ユーザー‐インターフェース【user interface】
ユーザーインターフェース
【英】User Interface, UI
ユーザーインターフェースとは、コンピュータシステムあるいはコンピュータプログラムと人間(ユーザー)との間で情報をやり取りするための方法、操作、表示といった仕組みの総称である。
ユーザーインターフェースは、情報の表示形式から入力方法、入力の反応の様子など、非常に細かな要素が組み合わさって、総合的な操作感の良し悪しを決定づけている。特にオペレーティングシステム(OS)のユーザーインターフェースは、その上で動作するアプリケーションソフトの表示や基本操作の基調となることが多いため、重視される。
OSのユーザーインターフェースは、大きく分けて、キーボードから文字を入力する(コマンドライン入力)によって操作を行うキャラクターユーザーインターフェース(CUI)と、アイコンや画像をマウスなどのポインティングデバイスによって指示するグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)に分類できる。CUIのOSの代表的なものとしては、UNIXやMS-DOSなどがあり、GUIのOSとしてはMac OSやWindowsなどを挙げることができる。ちなみにUNIX系OSは、基本的にCUIであるが、X Window Systemなどの採用によってGUIの実装が進んでいる。
ちなみに、最近の主要なOSで採用されたユーザーインターフェースは、Windows XPが「Luna」、Mac OS Xが「Aqua」、Windows Vistaが「Aero」と名づけられている。
UI: | ダークモード Webユーザーインターフェース WYSIWYG ユーザーインターフェース ユーザーエクスペリエンス |
アプリケーションソフト: | アクセサリーソフト アドインソフト |
ユーザインタフェース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/01 13:12 UTC 版)
ユーザインタフェース(英: User Interface、 UI)または使用者インタフェースは、機械、特にコンピュータとその機械の利用者(通常は人間)の間での情報をやりとりするためのインタフェースである。これには長音符の有無などによる表記ゆれが見られるが、本記事では「ユーザインタフェース」で統一する。ユーザインタフェースは以下の手段を提供する。
注釈
- ^ 「熟練しないと使いにくい」という意味ではない。例えば、とっつきやすさを重視すると、熟練したときにはいちいち冗長でうっとうしくなる、というデザインになることなどがあり、そうではないデザインという意味である。
出典
- ^ a b Jeff Johnson 著、武舎広幸、武舎るみ 訳『UIデザインの心理学―わかりやすさ・使いやすさの法則』インプレス、2015年、3-5頁。ISBN 978-4844337713。
- ^ 松原敬二 『情報処理教科書 [秋期]高度試験午前I・II 2014年版』翔泳社、2014年、73頁、ISBN 9784798136325。松原敬二 『情報処理教科書 [秋期]高度試験午前I・II 2015年版 単行本』翔泳社、2015年、73頁、ISBN 978-4798140988
- 1 ユーザインタフェースとは
- 2 ユーザインタフェースの概要
- 3 脚注
ユーザインタフェース (UI)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 19:27 UTC 版)
「ウェブブラウザ」の記事における「ユーザインタフェース (UI)」の解説
多くの主要ウェブブラウザのUIには、以下のような共通の要素がある。 「前へ/次へ」のボタン。前のリソースに戻るボタンと次のリソースに進むボタンである。一部では一つに統合されているものもある。 「更新」のボタン。現在のリソースを再ロードする。 「中止」のボタン。リソースの読み込みを取り消す。一部では「更新」ボタンと統合されている。 「ホーム」のボタン。指定したホームページに戻る機能を提供する。 アドレスバーは、Uniform Resource Identifier (URI) の入力のためにあり、入力された URI が指すリソースを表示する。検索バーと統合されている場合もある。 検索バーは検索エンジンへの入力のためにある。アドレスバーと検索バーが統合されている場合もある。 サイドバー - ブラウザによって名称は異なる。ウィンドウの左端・右端などにあり表示/非表示を切り替えられる。頻繁に使うが常に表示するほどではない要素(ブックマーク・履歴など)に簡単にアクセスできるようにしている。 ステータスバーはリソースの読み込み状況を表示したり、カーソルの位置にあるリンクのURIを表示したり、ページの拡大機能を提供したりする。 ブラウザによってはスキンで外観を変更できる。 主要なウェブブラウザはウェブページ内のインクリメンタル検索機能も持っている。 多くのタブブラウザには以下のような共通の要素がある。 タブバー - 複数開いているタブを切り替える。タブをピン留めする・グループ化するなどの管理機能を持つものもある。 新しいタブ - タブブラウザで新しいタブを開いた時、単にホームページや空白のページが表示される場合もあるが、Opera 9.2で導入された「スピードダイヤル」を皮切りに多くのブラウザで様々な機能が提供されるようになった。登録したページ(ブックマーク)や頻繁に表示したページの一覧など。 2000年代末期、Google Chromeの登場や画面解像度が低いネットブックの普及などに伴い、UIを整理してページの表示領域を極力拡大する傾向が主流になった。アドレスバーに検索などの機能を統合、ステータスバーの廃止、ボタンの数を最小限にするなどである。
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ユーザインタフェース (UI)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/03 19:13 UTC 版)
「Windows Presentation Foundation」の記事における「ユーザインタフェース (UI)」の解説
WPFのUIはXAMLと呼ばれるXMLベースのマークアップ言語で記述され、対応するイベントハンドラなどをC#あるいはVB.NETなどの.NET系言語で記述することになる(コードビハインド(英語版))。これはWPFの強力な利点のひとつであり、ロジックとインターフェイスを完全に切り離すことができる。 ボタン、メニュー、リストボックスなどといった基本的な組み込みコントロールが提供される。 UI要素の機能拡張や外観のカスタマイズ(カスタムテンプレートの作成)が、Win32あるいはWindows Formsと比べて容易である。 XAML拡張構文(Bindingマークアップ拡張)を用いたデータバインディングにより、コードビハインドを記述することなくデータソースもしくはユーザインタフェース変更の反映や連動を実現することもできる。 なお、XAMLを使わずにC#、VB.NET、C++/CLIなどの.NET言語を使い、UIをコードベースで組み立てていくことも可能ではあるが、IDE搭載のXAMLエディターおよびXAMLデザイナーを利用してXAMLベースでUIを記述するほうが直感かつ効率的に階層構造を構築できる。
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「ユーザインタフェース」の例文・使い方・用例・文例
- アイコンやウィンドウの現れるグラフィカルユーザインタフェースにおけるスクリーン領域
- ユーザに情報を要求するために一時的に現れる、グラフィカルユーザインタフェースにおける小さいウィンドウ
- グラフィカルユーザインタフェースによるオペレーティングシステム
ユーザインタフェースと同じ種類の言葉
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