ハッスル (プロレス)
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タイトル
団体所属或いはフリーの選手有志が中立の主催者の下で試合を行うイベントという性質から、当初は自前の認定王座を設けていなかったが、「ハッスル8」(2004年3月、両国国技館)より「ハッスル・ハードコア・ヒーロー(HHH)」が制定され、田中将斗が初代王者に就いている。そのハードコア戦は凶器攻撃であらゆる持ち物が持ち込み可能なため、田中将斗は白い粉が入った白いギター、黒田哲広は自転車を持ち込み、金村キンタローはパイプ椅子か竹刀を持参したりして暴れている(田中のギターは一回殴打し白い粉が出てしまえばギターが破壊され終わりであるが、その1回限りの利用を相手に使われてしまうことも度々ある)。
- HHH王座
- 「HHH」は「ハッスル・ハードコア・ヒーロー」の略。
- ハッスルスーパータッグ王座
- 天龍源一郎&安田忠夫
- 坂田亘&崔領二
- Erica&マーガレット
- ババレイ・ダッドリー&ディーボン・ダッドリー
参戦選手
2005年11月3日に横浜アリーナで行われた「ハッスル・マニア2005」は、狂言師の和泉元彌、タレントのレイザーラモンHGの参戦が話題を呼び(HGは学生プロレスの経験があった)、連日ワイドショーなどで報道されて一気にブレイクし、満員の観衆を集めた。また、2006年6月18日にさいたまスーパーアリーナで行われた「ハッスル・エイド2006」では芸能界で最強の主婦と言われているカイヤが参戦したが、翌日のワイドショーなどには報道されなかった。同年11月23日に行われた「ハッスル・マニア2006」には眞鍋かをりの後輩である海川ひとみが参戦した。
橋本真也は「ハッスル4」(2004年7月、横浜アリーナ)を最後に肩の手術のため長期欠場に入ったが、2005年7月に急逝している。小川直也もまた、2007年にハッスルを高田総統に売却した後、主だった成績を上げることなく、旅に出る(かつての師匠であるアントニオ猪木の新団体「IGF」に参戦するため)と称してハッスルの舞台から去っている。
「ハッスル・ハウス クリスマススペシャル」(2004年12月、後楽園ホール)にはアリシンZこと浜田文子とHikaruが女子選手として初出場。以後、Ericaことアジャコングを始め女子選手の参加も徐々に増えていたが、のちに縮小した。 2007年になるとケロロ軍曹が地球(地球外の全宇宙人の呼称はペコポン)侵略の一環としてハッスルに参戦、スコット・ノートンらと戦っているが、S・ノートンに無残に子供たちの目の前で圧殺されるなど、奇想天外なストーリーが展開された。その際、実際にテレビの声の出演ケロロ軍曹(渡辺久美子)、タママ二等兵(小桜エツ子)、ギロロ伍長(中田譲治)が会場入りしアテレコを行っている。
ご当地モンスター
地方開催に合わせて高田総統が発掘した「ご当地モンスター」も登場するのがハッスルの名物である。過去には北海道「マリモブラザーズ(マリオブラザーズ)」、青森「りんごブラザーズ、恐・イタコ(恐山のイタコ、名前は京唄子の洒落)」、仙台「仙台市・ロー(仙台四郎)」、新潟「イナゴライダー(稲作の大敵イナゴおよび175Rのもじり」、静岡「ザ・モンスターT(茶=Teaの「T」から)」、名古屋「ひつま武士&モンスターコメ兵(名古屋料理と当地中古品販売店)、アリマキネン・ミヤキネン・ヤスダキネン(有馬記念・高松宮記念・安田記念)」、大阪「KIDATA・ロー(浪速のモーツァルトことキダ・タローから)」、横浜「鬼妖拳(横浜のシューマイ崎陽軒)」、福岡「ミン・タイ・スー(明太子の中国語読み)」といったモンスターがハッスル軍と激闘を繰り広げた。
- ^ ハッスル公式サイト「ハッスル×KYORAKU 強力タッグを結成!『KYORAKU Presents ハッスル』誕生」2005年10月11日
- ^ All About「ハッスル山口日昇新社長に聞く(下)1 / 5」2007年6月24日
- ^ All About「ハッスル山口日昇新社長に聞く(下)2 / 5」2007年6月24日
- ^ ハッスル消滅危機…年内4大会急きょ中止 デイリースポーツonline 2009年10月28日
- ^ ハッスルどライヴ
- ^ ハッスルジハード公式サイト
- ^ ハッスルが事実上消滅…わずか6年で終止符 デイリースポーツonline 2009年12月9日
- ^ “ハッスルが分裂、新団体スマッシュを設立 元オリックス古木が総合格闘家デビューを目指す”. スポーツナビ. (2009年12月8日) 2011年2月8日閲覧。
- ^ “移籍リスト”から天龍、川田もれる デイリースポーツ 2009年12月8日
- ^ ハッスル、事務所兼道場を閉鎖 デイリースポーツ 2009年12月23日
- ^ 「俺はこれからもハッスルするぞ!」坂田亘、たったひとりでハッスル再始動を表明!! - ハッスル通信・2010年2月12日
- ^ 坂田たった1人でハッスル復帰宣言 - デイリースポーツonline・2010年2月12日
- ^ ついに坂田がハッスルの再始動を正式に表明!! 「ボクの全人生と全人格を懸けて臨みます」4・30『坂田“ハッスル”亘〜審判の日〜』の開催を発表!! - ハッスル通信・2010年3月26日
- ^ ハッスル、4月30日に半年ぶりの興行 - デイリースポーツonline・2010年3月26日
- ^ 坂田が靖国神社でハッスル再始動をPR!さらに越中の4・30後楽園大会参戦が決定! - ハッスル通信・2010年4月11日
- ^ 坂田再ハッスル、靖国神社でアピール - デイリースポーツonline・2010年4月11日
- ^ 4・30『坂田“ハッスル”亘〜審判の日〜』坂田“ハッスル”亘、山口日昇代表の一夜明けコメント - ハッスル通信・2010年5月1日
- ^ 坂田またも裏切られた!? ハッスル興行戦争が勃発 9月新宿で火花! 中村カントク新イベント旗揚げ - スポーツナビ・2010年6月9日
- ^ 『ハッスルMAN'Sワールド』がついに始動!新組織の代表には坂田“ハッスル”亘が就任!! - ハッスル通信・2010年7月21日
- ^ 坂田が離脱…「ハッスル」消滅の危機 - スポーツニッポン 2011年3月27日
- ^ 「オレがハッスル離脱なんて誰が言い出したんや!!」 - Twitter 坂田本人のツイート 2011年3月28日
- ^ 山口&坂田のトップ2が不在の緊急事態!ジェットは「ハッスルMAN'Sワールド5」を強行!!
- ^ livedoor Sports 江頭2:50、ハッスル参戦で「テポドン打ち込む」 2006年7月20日
- ^ 村松健至「GyaO、和泉元彌やHG参戦のハッスル・マニア2005全試合をノーカット配信」BroadBand Watch 2005年11月16日
- ^ スポーツナビ「ハッスル地上波レギュラー番組タイトルは「どハッスル!!」10月6日スタート」2007年9月14日
- ^ http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/headlines/wrestling/20071105-00000016-spnavi-fight.html
- ^ スポーツナビ ケッパレ1試合速報結果 2004年9月26日
- ^ 天龍さんが語る“気晴らし” 相撲時代は兄弟子に勝つこと、プロレス時代は馬場さんやジャンボの悪口で気分爽快(4/5ページ) AERAdot. 2022/06/26 07:00 (2022年7月3日閲覧)
- ^ Zakzak 地上波復活目論む…ハッスル、PRIDEから分離独立 2007年1月26日
- ^ ハッスルがDSEから独立、高田総統が買収を発表 スポーツナビ 2007年2月1日
- ^ ハッスル営業権を「ハッスルエンターテインメント」へ譲渡 BoutReview 2007年4月24日
- ^ 『金子ナンペイ公式サイト・ナンペイ魂』お仕事・イベントその他
- ^ ハッスル公式サイト “第2のインリン様オーディション”に衝撃的結末!高田総統の重大発表とは、なんと“合格者なし”だった!! 2008年12月25日
- ^ 明治製菓 プレスリリース 2004年11月18日
- ^ スポーツナビ「高田モンスター軍に「アマゾネス軍」が加入 デビューはクリスマスハッスル」2004年11月24日
- ^ ハッスル公式サイト「ハッスルドリンク新バージョン発売! インリン様、改めて川田にM字ビターンマッチを要求!」2005年6月6日
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