信用金庫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/08 00:47 UTC 版)
他の金融機関等との連携
セブン銀行との提携
2003年(平成15年)7月7日よりセブン銀行(当時はアイワイバンク銀行)とコンビニATMによる預け入れ・引き出し提携を開始している。ただし、利用できるのは一部の信用金庫に限られているが(主にセブン-イレブンが展開されている地域の各信金が提携しているが、未展開地域などに対しては参加している信金は少ない)、利用可能な信金は次々と増加傾向にあり、2018年(平成22年)1月1日現在、全261信金中258信金が提携に参加している。開始当初は平日日中と土曜日中では無料で利用できたが、諸事情により2005年(平成17年)4月1日からは各信金の利用可能時間内の入出金については一律の手数料がかかる(片乗り入れのため、信用金庫のATMではセブン銀行のキャッシュカードを利用することはできない)。2007年(平成19年)5月14日からは同行ATMにおいて、セブン銀行と提携済かつICカード取扱の各信用金庫が発行されているICキャッシュカードにおけるICチップによる取引にも対応した。
新銀行東京との提携
民間金融機関としては初めて、2006年(平成18年)1月23日より新銀行東京とのATM相互出金提携を始めた。ただし、NTTデータ統合スイッチングサービスに接続している信用金庫のみの対応となっており、一時はほとんどの信用金庫と接続されていたが、解除した信用金庫もあるため、2010年(平成22年)2月15日現在、全272信金中194信金が対応していた。なお、新銀行東京は2018年5月を以て八千代銀行・東京都民銀行と合併しきらぼし銀行になり解散した。
イオン銀行との提携
2008年(平成20年)6月16日からイオン銀行とのATM相互出金提携を開始した。提携開始時点では260信金が提携し、2008年(平成20年)12月15日に未提携の19信金のうち16信金[5]が提携した。残された伊達・帯広・城南の3信金は2013年12月8日にイオン銀行がみずほ銀行と戦略的提携を結んだのに伴い相互出金可になった。2016年1月より相互入金も可となった。
JR東日本「ビューアルッテ」との提携
全国信用金庫協会からの発表はなかったが、東日本旅客鉄道(JR東日本)(発表当時。2010年(平成22年)2月1日付けをもって、ビューカード事業・ビューアルッテの運営がJR東日本から株式会社ビューカードに継承)が2009年(平成21年)10月19日に全国信用金庫協会と提携し、首都圏内のJR駅内を中心に展開しているATMコーナー「ビューアルッテ」において、提携信用金庫キャッシュカードによる出金提携を開始することになった[6]。
その提携の一環として、まずは2009年(平成21年)10月26日に多摩信用金庫からサービスを開始し、ビューアルッテにおいて出金や残高照会のサービスが利用できるようになった(通常は要手数料だが、サービス開始時より期間限定(カードの種類によって終了期間が異なる)にて出金手数料優遇が実施されている)[7]。また、2010年(平成22年)4月12日には埼玉縣信用金庫[8]と朝日信用金庫[9]でも同ATM出金提携に参加している。
以降も提携信用金庫の拡大を続けており、2018年(平成22年)1月1日現在、全261信金中227信金が提携に参加している。
注釈
出典
- ^ 信用金庫の生い立ち
- ^ 城南信用金庫 経営方針[リンク切れ]
- ^ 大和信金
- ^ 仙南信金
- ^ 函館・渡島・江差・紋別・秋田・山形・二本松・埼玉縣・銚子・長野・上市・しずおか・玉島・広島・阿南・日田の16信金。
- ^ JR東日本の駅のATMコーナー「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)における取扱キャッシュカードの拡大について:東日本旅客鉄道ニュースリリース(2009年(平成21年)10月19日付け)より (PDF)
- ^ JR東日本VIEW ALTTE たましんキャッシュカード取扱開始!:多摩信用金庫ニュースリリース(2009年(平成21年)10月19日付け)より (PDF)
- ^ JR東日本の駅のATMコーナー「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)におけるさいしんのキャッシュカードの取扱開始について:埼玉縣信用金庫ニュースリリース(2010年(平成22年)4月9日付け)より
- ^ 朝日のカードがJR東日本のATMコーナー「ビューアルッテ」で利用可能に!:朝日信用金庫トピックスページ(2010年(平成22年)4月12日付け)より
- ^ “信用金庫の再編に関する法律など” (PDF). 大和総研 (2014年7月23日). 2016年8月21日閲覧。
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