アシドーシスとアルカローシス
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酸と塩基 |
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血清pHが7.4未満になった(低下した)状態をアシデミア、7.4より上になった(上昇した)状態をアルカレミアと言う。ともに全身の細胞にとっての環境の異常であり、上昇(低下)量が増大すると、死に至ることもあるとともに、これらのpH異常は呼吸不全や腎不全など重篤な疾患の結果として生じるため治療の指標になる。このpHの測定は血液ガス分析によってなされる。
- 代謝性アシドーシスを生じると、吐き気、嘔吐、疲労がよく起こるほか、呼吸が通常より速く、深くなる。
- 呼吸性アシドーシスを生じると、頭痛や錯乱がみられ、呼吸は浅く、遅くなる。
- ^ “CO2ナルコーシス”. 2020.12月1日閲覧。
- ^ 竹越襄、高血圧症に関する研究(第I報) : 酸塩基平衡の循環動態因子におよぼす影響について」Japanese Circulation Journal、1968年 32巻 9号 p.1331-1346, doi:10.1253/jcj.32.1331
- 1 アシドーシスとアルカローシスとは
- 2 アシドーシスとアルカローシスの概要
- 3 緩衝系
- 4 ヘンダーソン・ハッセルバルヒの式
- 5 混合性酸塩基障害の検出
- 6 治療
- 7 出典・脚注
固有名詞の分類
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