ワスレグサ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/01 13:25 UTC 版)
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ワスレグサ | ||||||||||||||||||||||||
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ヤブカンゾウの花
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Hemerocallis fulva (L.) L. | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
ワスレグサ(忘れ草) ワスルルクサ(忘るる草) カンゾウ(萱草) | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Orange Daylily Tawny Daylily Tiger Daylily Ditch Daylily |
広義にはワスレグサ属(別名キスゲ属、ヘメロカリス属)(Hemerocallis)のことを指し、その場合は、ニッコウキスゲ(H. dumortieri var. esculenta)などゼンテイカもユウスゲ(H. Baroni var. vespertina)もワスレグサに含まれる。また長崎の男女群島に自生するトウカンゾウ(H. aurantiaca)などもワスレグサと呼ばれる。
ワスレグサ(忘れ草)は、花が一日限りで終わると考えられたため、英語ではDaylily、独語でもTaglilieとよばれる。実際には翌日または翌々日に閉花するものも多い。中国では萱草と呼ばれ、「金針」、「忘憂草」などともよばれる。ムラサキ科のワスレナグサとは無関係である。日本の地方により、カツコ、カンゾウナ、ウユリ、ノカンピョウなどの別名でもよばれる[1]。
日本には北海道から九州まで分布する[1]。野原や田のあぜ、小川のほとり、道ばたなどのやや湿り気のある場所に群生する[1][3]。葉は向かい合うようについて互生し、人の字を逆さにしたように扇形に開く[3]。花期は夏で、花茎を1メートルくらいに伸ばして、ユリに似たオレンジ色の花を咲かせる[3]。
- ^ a b c d e f g h i j 篠原準八 2008, p. 14.
- ^ a b c d 高野昭人監修 世界文化社編 2006, p. 12.
- ^ a b c d e f g h i 金田初代 2010, p. 10.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 高野昭人監修 世界文化社編 2006, p. 13.
- ^ a b c 森谷 1980, p. 573.
- ^ 家庭菜園にクワンソウを 沖縄の植物漫歩(2) - 琉球新報Style - 沖縄の毎日をちょっと楽しく新しくするウェブマガジン。
- ^ 沖縄の伝統野菜・クワンソウから生まれた快眠成分 [睡眠 All About]
- ^ クワンソウ-オキシピナタリンで快眠生活!! | クレイ沖縄
- ^ 島の恵み、島の味 その36 クワンソウ|沖縄CLIP
- ^ 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編『かしこく選ぶ・おいしく食べる 野菜まるごと事典』成美堂出版、2012年7月10日、60頁。ISBN 978-4-415-30997-2。
- ^ a b 篠原準八 2008, p. 15.
- ^ 金田初代 2010, p. 11.
- 1 ワスレグサとは
- 2 ワスレグサの概要
- 3 分類
- 4 人間とのかかわり
- 5 外見が似ている毒草
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