ディシディア ファイナルファンタジー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/15 09:04 UTC 版)
ジャンルと名称
元々のシリーズがRPGであることからARPGと対戦アクションゲームを足したイメージで開発されており、キャラクターの成長要素に比重が置かれているところが通常の対戦ゲームと異なる点である[18][19]。RPGである従来シリーズとは一線を画した作品であり[20]、そうした点を強調する意味も込めてジャンル名には「プログレッシブアクション」という名称が用いられた[21]。
タイトルに付けられた「ディシディア」とは、ラテン語やギリシア語で「異説」などを意味する中性名詞dissidiumの複数(主格/対格)形である[注 1]。その名が示すとおり、世界観(設定)は本作独自のものとなっており[19]、舞台は本作のオリジナルキャラクターである調和の神「コスモス」と混沌の神「カオス」が、幾千年も争い続けてきた世界となっている。
ゲーム内容
戦闘部分は「キングダム ハーツ シリーズ」(以下『KH』)の発展型であり[18]、ボタン操作1つで壁や柱を自在に駆け上がることができ、3Dを生かした360度の空間を使った空中アクションが可能となる[22]。コスモス陣営に属するプレイヤーキャラクターには、思い入れのあるファンも多いため「好きなのに扱えない」といったことが起きないように操作を比較的容易に設定しており、反対にカオス陣営はコスモス陣営以上に強い個性をつけており、「玄人好み」のクセの強い操作性のキャラクターが多い[23]。各キャラクターは戦闘で経験値を稼ぎ、レベルが上がるごとに成長し、レベル100まで育てることができる。さらに装備やアビリティを変更することにより、各キャラクターの能力値や特性をカスタマイズすることができる。
本作のメインモードとなるストーリーモードも通常の対戦ゲームと異なり、物語性の強いものとなっている。ストーリーモードでは、コスモス側のキャラクターごとに別々のシナリオが用意され、訪れる場所や出会う仲間や敵、難易度なども異なる。ステージは神が登場人物を動かす「神目線」のイメージで開発されており[24]、チェスの盤面のようにマスで区切られたフィールドを基盤とする。盤上には宝箱やポーションなどが配置されており、キャラクターによって盤面のデザインや構成も異なる。移動は自身のキャラクターの形を模した駒を進める形式で行い、敵の駒と隣接するとエンカウントで戦闘、ボスの駒などが待つ目的地まで到達するとステージクリアとなる。なおカオス側にはストーリーモードはないが、コスモス側のストーリー中でその動向が語られている。真のエンディングに到達するには、全キャラクターのシナリオをクリアする必要がある[24]。
開発元が意図した本作のターゲット層は「FFシリーズのファン」および「対戦アクションファン」であり、試算した平均プレイ時間は、ストーリークリアまでが40時間、やり込み要素を加えると100時間以上である[25]。ゲームをクリアすると、隠しキャラクターが登場する2つのシナリオと、最高難易度のシナリオ「INWARD CHAOS」が新たに使用できるようになる。また「デュエルコロシアム」「レポート」と呼ばれる2つの機能が開放される。デュエルコロシアムとは、ストーリーモード、クイックバトル、通信モードに続く、本作の4つめのモードであり、カードゲームの形式で場に出されたカードを選択し、カードに描かれた敵と次々に対戦していく。レポートは、BGMなどを聴くことができる「ミュージアム」の中に出現するテキストデータである。「コスモスレポート」「カオスレポート」の2種類から成り、それぞれ10種類、合計20種類のレポートで構成される。
その他、本作では対戦の経過をメモリースティックに録画し、さらにその映像を編集することができる。編集ではカメラアングルなども詳細に設定でき、通常戦闘では見られないような角度での再生も可能である[26]。
戦闘システム
戦闘は1対1の対戦形式であり、攻撃によって相手のHPをゼロにした時点で勝利となる。戦闘ではシンプルなボタン操作で様々な攻撃技を容易に発動でき[27]、技の種類はHPにダメージを与える「HP攻撃」と、ブレイブポイントを奪い取る「ブレイブ攻撃」の2つに大別される。ブレイブポイントとは「攻撃の威力」を現す値であり、本作の戦闘で重要な役割を果たす。これは固定値ではなく「ブレイブ攻撃」のヒットによって増減し、「HP攻撃」を当てることによって溜めたポイントを全て消費して、その分のダメージを敵のHPに与えることができる。敵のブレイブポイントを0以下にすると相手はBREAK(ブレイク)状態となり、バトルマップにプールされたブレイブポイント(マップブレイブ)が自キャラクターにボーナス加算され、攻撃力が著しく上昇する[注 2]。このためBREAK状態からのHP攻撃は相手に大ダメージを与えることが可能であり、ブレイブポイントの奪い合いが勝敗の決め手となる。ブレイブポイントを上手に活用することで、レベルの低いキャラクターが、高いキャラクターに勝利することも可能となる[28]。
敵を攻撃すると得られる「EXフォース」と、戦闘ステージに現れる「EXコア」を集めることで、「EXゲージ」と呼ばれる値が溜まっていく。このEXゲージが満たされると「EXモード」が発動可能になり、発動することでキャラクターごとに固有の変身やクラスチェンジなどを行う。変身中は体力が少しずつ回復するほか、能力値の上昇など各キャラクターごとに設定された様々なプラス効果を得られ、外見の印象も大幅に変化する。またEXモード中にHP攻撃をヒットさせると画面上にコマンドが表示され、それを入力することにより強力な超必殺技である「EXバースト」が発動する。EXバーストは各キャラクターごとに固有の技が用意され、原作で馴染みのある特徴的なものが多い[29]。また、「EXバースト」が成功すると同時に「EXモード」は解除される。
1キャラにつき1種類のみ装備できる「召喚石」を使用することで、召喚獣を1戦闘につき原則1度のみ召喚できる。使用方法は召喚獣によって、条件を満たしたときに自動的に発動か手動での二通りがあり、効果は各召喚獣によって違うが、基本的にブレイブポイントに作用し、HPに直接打撃を与えるような効果はない。50種類以上の召喚獣が登場する。
戦闘はストーリーに沿って敵と戦っていく「ストーリーモード」の他に、戦闘のみを行う「クイックバトル」、通信対戦が可能な「通信モード」などでも行える。クイックバトルなどで育てたキャラクターのレベルは、ストーリーモードでも引き継がれる[13]。シリーズファンの主体がアクションに不慣れなRPGユーザーであることも考慮し、RPGのように「たたかう」などのコマンドを選ぶだけでオートで戦闘がなされる「コマンドバトル」の機能も盛り込まれている[30]。
カスタマイズ要素
攻撃アビリティ | |
---|---|
HPやブレイブへの攻撃を行うコマンド。 | |
基本アビリティ | |
キャラクターの能力をアップさせるアビリティ。次の3つに大別される。 | |
アクション | 各種のアクションや移動能力の強化などを行う |
サポート | いくつかの行動の入力を自動化したりすることができる |
エキストラ | 特定条件下での能力アップや装備可能アイテムの追加など |
レベル制を採用し、キャラクターを育てるRPG的要素に重点が置かれた本作では、様々なカスタマイズ要素が用意されている。装備品は4種類(武器・手防具・頭防具・体防具)のアイテムと、最高10個まで装備可能なアクセサリに分類される。この他、基本的に1戦につき1回だけ使用可能な召喚石も装備できる。また、攻撃や各種サポート、移動能力のアップなどを提供するアビリティの付け替えも行える。アビリティの装備にはキャパシティポイント(以下CP)と呼ばれるパラメーターが必要となる。アビリティはレベルが上がると覚え、装備したアビリティには戦闘で得られるアビリティポイント(以下AP)が蓄積される。APが一定量に達するとそのアビリティを「マスター」し装備に必要なCPが軽減される他、マスターしたアビリティから派生アビリティが発生することがある。なお攻撃アビリティは、攻撃の種類(ブレイブ攻撃とHP攻撃)および自分の位置(地上と空中)による4種類のカテゴリのそれぞれにパッド入力方向による3つのスロットがあり、計12個まで装備できる[注 3]。
戦闘中に一定条件を満たすとアクセサリが生成される「バトルライズ」や、戦闘回数などの特定条件をこなす「ミッション」が存在する。これらを達成することでレアアイテムやレアアイテムとトレードするための素材が入手できる。また、各キャラクターには「アナザーフォーム」と呼ばれる衣装などが異なる別モデルが存在する(いわゆる2Pモデルに当たる)。こうしたアナザーフォームや戦闘BGMは、戦闘で得られるプレイポイント(以下PP)を貯めてゲーム内の「PPカタログ」で購入していく。アナザーフォームは通常は同キャラクター戦での相手側のカラーとして登場するが、購入することで自ら選択できるようになる。
クリア後に解放されるデュエルコロシアムでは、戦闘に勝利するとカードの強さに見合ったメダルを得られ、メダルはレアアイテムやレアアイテムを作る素材との交換が可能である。本作は「レベル100まで育ててからが本番である」と開発者が語るとおり、最強の装備を揃えるなどのカスタマイズ要素が楽しめる。特にストーリーモードの存在しないカオス陣営のキャラクターについては、このモードで育てることが推奨されている[31]。なお、このモードや最難度の「INWARD CHAOS」では育成できるキャラクターの最大レベル100を超えた最高130レベルの敵も登場する。
通信モード
通信対戦は、PSPの無線LAN機能を利用したアドホックモードに加え、PS3を介してネットワーク経由で見知らぬ人と対戦が可能なアドホック・パーティーにも対応している。通信モードで重要なのが「フレンドカード」と呼ばれる機能である。フレンドカードには、メッセージの他に、ゴーストと呼ばれる自身のプレイ方法を学習した「キャラクターAI」と、プレイヤーアイコンを登録できる。プレイヤーアイコンは、シリーズファンに馴染みの画が250種類以上用意されている。通信モードでは、オンラインロビーに入ることで自動的にロビーにいる相手とフレンドカードが交換され、対戦したい相手のフレンドカードを選び、対戦を申し込む。戦闘前にハンディやルールなどを決めることも可能である。一度交換したフレンドカードは通信を切っても最大50枚まで保存され、非通信時でも交換したフレンドカードに付加された相手のゴーストとの「擬似対戦」を自由に行うことができる。フレンドカードは、PSPのすれちがい通信を使っても交換が可能である。また、通信対戦では人から人へ渡っていくアーティファクトと呼ばれるアイテムを稀に入手できる。このアイテムは名前を変更できるリネーム機能があり、リネームする際に特殊効果が変化することがある。多くの人を渡り歩いたアイテムほど優秀な特殊効果が得られやすく、これまでの所持者とリネームの遍歴も確認することができる。
物語の構造
登場人物
原作 | コスモス陣営 | カオス陣営 |
---|---|---|
『FF』 | ウォーリア・オブ・ライト | ガーランド |
『FFII』 | フリオニール | 皇帝 |
『FFIII』 | オニオンナイト | 暗闇の雲 |
『FFIV』 | セシル・ハーヴィ | ゴルベーザ |
『FFV』 | バッツ・クラウザー | エクスデス |
『FFVI』 | ティナ・ブランフォード | ケフカ・パラッツォ |
『FFVII』 | クラウド・ストライフ | セフィロス |
『FFVIII』 | スコール・レオンハート | アルティミシア |
『FFIX』 | ジタン・トライバル | クジャ |
『FFX』 | ティーダ | ジェクト |
『FFXI』 | シャントット | - |
『FFXII』 | - | ガブラス |
プレイヤーキャラクターは総勢22名であり、『FFI』から『FFX』までの10作品から2名ずつ、隠しプレイヤーキャラクターとして『FFXI』と『FFXII』から各1名ずつ登場する。なお、『FFXIII』以降の作品は、『DDFF』発売当時は未発売だったため登場しない。基本的にプレイヤーキャラクターは、調和の神「コスモス」と混沌の神「カオス」のどちらかの陣営に属する。原則、コスモス陣営は原作の主人公、カオス陣営は主人公と因縁がある人物(主に原作のボスキャラクター)で構成される。ストーリーモードが存在するのはコスモス陣営のみであり、カオス陣営は前述の「PPカタログ」でキャラクターを購入することでクイックモードなどで使用できるようになる。
キャラクターの性格や設定は原作とほぼ同一であるが、出生やキャラクター同士の関係などの細かな点については本作オリジナルの調整が加えられている[19]。
舞台
原作 | マップ | 原作 | マップ |
---|---|---|---|
FF | 過去のカオス神殿 | VI | ガレキの塔 |
II | パンデモニウム | VII | 星の体内 |
III | 闇の世界 | VIII | アルティミシア城 |
IV | 月の渓谷 | IX | クリスタルワールド |
V | 次元城 | X | 夢の終わり |
DFF | 秩序の聖域 | DFF | 混沌の果て |
ゲームの舞台は、秩序の神コスモスと混沌の神カオスと呼ばれる光と闇の二神が、幾千年も戦い続けてきた世界と設定されている。これは『FF』シリーズの根本的な世界設定を崩さず、原作のキャラクターたちが戦う理由としてもわかりやすい点から採用された[32]。各キャラクターたちは、別の次元から神々によって召喚されており、また世界そのものも同様に別次元から引き寄せられた要素の集合体とされる。そのため、戦闘マップも各原作のラストダンジョンを中心に、馴染みの深い場所が再現されている[33]。
ゲームを進めていくと、この世界は、秩序と混沌を戦わせることによって、カオスが生まれながらに持っていた混沌の力を育て、カオスという究極の兵器を生み出すために「大いなる意志」によって創られた世界であったことが明かされる[注 4]。片方の神が破れると「大いなる意志」と契約を交わした「神竜」が全てを巻き戻し、神々や戦士たちは蘇り、また戦いを繰り返すことで力を増していく。その輪廻を何千年も続けてきたのが、今の世界であると物語の終盤で示される[注 5]。
ストーリー
Prologue(チュートリアル) | |||
---|---|---|---|
FF | 砕かれた世界 | ||
Destiny Odyssey(個別シナリオ) | |||
原作 | シナリオ | 原作 | シナリオ |
FF | 導かれし光 | VI | 誰がための力 |
II | 見果てぬ夢 | VII | 宿命 |
III | 少年は誇りを胸に | VIII | 獅子は荒野を越えて |
IV | 月影の騎士たち | IX | 生命のしらべ |
V | 旅と勇気と相棒と | X | 明日へ続く道 |
Shade Impulse(共通シナリオ) | |||
- | 1. 失われた真理 2. 策謀の支配者 3. 限りある時の中で 4. 決戦 | ||
クリア後に出現するシナリオ | |||
Distant Glory(隠しキャラクター用) | |||
原作 | シナリオ | 原作 | シナリオ |
XI | 伝説の淑女 | XII | 贖罪の武人 |
Inward Chaos(最強難度) | |||
- | 究極の幻想へ |
「最初からクライマックス」の雰囲気を出すため、物語はコスモスがカオスに敗れ、コスモス側が窮地に陥った場面から始まる[34]。コスモスは世界を救う為の鍵として、クリスタルを手に入れるようにと僅かに生き残ったコスモス側の10人の戦士に促す。10個のクリスタルを集めることで、世界を救う希望が生まれるとのコスモスの言葉を信じ、各キャラクターたちはクリスタルを探すために行動を開始する。各キャラクターの個別シナリオは、各々がクリスタルを手に入れるまでを描く。仲間と共に行動する者、単独行動を取る者など、オムニバス形式で並行して物語は進行していく。各キャラクターたちは、それぞれの心に迷いや悩みを抱えており、それを劇中で克服し、シナリオの最後で同一原作のカオス陣営の戦士と戦い勝利することでクリスタルを手に入れていく。
10人のシナリオを全て終えると、カオスとの戦いが待つ共通シナリオが出現する。このシナリオの冒頭でコスモスは死を迎える。それは、これまでのような神竜の力によってすぐに復活する「仮初めの死」ではなく「完全なる死」であった[注 6]。クリスタルの正体は僅かに残ったコスモスの調和の力そのものであり、それを手放したことによりコスモスが完全なる死を迎えたのだと知った戦士たちは、コスモスに託されたクリスタルにカオス打倒を誓う[35]。コスモスの完全なる死は、カオス陣営にも異変を生じさせる。対となる存在の神コスモスを失ったカオスは、その哀しみと虚しさから、己もろとも世界を滅ぼすことを決意する[36]。カオスと対峙したコスモスの戦士たちは、最終決戦に挑み、勝利する。平和になった世界を見届けると、コスモスの戦士たちは、それぞれの世界へと戻っていく。最後に残った『FFI』の主人公ウォーリア・オブ・ライトが、クリスタルを手に遠くに見える城へと向かって歩いていくシーンで、本作はエンディングを迎える。このシーンは、FFシリーズの第1作である『FFI』のオープニングシーンと同じ構図であり[37]、本作の最後の場面が『FFI』の世界であり、物語の始まりであることを示している[38]。
注釈
- ^ 田中秀央『羅和辞典 増訂新版』(研究社、1966年)において「異説」という意味でdissidiumが登載されている。なおタイトルに「異説」を冠した理由として、スクウェアエニックス宣伝部は、RPGではなくアクションであること、原作とは異なるオリジナルのストーリーであることの2点を挙げている(ファミ通1058号41頁)
- ^ BREAK時に加算されるマップブレイブは両プレイヤーの最大HPによって決まる他、マップによっては特定の条件で増加することがある。全てのマップには固有のギミックによりマップブレイブが変動する「真マップ」があり、真マップのギミックの中には両プレイヤーのブレイブ値に影響を与えつつマップブレイブを増やす物も存在する。
- ^ ブレイブ攻撃においては派生アビリティが存在する物があるが、派生アビリティは元のアビリティに続く技として各3個の枠とは別の扱いがされる
- ^ Shade Impulse C2-3, C2-4(ガーランド・ゴルベーザ台詞より)『Dissidia Final Fantasy』SQEX,PSP,2008-12-18
- ^ なお、後述のレポートには「大いなる意志」とは誰か等、ゲーム内で語られなかった世界の謎を推測できる記述が多く含まれているが、確定的に断定できる資料が存在しないため、ここでの記述は避ける。
- ^ Shade Impulse C1-3(皇帝の台詞より)『Dissidia Final Fantasy』SQEX,PSP,2008-12-18
- ^ 初期の企画書でのタイトルは『Shade Theory FINAL FANTASY』(Shade Theory=「影の理論」=「異なる説」の意)であった(野村哲也インタビュー『ファミ通 1073号』 2009年6月、p.129より)。
- ^ 映像はavi形式、スクリーンショットはJPEG形式で書き出すことができ、メモリースティックを介してPCへの保存も可能である。
- ^ 各種雑誌やインターネットで公開される前にパスワード(通称:未公開パスワード)をリバースエンジニアリング等の行為によって「解析」する行為も一部で行われていた。この行為についてスクウェア・エニックス側は対応・コメントは出していない。
- ^ この作品が出るまでは、すべて「A」(全年齢対象)か「B」(12歳以上対象)のどちらかだった。
- ^ ティナの幻獣体は原作『ファイナルファンタジーVI』では発光する人型の生物として描かれていたが、この姿において着衣はなく全裸と言える状態であった。この姿をドット絵として使用していた原作では、ゲームボーイアドバンス版においてCEROレーティングが「A」(全年齢対象)となっていたが、ポリゴンで再現した本作では「C」(15歳以上対象)となった。このことに関しては、「B」(12歳以上対象)に落とすための努力をすると原作とのイメージの乖離が起きてしまうことから、レーティング引き上げ覚悟で原作に忠実にしたとされている(インタビュー(グラフィックセクション)『アルティマニア』p.681、インタビュー 荒川 健さん Archived 2009年6月29日, at the Wayback Machine.(『PlayStation.com(Japan)』 2008年12月16日))。なお他のキャラクターにも類型の描写が見られるが、レーティングに関してはティナが代表的に挙げられている。
- ^ 2010年12月に『MHP3』がPSPソフトの初週売上記録を更新したため、現在の順位は3位より落ちている。
アスキー総研調べ:“圧倒的な強さで『モンスターハンターポータブル 3rd』がトップ”. 電撃オンライン (2010年12月10日). 2011年5月27日閲覧。
メディアクリエイト調べ:“売り切れも納得? 出荷200万本の「MHP3rd」,販売本数でも195万本を記録。PSP販売台数はなんと32万台の「ゲームソフト週間販売ランキング」”. 4Gamer.net (2010年12月8日). 2011年5月27日閲覧。
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