ハードボイルド 代表的作家と作品

ハードボイルド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/13 07:47 UTC 版)

代表的作家と作品

アメリカ合衆国

  • マイクル・アヴァロン:エド・ヌーン・シリーズ 『のっぽのドロレス』(1953年)以降、長篇33作/1970年代まで活躍
  • アンドリュー・ヴァクス:バーク・シリーズ 『フラッド』(1985年)~
  • ドン・ウィンズロウ:ニール・ケアリー・シリーズ 『ストリート・キッズ』(1991年)~
  • ドナルド・E・ウェストレイク:『やとわれた男』(1960年)、『殺し合い』(1961年)
  • ジョン・エヴァンズ(=ハワード・ブラウン):ポール・パイン・シリーズ 『血の栄光』(1946年)など長篇5作
  • ローレン・D・エスルマン:エイモス・ウォーカー・シリーズ 『シュガータウン』(1984年)など、1980年~
  • スタンリイ・エリン:『第八の地獄』(1958年)
  • スチュアート・M・カミンスキー:トビー・ピーターズ・シリーズ(1930年代のハリウッドが舞台) 『ロビンフッドに鉛の玉を』(1977年)~
  • エリック・ガルシア:恐竜探偵ヴィンセント・ルビオ・シリーズ 『さらば、愛しの鉤爪』(1999年)など
  • カート・キャノン(=エド・マクベイン):カート・キャノン・シリーズ 短篇集『酔いどれ探偵街を行く』(1958年)など
  • スー・グラフトン:キンジー・ミルホーン・シリーズ 『アリバイのA』(1982年)~
  • ジェイムズ・クラムリー:ミロ・シリーズ 『酔いどれの誇り』(1975年)~/シュグルー・シリーズ 『さらば甘き口づけ』(1978年)~
  • スティーヴン・グリーンリーフ:ジョン・タナー・シリーズ 『致命傷』(1979年)~
  • ロバート・クレイス:エルヴィス・コール・シリーズ 『モンキーズ・レインコート』(1987年)~
  • ジェームズ・M・ケイン:『郵便配達は二度ベルを鳴らす』(1934年)
  • フランク・ケイン:ジョニー・リデル・シリーズ 『弾痕』(1951年)など1947年から1967年まで長篇29作
  • ヘンリー・ケイン:ピーター・チェンバーズ・シリーズ 『マーティニと殺人と』(1947年)から1972年まで長篇27作
  • ジョー・ゴアズ:ダニエル・カーニー探偵事務所シリーズ 『死の蒸発』(1972年)~
  • ウィリアム・キャンベル・ゴールト:ジョー・ピューマ・シリーズ 『百万ドル・ガール』(1960年)など長篇8作/1950年代末から1960年代に活躍
  • マイクル・コナリー:ハリー・ボッシュ・シリーズ 『ナイト・ホークス』(1992年)~
  • マイクル・コリンズ:ダン・フォーチューン・シリーズ 『恐怖の掟』(1967年)から1992年まで長篇17作
  • マックス・アラン・コリンズ:ネイト・ヘラー・シリーズ(1930年代のシカゴが舞台) 『シカゴ探偵物語』(1983年)~
  • ロジャー・L・サイモン:モウゼズ・ワイン・シリーズ 『大いなる賭け』(1973年)~
  • マーク・ショア:レッド・ダイアモンド・シリーズ(ハードボイルド・パロディ) 『俺はレッド・ダイアモンド』(1983年)ほか2作
  • ミッキー・スピレインマイク・ハマー・シリーズ 『裁くのは俺だ』(1947年)など長篇13作
  • レイモンド・チャンドラーフィリップ・マーロウ・シリーズ 『大いなる眠り』(1939年)、『さらば愛しき女よ』(1940年)、『長いお別れ』(1953年)など長篇7作(未完除く)
  • キャロル・ジョン・デイリー:レイス・ウィリアムズ・シリーズ 史上初のハードボイルド探偵/1923年~
  • トマス・B・デューイ:シカゴのマック・シリーズ 『非情の街』(1955年)など1947年から1970年まで長篇17作/1950年代から1960年代の正統派ハードボイルド
  • ロバート・B・パーカー私立探偵スペンサー・シリーズ 『ゴッドウルフの行方』(1973年)~
  • W・R・バーネット:『リトル・シーザー』(1929年)
  • ダシール・ハメットコンチネンタル・オプ・シリーズ 『血の収穫』(1929年)/サム・スペード・シリーズ 『マルタの鷹』(1930年)
  • ブレット・ハリディ:マイケル・シェーン・シリーズ 『死の配当』(1939年)以降1950年代まで長篇29作、ほか短篇や代作多数
  • サラ・パレツキー:V・I・ウォーショースキー・シリーズ 『サマータイム・ブルース』(1982年)~
  • ジョゼフ・ハンセン:デイヴ・ブランドステッター・シリーズ 『闇に消える』(1970年)~
  • G・G・フィックリング:ハニー・ウェスト・シリーズ 『ハニー貸します』(1957年)から1972年まで長篇11作
  • A・A・フェア(=E・S・ガードナー):バーサ・クール&ドナルド・ラム・シリーズ 『屠所の羊』(1939年)から1970年まで長篇29作
  • フレドリック・ブラウン:エド&アム・ハンター・シリーズ 『シカゴ・ブルース』(1947年)から1963年まで長篇7作
  • リチャード・S・プラザー:シェル・スコット・シリーズ 『消された女』(1950年)以降、長篇30作以上/主に1950年代から1960年代に活躍
  • ローレンス・ブロック:マット・スカダー・シリーズ 『過去からの弔鐘』(1976年)~
  • ビル・プロンジーニ:名無しの探偵シリーズ 『誘拐』(1971年)~
  • スティーヴン・マーロウ:チェスター・ドラム・シリーズ 1955年から1968年まで長篇20作
  • ロス・マクドナルドリュウ・アーチャー・シリーズ 『動く標的』(1949年)、『ウィチャリー家の女』(1961)、『さむけ』(1964年)など長篇19作
  • ウィリアム・P・マッギヴァーン:『殺人のためのバッジ』(1951年)
  • ホレス・マッコイ:『彼らは廃馬を撃つ』(1935年)
  • マーシャ・マラー:シャロン・マコーン・シリーズ 『人形の夜』(1977年)~
  • ウェイド・ミラー(=ホイット・マスタースン):マックス・サーズデイ・シリーズ 『罪ある傍観者』(1947年)から1951年まで長篇6作
  • L・A・モース:『オールド・ディック』(1981年)
  • ウォルター・モズリイ:イージー・ローリンズ・シリーズ(黒人私立探偵/近過去が舞台) 『ブルー・ドレスの女』(1990年)~
  • アーサー・ライアンズ:ジェイコブ・アッシュ・シリーズ(ユダヤ人私立探偵) 『ハード・トレード』(1981年)など、1974~
  • ジョン・ラッツ:アロー・ナジャー・シリーズ 『タフガイなんて柄じゃない』(1976年)~/フレッド・カーヴァー・シリーズ 『トロピカル・ヒート』(1986年)~
  • ジョナサン・ラティマー:ビル・クレイン・シリーズ 『モルグの女』(1936年)など1930年代に長篇5作
  • マイクル・Z・リューイン:アルバート・サムスン・シリーズ 『A型の女』(1971年)~
  • デニス・ルヘイン:パトリック・ケンジー&アンジェラ・ジャナーノ・シリーズ 『スコッチに涙を託して』(1994年)~
  • エド・レイシイ:トゥセント・モーア・シリーズ(黒人私立探偵) 『ゆがめられた昨日』(1957年)、他1作
  • S・J・ローザン:リディア・チン&ビル・スミス・シリーズ 『チャイナタウン』(1994年)~

イギリス・オーストラリア

日本

先駆者(五十音順/1960年代以前のデビュー/ハードボイルド小説が専門でない作家も含む)

  • 生島治郎:『追いつめる』(1967年/直木賞受賞)ほか志田司郎シリーズ/『男たちのブルース』(1970年)
  • 大藪春彦:『野獣死すべし』(1958年)ほか 伊達邦彦シリーズ/『蘇える金狼』(1964年)など
  • 片岡義男:翻訳/『ミス・リグビーの幸福』(1985年)のアーロン・マッケルウェイ・シリーズのほか多くの短篇
  • 菊村到:『けものの眠り』(1959年)など
  • 小泉喜美子:『殺人はお好き?』(1962年/連載)/その他短篇
  • 高城高:短編集『微かなる弔鐘』(1959年)/長編『墓標なき墓場』(1962年)
  • 河野典生:『殺意という名の家畜』(1963年/日本推理作家協会賞受賞)など×田晨一シリーズ/『探偵はいま鉄板の上』(1976年)など田沢太一シリーズ
  • 小鷹信光:翻訳・解説/『探偵物語』(1979年)ほか工藤俊作シリーズ
  • 島内透:『悪との契約』(1960年)、『白いめまい』(1961年)ほか北村樟一シリーズ
  • 都筑道夫:贋作カート・キャノン『酔いどれ探偵』(1960年/発表)/西蓮寺剛シリーズ(短篇/1978年~)
  • 中田耕治:『危険な女』(1961年)、『暁のデッドライン』(1964年)など川崎隆シリーズ
  • 仁木悦子:『冷えきった街』(1971年)など三影潤シリーズ
  • 三好徹:天使シリーズ(1968年~)
  • 山下諭一:『危険な標的』(1964年)ほか曾根達也シリーズ/『俺だけの埋葬簿』(1965年)ほか殺し屋シリーズ
  • 結城昌治:『死者におくる花束はない』(1962年)ほか佐久シリーズ/『暗い落日』(1965年)ほか真木シリーズ/紺野弁護士シリーズ

後継者(五十音順/1970年代以降のデビュー/戦後生まれ)

  • 東直己:『探偵はバーにいる』(1992年)ほか ススキノ探偵シリーズ
  • 打海文三:『時には懺悔を』(1994年)
  • 逢坂剛:短篇集『クリヴィツキー症候群』(1987年)、『十字路に立つ女』(1989年)ほか岡坂神策シリーズ
  • 大沢在昌:『感傷の街角』(1982年)、『雪蛍』(1996年)など佐久間公シリーズ/『新宿鮫』(1990年)、『無間人形』(1993年/直木賞受賞)ほか新宿鮫シリーズ/『アルバイト探偵(アイ)』(1986年)ほか冴木シリーズ
  • 香納諒一:『幻の女』(1998年/日本推理作家協会賞受賞)
  • 北方謙三:『檻』(1983年)/「ブラディ・ドール」シリーズ
  • 桐野夏生:『顔に降りかかる雨』(1993年/江戸川乱歩賞受賞)ほか村野ミロ・シリーズ
  • 桑原譲太郎:『アウトローは静かに騒ぐ』(1988年)『我が標的は日本』(2002年)ほか多数
  • 志水辰夫:『飢えて狼』(1981年)
  • 真保裕一:『ボーダーライン』(1999年)
  • 関川夏央:『「名探偵」に名前はいらない』(1981年)/ほか漫画原作多数
  • 夏文彦:『さらば愛しき娘よ』(1984年)、『ロング・グッドバイ』[注 9](1993年)/『友よ来りて我を葬え』(1989年)
  • 楢山芙二夫:『冬は罠をしかける』(1981年)ほか日系米人探偵エドワード・タキ・シリーズ
  • 鳴海章:『狼の血』ほか
  • 楡周平:朝倉恭介シリーズ/川瀬雅彦シリーズ
  • 原尞:『そして夜は甦る』(1988年)、『私が殺した少女』(1989年/直木賞受賞)ほか沢崎シリーズ
  • 樋口有介:『彼女はたぶん魔法を使う』(1990年)ほか柚木草平シリーズ
  • 藤田宜永:『ボディ・ピアスの少女』(1992年)ほか竹花シリーズ
  • 藤原伊織:『テロリストのパラソル』(1995年/江戸川乱歩賞、直木賞受賞)
  • 矢作俊彦:『リンゴォ・キッドの休日』(1978年)、『The Wrong Goodbye ロング・グッドバイ』(2004年)ほか二村永爾シリーズ

ハードボイルド小説の執筆経験がある作家(五十音順)


注釈

  1. ^ ハードカバーで刊行された小説のリプリントではなく、ペーパーバックのために書き下ろされたオリジナル作品。詳しくは英語版参照。
  2. ^ 朝日新聞の元担当記者で山本周五郎研究の第一人者として知られる木村久邇典が『幻影城』1975年9月号「特集 山本周五郎探偵小説集」に寄稿した「山本周五郎のミステリー」によれば、山本周五郎は「失恋第五番」からはじめて「失恋第十番」まで書き継ぐ予定だったという。また作風について「早いテンポで、現在形のセンテンスを積み重ねるハードボイルドふうの文体であって、当時の文壇には類例をみないものだった」とした上で「後日のアクション小説の先駆的な意義をもっていたという意味でも、こんにち再評価されてしかるべき作品、といえるのではあるまいか」としている。
  3. ^ 島田一男は「茹で過ぎ卵」(『別冊宝石』11号)と題した小論も書いており、一般的な探偵小説とハードボイルドを比較しつつ「いわゆる本格探偵小説の根底をなす謎と理論の展開は、ハードボイルドに於ては、それほど重要視されていない。むしろ本格探偵小説が、数百頁に亙つてこつ/\と理論を積み上げて行くのを、ハードボイルドでは、描写の生々しさと、映画的な場面の面白さで、一ッ気に押し切ろうとしている。その点で、これは探偵小説の本流ではないかもしれぬが、やはり探偵小説以外のなにものでもないのである」と結論付けている。ハードボイルドを論じた文章としてはこれが最初期のものとなる。
  4. ^ 1950年8月号には「現代仁侠小説 愛慾の弾痕」、1951年4月号には「急襲東京麻薬街」、7月号には「仁俠愛慾小説 悲恋拳銃無宿」が掲載されている。
  5. ^ ただし「俺が法律だ」の主人公は各務赳夫という私立探偵で、私立探偵を主人公としたハードボイルド小説としては日本最初期の作品となる。また『地獄の神々』(『内外タイムス』1956年3月〜5月連載。1957年、東方社より刊行)は東京湾に停泊する賭博船に主人公(帝都新聞のカメラマン・槇健策)が単身、潜入するというレイモンド・チャンドラーの『さらば愛しき女よ』ばりのエピソードも盛り込まれた活劇で、書籍化されたものとしてはこれがわが国ハードボイルドの第1号と見なすこともできる。
  6. ^ 河出文庫版『仙台ミステリー傑作選』に収録以降は「X橋付近」の表記が用いられている。
  7. ^ 生島は『浪漫疾風録』でこの小説について「鷹と呼ばれる敏腕刑事がしじゅう鈴の音を気にしているというストーリイ」としているものの、実際に書かれた小説では鷹と呼ばれる刑事は主人公ではなく、しかも他の登場人物の話の中に登場するだけで、物語後半で謎の自殺を遂げる。また内容も満蒙開拓義勇軍を題材とした社会派ミステリとなっており、当初のハードボイルドを志向したものから大幅に改変されたことがうかがえる。
  8. ^ 『マンハント』日本語版創刊号(1958年8月号)の帯には「眠狂四郎や机竜之助の現代版はこれだ!!」と記されるとともに「創刊のことば」ではハードボイルドについて説明する中で「だいいち、昨今ヤンヤともてはやされた眠狂四郎、古くは丹下左膳E・T・C・すべてこれハードボイルドの主人公ではありませんか」とされていた。
  9. ^ 井家上隆幸によれば、生前、出版を望みながら「ハードボイルド・エンターテインメントではなく純文学的で地味だと複数の出版社でお蔵入りになっていた小説」[15]で、死後、友人たちの手によって刊行された。『さらば愛しき娘よ』に登場した『週刊ニュース』の記者・黒木徹郎を主人公とするシリーズ第2作。
  10. ^ 同様の傾向の作品としては女好きの新聞記者を主人公とする『ろくでなしはろくでなし』(1974年)がある。一方で藤原は和製フィルム・ノワールの傑作として名高い『ある殺し屋』の原作となった「前夜」(『オール読物』1965年11月号)のような正真正銘のハードボイルド・タッチの作品も書いている。
  11. ^ ミッキー・スピレインの小説と同じタイトルが使われているものの、内容は無関係で、興信所の青年所長・志津野一平を主人公とするオリジナル作品。
  12. ^ いわゆる「東宝ニューアクション」の幕開けを告げる作品。これ以降、1974年の『野獣死すべし 復讐のメカニック』まで十数本のハードボイルド・アクション映画が東宝という保守的な企業風土で狂い咲きのように咲き誇った。磯田勉はこれらの作品群を評して「ひたすらスタイリッシュなハードボイルドを目ざした作品群は、どこまで外国映画に接近できるかという挑戦であり、それはやくざ映画やピンク映画がまとう湿度が覆う以前の日本映画のモダニズムを再編成する試みだったかもしれない。それはある意味、ディレッタントの作り手の夢の産物だった」[18]と述べている。
  13. ^ 1974年、北冬書房より『北冬劇画叢書 風狂えれじい』として単行本化。
  14. ^ 1973年、北冬書房より『北冬劇画叢書 死風街』として単行本化。
  15. ^ 1986年、グリーンアロー出版社より『銀狼に孤独をみた』(全4巻)として単行本化。

出典

  1. ^ ハードボイルドって本当は何なの?”. 木村仁良. 2020年10月7日閲覧。
  2. ^ レクラン・フランセL'Écran Français)』1946年8月号。詳しくは英語版参照。
  3. ^ 小鷹信光著『私のハードボイルド:固茹で玉子の戦後史』研究編「レポート2 文芸用語としての「ハードボイルド」の発生と推移」
  4. ^ 鏡明『ずっとこの雑誌のことを書こうと思っていた。』フリースタイル、2019年7月、303頁。 
  5. ^ 連載「推理作家が出来るまで」第103回(『ミステリマガジン』1984年11月号)
  6. ^ 「ネオ・ハードボイルド」の台頭(小鷹信光:第3回)
  7. ^ 木村久邇典縄田一男「特別対談 山本周五郎・人と作品――いつも、どう生きどう死ぬかを問いかけていた」(『歴史読本』編『山本周五郎を読む』)参照。
  8. ^ 『推理小説集』 1巻、鱒書房〈軽文学新書〉、1955年7月、104頁。 
  9. ^ 大坪砂男 著、日下三蔵 編『大坪砂男全集』 3巻、東京創元社〈創元推理文庫〉、2013年5月、編者解題。 
  10. ^ 荒蝦夷版『X橋付近』巻末「解説 原石の輝き」参照。
  11. ^ 荒蝦夷版『X橋付近』巻末「〈一期有限〉ということ」参照。
  12. ^ 生島治郎『浪漫疾風録』中央公論社〈中公文庫〉、2020年5月、262-267頁。 
  13. ^ 2013年 第66回 日本推理作家協会賞|日本推理作家協会
  14. ^ 『生島治郎の誘導訊問 眠れる意識を狙撃せよ』双葉社、1974年、42-43ページ
  15. ^ 井家上隆幸『本の話 何でもあり屋』リブリオ出版、1995年7月、夭折した作家夏文彦のハードボイルド小説『ロング・グッドバイ』は隠れたすぐれものである。 
  16. ^ [1] 2022年11月2日閲覧
  17. ^ 狼の挽歌 2022年10月28日閲覧
  18. ^ 磯田勉「硬質な文体が刻むハードボイルドの世界――東宝ニューアクションの脚本家たち」『映画秘宝』、洋泉社、2011年5月、79頁。 





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