WebKit時代とは? わかりやすく解説

WebKit時代

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 02:52 UTC 版)

Chromium」の記事における「WebKit時代」の解説

Google Chrome最初に提供されたのは2008年9月で、それに伴う形でChromiumソースコード配布始められ、そこからビルドができるようになっていた。最初コードWindowsMac OS XさらにはLinux向けのビルド含まれていたが、後者環境では開発初期的な段階で完全に機能を果たすためには不足があった。Chromium 1.02008年12月リリースされ同時にChromeWindows版のみベータ文字列外された。 2009年1月devバージョンChromium 2.0提供され、ブックマークマネージャの搭載グラデーションマスクといった非標準CSS機能に対応させた。 2009年5月には最初Linux版としてアルファ版Chromium公開された。このアルファ版についてRyan Paulは「機能はまだなく、多くレンダリングバグがあるものの、明確に正し方向進んでいる」と発言した同年6月LinuxMac OS X向けに最初Chrome開発版提供されたが、Adobe Flash再生プライバシー既定検索エンジン変更印刷機能やお気に入り機能には対応していなかった。7月にはLinux版においてテーマ外装部分)がGNOMEデスクトップ環境利用されるGTK+採用したChromium 3.02009年5月28日内部バージョン3.0.182.2としてリリースされた。2009年9月にはJavaScriptエンジン高速化ユーザー自由に変更できるテーマ新設Omniboxアドレスバー)の改善、「新しタブページデザイン変更が行われた。 Chromium 4.02009年9月22日リリースされた。拡張機能の対応、ブックマーク同期機能が搭載されMax OS XおよびLinux版Chromeベータ版と共に搭載された。2010年4月末で全てのプラットフォームにおけるChrome/Chromium 4.0市場浸透率が6.73%あると報告されている。 Chromium 5.02010年1月26日に5.0.306.0としてリリースされた。OMG! Ubuntu!によればLinuxブラウザにおけるChrome/Chromiumの利用率は36.53%であり、その他はFirefoxが55.42%、Operaは2.82%であったChromium 6.02010年5月に6.0.397.0としてリリースされた。Chromium 6ではユーザインターフェイス簡素化注目し統一され設定メニュー、ホームページボタンの非表示設定から表示変更可能)"goボタン"の削除、"リロード"と"中止"ボタン統合、ブックマークバーの非アクティブ化、完全なPDFリーダー機能内蔵フリーVP8ビデオ圧縮技術HTML5ビデオ利用されるWebMコーデックURLバースマート化図られた。Chrome 6は安定版ベータ版二つバージョン (6.0.472.43) が2010年9月2日公開された。また、セキュリティ問題ユーザインタフェース微々修正オートフィル改善拡張及びオートフィルデータの同期機能の追加とともに速度安定性改善させた。 Chromium 7.02010年8月17日に7.0.497.0としてリリースされた。HTML5パフォーマンスChromium 6.0比で2倍にした。また、ハードウェアアクセラレーション機能追加され複雑なグラフィックでは225倍もの速度向上が見られた。その他、インスタント検索統合JavaScriptパフォーマンスを3%向上させた。 Chromium 8は2010年10月7日7.0リリースから7週半程度公開された。最初バージョンは8.0.549.0であった。このバージョンではGoogle Chrome OSとの統合強化重点置かれクラウドコンピューティング機能搭載が行われた。これらはバックグラウンドウェブアプリケーション実行させることでシステム起動時などでもそれが利用できる機能リモートホスト(他のコンピューターから集中的にコンピューター設定管理できる機能)、クラウド印刷機能が導入された。 Chromium 9.0は2010年10月23日8.0のわずか16日後にバージョン9.0.562.0として公開された。このバージョンではなりすましたウェブサイト遷移する際にインフォメーションバーで告知する機能導入された。Chrome 9をレビューしたWolfgang GruenerはChrome 9の最初ビルドファイルサイズ圧縮された状態で28.2MBあり、これがChrome 3と比べてになったことについて「目立ったのは容量がより膨れあがったこと」と発言したまた、Gruenerはメジャーバージョンナンバリングをうわべで気ままにつけることに批評し、「進行がとある基準より進んでいても、バージョンナンバリングは度を超している。Google今年終わりには7か8のバージョン重ねるだろう。いくつかの戦略利点について疑問感じる。」と発言したChromium 10.02010年12月3日バージョン10.0.602.0として公開された。 2011年10月19日Chromium 17.0にバージョンアップされ17.0.913.0として公開された。 Chromium 18.0は、2011年12月6日バージョン18.0.964.0として公開された。

※この「WebKit時代」の解説は、「Chromium」の解説の一部です。
「WebKit時代」を含む「Chromium」の記事については、「Chromium」の概要を参照ください。

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