トランクス (ドラゴンボール)
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ゲーム
ゲームでの初登場はファミリーコンピュータ用RPG『ドラゴンボールZIII 烈戦人造人間』。プレイヤーが操作できないオート操作のキャラクターだったが、次回作の『ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画』より任意で操作可能となった。同作では誘拐されたブルマと赤子のトランクスを奪回するストーリーや、足を怪我した少女に仙豆を与えるサブイベントが用意されている。
格闘ゲームでの初登場は『ドラゴンボールZ 超武闘伝』より。『超武闘伝3』にて現代のトランクスが初登場し、『超武闘伝2』まで登場している未来トランクスは区別を付けるために「TRUNKS」と英語表記されることが多くなる。
『ドラゴンボール FINAL BOUT』では『GT』の成長したトランクス、超トランクス、TRUNKSと3人のトランクスが登場した。
『ドラゴンボールZ 真武道会2』では、未来世界の魔導師バビディ一味と対峙するが、彼らの圧倒的な戦力には太刀打ちできず、本編の時間軸の悟空たちに助力を請うこととなった。本作では未来世界の悟飯について「戦い方だけでなく、命の大切さも教わった」と語っている。
『ドラゴンボールヒーローズ』では、メインキャラクターの1人として第1弾PVから登場している。また、同ゲーム第3弾にて超サイヤ人3に覚醒した姿が公開された。さらにGM9弾でも未来:トランクスも超サイヤ人3となっている。『ドラゴンボールヒーローズ アルティメットミッションX』では悟天:ゼノとの会話があり、現代のトランクスと違い、彼を「悟天さん」と呼び、悟天はトランクス:ゼノを「トランクス君」と呼んでおり、彼曰く自分の世界のトランクスより真面目だが怒っている顔は同じとのこと。
オンラインMMORPG『ドラゴンボールオンライン』や、その設定を基に製作された家庭用ゲーム『ドラゴンボール ゼノバース』シリーズでは、セルとの闘いの後、タイムパトロールとして働く未来の青年トランクス[46]が主要人物として登場する。
『ドラゴンボールZ カカロット』では未来トランクスはプレイアブルキャラクターの1人として、現代のトランクスはサポートキャラクターとして登場。未来トランクスは本編では「戦慄の人造人間編」のみ使用可能だが、ゲームクリア後にはブルマが開発したタイムマシンで現代に呼び出されて再び使用可能になる[注 26]。サブストーリーでは人造人間であることに気付かずハッチャン(人造人間8号)と出会うイベントや、魔人ブウ打倒後の世界で現代の17号と再会するイベントなどがある。また、父ベジータの過去(地球襲撃当時)について聞かされてショックを受ける一幕もあった。DLCの追加シナリオ「-TRUNKS- 希望の戦士」では主人公となり、悟空が心臓病で死亡した時間軸におけるトランクスの軌跡が全3話構成で描かれる。第1話は悟飯との修行に励んでいた少年期で、悟飯が戦死するまで。第2話は過去に旅立ち、元の時代に戻って人造人間とセルを倒すまで。第3話は未来世界において界王神と共にバビディとダーブラを倒し、魔人ブウ復活を阻止するまでとなっている。第3話では超サイヤ人2への覚醒を果たし、以降は本編でも変身可能になる。
注釈
- ^ 『DRAGON BALL 超エキサイティングガイド キャラクター編』では、ブルマは研究に忙しく、料理をするヒマもなかったと解説されている[13]。
- ^ 当初は、2人のことを指して人造人間19号と20号と呼んでいた。悟飯の死の直前から過去へ向かうまでを取り上げたアナザーストーリー『TRUNKS THE STORY -たったひとりの戦士-』および、アニメでのオリジナルシーンを加えたテレビスペシャル『ドラゴンボールZ 絶望への反抗!!残された超戦士・悟飯とトランクス』、セルゲーム後に未来に帰還した際には未来世界の彼らも過去世界に合わせて17号と18号とされているが、これについては作劇方針の変容によるものである。
- ^ アニメでは、亀仙人とウーロン、プーアル、チチと牛魔王が生存している。加えて『超』ではヤジロベーも生存していたことが新たに判明している。
- ^ フリーザ親子に対して「僕は孫悟空さんのように甘くはない」と発言している。
- ^ ゲームボーイアドバンス専用ゲーム『ドラゴンボールZ 舞空闘劇』のセルのIFストーリーでは緊急停止装置を用いて、破壊したと設定されている。対峙したセルにも使用したが、停止装置がないため通用しなかった。
- ^ 原作ではセルの説明のみで語られ、どのように殺されたかは描かれなかったが、アニメ版では通常状態のまま剣を持って、セルに挑んだが尻尾で首を絞められて絞殺された[16]。
- ^ この際の戦いでは、セルゲーム終了まで着ていた戦闘服を再度着用していた。
- ^ 悟空とベジータが考えていたのはパワーも上がるが一番は身体に負担がかからずスタミナを重視する変身。
- ^ 数え年では18歳だが、作中で初登場したエイジ763の時点で満年齢は17歳だった。
- ^ 聴覚の良いピッコロからも密かに聴かれ、トランクスの存在を消さないよう人造人間のことに関してはピッコロの口より説明された。
- ^ 原作では即死だったが、アニメでは虫の息になり多少生き長らえるも大量に吐血して絶命している。
- ^ 未来の人造人間を撃破した際には短髪だったが、本作ではセルゲームの時と同様長髪である。
- ^ 漫画版では「あなた(少年トランクス)と同じ髪の色をした若い男の人」。
- ^ 劇場版『神と神』のために鳥山明が描いた設定画やポスターでは、少年トランクスやブルマも青い髪で描かれていたが、『神と神』本編では『Z』の頃と同じ配色に訂正されていた。
- ^ この一連のエピソードは『ドラゴンボールZ カカロット』のDLC「-TRUNKS- 希望の戦士」でも収録されている。
- ^ a b c 原作、アニメでセルを葬った技は上空に放つ技。対して、ゲームオリジナル技のフィニッシュバスターは真上で作った光弾を真横に放つ技である。フィニッシュバスターの初出は『ドラゴンボールZ 超武闘伝』。『ドラゴンボールZ 伝説の超戦士たち』でも真横に技を放つが、ゲーム内の技リストでフィニッシュバスターを選択すると「みらいのせかいでセルをたおした スーパーサイヤ人だからできるわざ」と説明が表示される。さらに『ドラゴンボールZ 舞空烈戦』でのフィニッシュバスターは上空に技を放つ。ただし前述の『超武闘伝』が発売されたのが1993年3月20日。原作『ドラゴンボール』でセルを葬った技を使う回「未来に平和を…」が掲載されたのが、『週刊少年ジャンプ』1993年21・22合併号/5月10日・17日特大号(1993年4月27日発売)であり、セルを葬る技より先にゲームのフィニッシュバスターが登場している。また、攻略本『ドラゴンボールZ超武闘伝 スーパーファミコン奥義大全書』42頁(トランクスの頁)ではフィニッシュバスターのゲーム写真と一緒に、コミックス32巻116頁の「セルが18号を吸収して完全体になることを協力するベジータに放った技」のイラストが使用されている。ゲームオリジナルかセルを葬った技かベジータに放った技か詳細は不明。
- ^ 両親だけでなく祖父母(ブリーフ博士と夫人)も健在である。
- ^ 悟天によれば世界一のお金持ち。
- ^ 『オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち』ではベジータとブルマがどっち似たのかで夫婦喧嘩する場面があった。
- ^ 悟空のことを魔人ブウ編までは「おじさん」、「悟天のパパ」と呼んでいたが、成長後は「悟空さん」と呼び敬語を使っていた。
- ^ 悟天との闘いで実力差を知ったサタンに八百長目的で軽くパンチをするように頼まれたが加減しきれなかったことでサタンを吹っ飛ばしてしまう。
- ^ 最初は指輪にしようとしたが、値段の高さと小ささから断念し、化粧水にした。
- ^ 魔人ブウ編で、ベジータの顔面に一撃を入れることができたら遊園地に連れて行ってくれると約束してくれたのを果たしてもらった形になった。
- ^ 落ち込んでいる青年トランクスに叱咤激励する場面がある。その一方で未来(青年トランクスの世界)へ向かったベジータとブルマや悟空たちが青年トランクス以外を残して戻ってきた際には、青年トランクスを真っ先に心配していた。
- ^ ゲーム『FINAL BOUT』のオープニングには登場する。
- ^ 原作と違って悟空とベジータの超サイヤ人ゴッド覚醒にも協力している。
出典
- ^ 月刊ニュータイプ「鶴ひろみ」『キャラクターボイスコレクション 女性編 1』、角川書店、1994年12月25日、100頁、ISBN 4-04-852522-0。
- ^ a b 大全集7巻 1996, pp. 122, 「DBキャラ秘密の話」
- ^ FOREVER 2004, pp. 149, 「鳥山明WITHDRAGON BALL」
- ^ 後藤広喜(編)「DBキャラクター人気投票結果大発表」『週刊少年ジャンプ』1993年12号、集英社、1993年3月8日、12-13頁、雑誌29932-3/8。
- ^ 堀江信彦(編)「祝! みんなのおかげで10周年! 連載500回突破記念 ドラゴンボール人気キャラ投票結果発表!」『週刊少年ジャンプ』1995年5・6号、集英社、1995年1月23日、38頁、雑誌29934-1/23。
- ^ a b 鈴木晴彦編「天下一声優陣 其之二 トランクス役 草尾毅」『テレビアニメ完全ガイド「DRAGON BALL」天下一伝説』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2004年7月7日、ISBN 4-08-873705-9、154頁。
- ^ 大全集5巻 1995, pp. 208, 「鳥山明的超会見」
- ^ 草尾毅「第二章●キャラクターズ トランクス」『EGO』株式会社オプトコミュニケーションズ、1994年11月10日、ISBN 4-07-215806-2、81頁。
- ^ 伊能昭夫編「ぶいあに「ドラゴンボール超」 草尾’MEMORY 3」『Vジャンプ』2016年8月号、集英社、平成28年(2016年)6月21日発売、雑誌 11323-08、351頁。
- ^ 大全集4巻 1995, pp. 39, 「鳥山明が選ぶ究極のベスト 種族のまき」
- ^ 武田実紀男(編)「ドラゴンボールZ キャスト・メインスタッフ6人にききました-トランクスってこんな男の子!?-」『アニメージュ』1992年6月号、徳間書店、1992年6月10日、113頁、雑誌01577-6。
- ^ a b 超EGC 2009, pp. 15, 「第1章 キャラクターコレクション Heroes collection 5 トランクス」
- ^ 超EGC 2009, pp. 14, 「第1章 キャラクターコレクション Heroes collection 5 トランクス」
- ^ アニメ『ドラゴンボールZ』119話
- ^ 荒川進(編)「「ドラゴンボールZ」 新春特別企画 DRAGON BALL Z -集え超戦士たち」『アニメージュ』1993年2月号、徳間書店、1993年2月10日、5頁、雑誌01577-2。
- ^ アニメ『ドラゴンボールZ』144話
- ^ アニメ『ドラゴンボールZ』163話
- ^ トランクスが未来へ帰還したのはセルとの戦いで、悟空の死亡直後であったため。
- ^ 鳥山明、とよたろう「其之十五 HOPE!!再び」『DRAGON BALL超 第2巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2016年12月2日、ISBN 978-4-08-880867-3、206頁。
- ^ トランクス役草尾毅さんインタビュー記事到着! | ドラゴンボール超 東映アニメーション
- ^ a b ファミリーコンピュータソフト『ドラゴンボールZIII 烈戦人造人間』
- ^ a b 「ドラゴンボールZ 超武闘伝」シリーズ
- ^ a b アーケードゲーム『ドラゴンボールZ V.R.V.S.』
- ^ a b c ゲームボーイアドバンスソフト『ドラゴンボールZ 舞空闘劇』
- ^ a b ニンテンドーDSソフト『ドラゴンボールZ 舞空烈戦』
- ^ a b c PS2ソフト『超ドラゴンボールZ』
- ^ a b ニンテンドーDSソフト『ジャンプアルティメットスターズ』
- ^ 大全集2巻 1995, pp. 213, 「エスカレートする必殺技 その9 人造人間編」
- ^ a b c d PS2ソフト『ドラゴンボールZ』シリーズ
- ^ PlayStation 4、Xbox Oneソフト『ドラゴンボール ファイターズ』
- ^ a b c ファミリーコンピュータソフト『ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画』
- ^ PS2ソフト『Sparking! NEO』
- ^ a b c Xbox 360ソフト『ドラゴンボール レイジングブラスト』
- ^ PlayStation 4、Xbox ONE、Windowsソフト『JUMP FORCE』
- ^ a b PlayStation・セガサターンソフト『ドラゴンボールZ 偉大なるドラゴンボール伝説』
- ^ a b Xbox 360ソフト『ドラゴンボールZ バーストリミット』
- ^ ゲームボーイカラーソフト『ドラゴンボールZ 伝説の超戦士たち』
- ^ a b 「SETTING ART BOOK」『ドラゴンボール超 Blu-ray BOX6 特別ブックレット』ハピネット、2017年4月4日、5頁。
- ^ 『ドラゴンボール超』驚異のビッグサイズでトランクスの究極奥義「ファイナルホープスラッシュ」を再現!!
- ^ a b 超EGC 2009, pp. 16, 「第1章 キャラクターコレクション Heroes collection Heroes collection 6 トランクス(幼少期)」
- ^ 大全集7巻 1996, pp. 67, 「第3章 キャラクター事典」
- ^ 「DRAGON BALL年代記」『鳥山明 The world of DRAGON BALL パンフレット』東映、6-9頁。
- ^ 「DRAGON BALL Q 前川淳ストーリーQ&A」『ドラゴンボールGT DVD-BOX特製ブックレットDragonbook』、56-59頁。
- ^ a b GT パーフェクトファイル 1997, pp. 41, 「GTシークレット ウラ話Q&A編」
- ^ G-STAR2009『ドラゴンボールオンライン』公式パンフレット
- ^ 「NTL高宮孝治氏、『ドラゴンボールオンライン』の開発構想を初披露 有名版権タイトルをゲーム化するための要諦は"原作への愛情"」GAME Watch、2009年11月29日。
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