた・よしはる)(主に中盤戦の出演が多い)
  • 石橋省三(いしばし・しょうぞう)(主に終盤戦の出演が多い)
  • 青沼郁夫(あおぬま・いくお)
以下生中継の実況との兼務者

Grand Sumo Highlight(英訳版)

Grand Sumo Highlight
ジャンル スポーツ番組
出演者大相撲中継#英語放送の実況・解説者を参照)
製作
制作 NHKワールドTV
制作協力:NHKグローバルメディアサービス東京ビデオセンター
放送
音声形式英語放送
放送国・地域 日本[注釈 7]
放送期間2016年7月(名古屋場所) - 現在
放送時間開催日の翌日未明(当日深夜)1:30-2:00を初回として翌日日中にかけて1日4回(本文参照)
放送分30分
Grand Sumo Highlight

特記事項:
期間中の毎週日曜日(初日・中日・千秋楽)と14日目の土曜日17時台(原則17:10-18:00。千秋楽のみ16:30開始)は「Grand Sumo Live」(国内向けの総合テレビ副音声と同内容)を生放送する
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Grand Sumo Highlight」(グランド・スモウ・ハイライト)と題し、2016年7月名古屋場所より本場所期間中の日本時間の翌日未明(当日深夜)~翌日日中にかけての1日4回(うち1回は開催翌日の幕内取り組み開催中の日本時間17時台放送)にわたり、英語翻訳したもの(ただし、生中継で使用したものとは別に新たに収録したバージョン)を、NHKワールドTVにて30分間放送している[2]

また本場所期間中の日曜日と、14日目の土曜日を中心に17時台(原則17:10-18:00。千秋楽のみ16:30開始)に「Grand Sumo Live」(グランド・スモウ・ライブ 生中継)が行われ、こちらは日本国内の総合テレビ向けに放送されている副音声二か国語放送の英語解説をそのまま同時に放送しており、この場合は前日のハイライト放送は3回のみとなる。

2023年1月場所現在
  • 初回:開催日翌日(当日深夜)1:30-2:00
  • 再放送:開催日翌日8:30-9:00、13:30-14:00、17:30-18:00(日曜日と14日目の土曜日は17時台のみ「Grand Sumo Live」を放送)
    本編27分、残り3分は「Sumopedia」(相撲にかかわるトリビアなど)を放送
    ほかに、本場所前に展望「Grand Sumo Preview」(単独番組)、本場所後には「NHK NEWSLINE」の解説パート「NEWSLINE IN DEPTH」でその場所の振り返りを英語解説キャスター(後者は同番組の進行役である外部ジャーナリスト・渋谷亜希、または谷中麻里衣との対談形式)が行っている。

音楽

  • OP曲(オリジナル曲) - 2004年までは現行とは別の曲を使用
    • 2017年秋場所まで、OPにアニメーションがあり、塩を撒いて入場する、手をついて仕切る、四股を踏む、立ち合い、突っ張り合い、土俵際で無げを打つ、行司が東方に軍配を挙げる、雲竜型の横綱土俵入り、といった様子が流されていた。
    • 2017年九州場所以後は現行は、本場所地上波中継と同じ曲を使用している。またオープニングは当日の幕内の力士土俵入り、あるいは注目の力士の会場入りなど、当日の中継映像から引用している。
  • NHKワールドTVの英訳版「Grand Sumo Highlight」はオープニングの専用映像がある。
  • ED曲『THE JOURNEY BEGINS KYLA'S RIDE』(デヴィッド・アーカンストーン
    • 2010年名古屋場所に関してはOP、EDともに大相撲中継と同じものが使用されている。

注釈

  1. ^ 総合テレビは日本向けだが、NHKワールドプレミアムで日本以外でも視聴可能。
  2. ^ その後BSの再編により、2011年の実質的には初場所(本来は春場所の予定が不祥事により中止となる)をもって一度BS放送が廃止されたが、幕下下位以下の取り組みが全く放送されない状態になってしまったため、ファンからの要望により同年の九州場所からNHK BS1マルチチャンネル編成)での放送を再開、2019年初場所から両国国技館をメイン会場として行う初・夏・秋場所(1・5・9月。ただし2020年新型コロナウィルスの影響で夏場所中止、名古屋場所代替の7月場所、九州場所代替の11月場所を含む)に限りNHK BS8K、2020年名古屋場所代替の7月場所以後は全本場所で総合テレビとのサイマルでNHK BS4K→2023年12月1日(放送上は2024年初場所)以後NHK BSプレミアム4Kで放送されている。なおBS8Kは2021年初場所をもって4Kに統合される形で終了された
  3. ^ このため、関東地方では『首都圏ネットワーク』が7月12日 - 16日・20日 - 23日は18:30終了の短縮放送(18:52からの気象情報コーナーは単独番組扱いで放送)となったほか、その他の地域でも18:30 - 18:52の間ローカル番組を中断したところがあった。
  4. ^ ただし、中継番組の箇所に「変更の場合あり」という但し書きを付けていた。
  5. ^ 2018年度より名目上の基点時間は4:00と定められた。
  6. ^ ただし1989年7月場所から1991年9月場所までは衛星放送は一般向けは第1で行い、第2では夕方17時台にハイビジョン実験放送=全国主要都市の上映会場向けの放送として行っていた。
  7. ^ NHKワールドTV(原則国外向け。日本国内ではひかりTVJ:COMを含むケーブルテレビの一部に提供)

出典



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原則として翌朝3:40-4:05に固定。月曜未明および不定期の平日集中メンテナンス実施日の放送開始・ジャンクション映像は番組終了後の4:13頃から放送された。原則として翌朝3:45-4:10に固定。月曜未明と、不定期の平日の集中メンテナンスの実施日の対応は上記に同じ。原則として翌朝3:50ー4:15に固定。月曜未明と、不定期の平日の集中メンテナンスの実施日はジャンクションorオープニングは2018-2020年度は3:48頃、2021年度は平日は4:33頃、土・日は4:13頃に放送されていた。基点時間の繰り上げに伴い原則として翌朝3:35-4:00に固定。メンテナンスによる休止となる場合は従来に同じだが、放送開始映像・またはジャンクションは当番組開始2分前の3:33頃に行われる。BS12017年7月場所から、BS1での放送を再開。平日は原則2:55 - 3:20、土・日は0:50 - 1:15に放送。スポーツ中継を放送する場合は放送時間が繰り上がることがある。2019年7月場所は、ウィンブルドンの関係で全日4:05 - 4:30に放送。BS1は全日0:50 - 1:15に放送。BS1での放送は当初午前0時台を中心に編成されたが、2020年頃より○○推し!・BS世界のドキュメンタリー、BSスペシャル放送後の午前1時台後半~2時台の放送が増えている。NHKワールド・プレミアム毎日 - 2:00-2:24衛星放送
52% |||||

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