スネクマ アター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/30 05:46 UTC 版)
派生型
- Atar 101
- シュペルミステール戦闘爆撃機に搭載。
- Atar 8
- 2段タービン。1954-1956年に開発。
- Atar 8B
- エタンダールIVに搭載。
- Atar 8K-50
- 9K-50の単純型で、シュペルエタンダールに搭載。
- Atar Plus
- ITPとデネルと共同開発、新型の圧縮機、新型のタービン、新型の電子装置を搭載。
搭載機
- シュペルミステール
- ミラージュIII
- ミラージュIV
- ミラージュ5
- ミラージュ50
- ミラージュG
- ミラージュF1
- エタンダールIV
- シュペルエタンダール
- SE.212 デュランダル
- SE.5000 バルデュール
仕様
アター 9C
- 形式:アフターバーナー付 ターボジェット
- 全長:5,900mm(232in)
- 直径:1,000mm(39in)
- 乾燥重量:1,456kg(3,210lb)
- 圧縮機:9段軸流式圧縮機
- タービン:2段
- 推力:
- 42.0kN(9,440lbf)ミリタリーパワー
- 58.9kN(13,240lbf)アフターバーナー使用時
- 全圧縮比 5.2:1
- 定格燃料流量:
- 103kg/(kN・h)(1.01 lb/(lbf・h)ミリタリーパワー
- 207kg/(kN・h)(2.03 lb/(lbf・h)アフターバーナー使用時
- 推力重量比 40.5N/kg(4.1:1)
アター 9K50
- 形式:アフターバーナー付 ターボジェット
- 全長:5,900mm(232in)
- 直径:1,000mm(39in)
- 乾燥重量:1,582kg(3,487lb)
- 圧縮機:9段軸流式
- タービン:2段
- 推力:
- 49.2kN(11,060lbf)ミリタリーパワー
- 70.6kN(15,870lbf)アフターバーナー使用時
- 全圧縮比:6.5:1
- 定格燃料流量:
- 98.9kg/(kN・h)(0.97lb/(lbf・h)ミリタリーパワー
- 199.9kg/(kN・h)(1.96lb/(lbf・h)アフターバーナー使用時
- 推力重量比:4.6:1(44.6N/kg)
形式 | 年 | 推力 (kgp) |
回転数(rpm) | タービン温度 | 重量 (kg) |
生産台数 |
---|---|---|---|---|---|---|
ATAR 101 V1-V6 |
1948年 | 1,700-2,200 | 7,600-8,000 | 700℃ | 880 | 6 |
ATAR 101B1 | 1951年 | 2,400 | 8,300 | 845℃ | 890 | 50 |
ATAR 101D3 | 1953年 | 3,000 | 8,300 | 870℃ | 920 | 370 |
ATAR 101E3/E5 | 1955年 | 3,500 | 8400 | 865℃ | 870 | 600 |
ATAR 08B | 1956年 | 3,530 | 8,150 | 600℃ | 1,079 | 176 |
ATAR 9C | 1960年 | 6,000 | 800 | 885℃ | 1,430 | 1,670 |
ATAR 9K | 1963年 | 6,700 | 8,400 | 920℃ | 1,490 | 265 |
ATAR 9K50 | 1969年 | 7,200 | 8,900 | 935℃ | 1,582 | 1,014 |
ATAR 8K50 | 1973年 | 5,000 | 8550 | 925℃ | 1,165 | 111 |
外部リンク
- Simulation of Atar operation Broken
- スネクマ アターのページへのリンク