Renaultとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 工学 > 大車林 > Renaultの意味・解説 

ルノー


ルノー

英語 Renault

現・日野自動車工業前身ある日野ヂーゼルエ業が、1953年4月から発売したフランス・ルノー社の日本組立て車。現地モデル名ルノー4CVで、日本での型式名をR6012といった。エンジンは662-2型直列4気筒OHVの748cc。これをリヤ搭載し後輪駆動した。サスペンションは前ダブルウイッシュボーン/コイル、後スイングアクスル/トーションバー価格83万円だった。車名創設者ルイ・ルノーから。

54年モデルから、6本ヒゲグリル3本変わり、丸と菱形組み合わせたエンブレム付け車幅灯を4角形改めた1月発表のPA55では、内装にも大きな変更があった。スタンダード内張り生地ビニールレザーになり、リヤシートバッティングがラバークッションからフォームラバー変わったデラックスではリヤシート左右にひじ掛け新設し天井防音フェルト張りつめ、灰皿が前1個、後ろ2個となったシートスライド装置新設した。このモデルからバンパーステップを延長したことで、全長が3610mmから3845mmに延びた当時法規全長3.8mを境に最高速度が10km/h異なったための措置だった。

55年11月、PA56に進化インスツルメントパネル変わりメーターステアリングホイール前に移動ラジオ取付け部分設けたエンジンルームにあったフィラーキャップボディ外側出しオプションカギ付きキャップ発売(800円)、翌年のPA57から特徴的な3本グリル左右つながったデラックスではフロントフェンダーミラー付き(当時ミラー装着義務はなかった)、スタンダード含めて車幅灯丸型になったエンジン始動イグニッションキー式に改めた

57年10月全部品を国産化、PA58型になったリヤウインドウ拡大大型ルームミラー装着リヤシート床面下げ居住性の向上もはかった59年10月発表のPA60型では、全長が3845mmから3685mmに短縮マフラー右から左移ったタイヤサイズを5.00-15-2から5.60-15-4に変更その後61年9月エンブレム赤から金色変え、サイドマーカーもリデザインしたが、次のPA63型が最終モデルとなった63年8月生産停止

ルノー

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

Renault

名前 ルノー; ルノオ; ルノール; レノールト

ルノー

(Renault から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/29 09:15 UTC 版)

ルノー(Groupe Renault フランス語: [ɡʁup ʁəno]、法律上: Renault S.A.)は、フランス多国籍自動車メーカーイル=ド=フランス地域圏オー=ド=セーヌ県ブローニュ=ビヤンクールに本社を置く。


注釈

  1. ^ フェルディナント・ポルシェの設計という俗説は誤り[要出典]

出典

  1. ^ Our plants, labs, design and engineering center - Renault Group”. www.renaultgroup.com. 2021年10月1日閲覧。
  2. ^ “Renault chairman: Could seek 4-5 billion euros worth of bank loans”. Reuters. (2020年4月10日). https://www.reuters.com/article/us-health-coronavirus-renault-idUSKCN21S0K7 
  3. ^ “French carmaker Renault names Luca de Meo as new CEO”. Reuters. (2020年1月28日). https://www.reuters.com/article/us-renault-ceo-appointment-idUSKBN1ZR2BA 
  4. ^ a b Facts and figures 2020”. Renault. pp. 6, 7. 2021年5月15日閲覧。
  5. ^ a b c d e 2020 consolidated financial statements”. Renault. pp. 3, 5–6. 2021年5月15日閲覧。
  6. ^ Stockholder Structure”. Groupe Renault. 2019年7月27日閲覧。
  7. ^ 2017年世界新車販売…VW2年連続首位、日産三菱ルノー3社連合2位浮上、トヨタ6年ぶり3位[新聞ウォッチ]”. レスポンス. 2018年1月31日閲覧。
  8. ^ ルノーと日産、15%の株式相互保有など新たなアライアンス契約で最終契約締結を完了”. Car Watch. 2023年7月26日閲覧。
  9. ^ ルノー・ジャパン「ルノーの歴史」
  10. ^ アライアンス 2022: 年間100億ユーロのシナジー創出を目指し年間販売台数1,400万台、売上高合計2,400億ドルを見込む』(プレスリリース)日産自動車株式会社、2017年9月15日https://newsroom.nissan-global.com/releases/release-0353cff056039ba7d850d30c2000dc30-170915-01-j2020年5月10日閲覧 
  11. ^ ルノー・日産自動車・三菱自動車、「Microsoft Azure」をベースとした「アライアンス インテリジェント クラウド」を立ち上げ』(プレスリリース)三菱自動車工業株式会社、2019年3月20日https://www.mitsubishi-motors.com/jp/newsrelease/2019/detailj320.html2020年5月10日閲覧 
  12. ^ 『20世紀全記録 クロニック』小松左京堺屋太一立花隆企画委員。講談社、1987年9月21日、p308。
  13. ^ “仏ルノー、コロナ危機で配当見送り 役員報酬25%カット”. 時事通信. (2020年4月10日). オリジナルの2020年4月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20200413134805/https://www.jiji.com/jc/article?k=2020041001128&g=int 2020年5月14日閲覧。 
  14. ^ 仏ルノー、20年の赤字1兆円 コロナ響き過去最悪”. 時事通信 (2021年2月19日). 2021年2月18日閲覧。
  15. ^ “吉利とルノーが合弁合意 中韓でハイブリッド車”. 日本経済新聞. (2021年8月9日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM090LF0Z00C21A8000000/ 2023年9月7日閲覧。 
  16. ^ トヨタもマツダもロシア撤退「設備は置いていきますから…」の裏側”. Motor-Fan[モーターファン]. 2022年10月9日閲覧。
  17. ^ ルノー、本国に次ぐ市場のロシアから全面撤退…株売却契約には6年以内に買い戻す権利”. 読売新聞 (2022年5月16日). 2022年5月19日閲覧。
  18. ^ 仏ルノーと米グーグル、自動車ソフトで提携拡大へ」『Reuters』、2022年11月8日。2022年11月9日閲覧。
  19. ^ Guyancourt, Renault Design (Groupe Renault)
  20. ^ ルノー「ルノー・スポール」が「アルピーヌ」にブランド名を変更”. carview! (2021年5月12日). 2021年5月12日閲覧。
  21. ^ 三栄書房「ラリー&クラシックス Vol.4」より抜粋、参考。
  22. ^ 動画ポータル等にアップされている当時の放映VTRより確認。[出典無効]
  23. ^ https://www.youtube.com/watch?v=YEjmnRmm5po



Weblioカテゴリー/辞書と一致するものが見つかりました。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Renault」の関連用語

Renaultのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Renaultのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
三栄書房三栄書房
Copyright c San-eishobo Publishing Co.,Ltd.All Rights Reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのルノー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS