AIM-54Cとは? わかりやすく解説

AIM-54C

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 00:18 UTC 版)

AIM-54 フェニックス」の記事における「AIM-54C」の解説

イランからソ連わたったミサイル技術をつぶす目的開発実施され1986年からAIM-54A交代した改良型デジタル式のWGU-11/BガイダンスとWCU-7/B制御部ソリッドステート化されレーダーデジタル式電子機器導入、ストラップダウン式の慣性航法装置搭載により中間誘導方式慣性誘導追加された。AIM-54A制御部にあった自動操縦装置電子サーボ制御アンプESCA)に置き換えられた。対電子妨害対抗能力ECCM能力強化され弾頭連続ロッドから制御されフラグメンテーション弾頭置き換えられた。DSU-28/Bの目標検出装置搭載により、高クラッタ環境および小型・低高度目標対す信管精度上がり、低および高高度飛行する対艦ミサイル巡航ミサイル対処することが可能となったまた、自己診断回路および航空機によるテスト機能追加整備が容易となったほか、部品数はAIM-54Aとの比較15%減少した。 AIM-54Cは継続的にアップグレードされ、MK 82弾頭は後に新しいWDU-29/B弾頭に、弾頭部はWAU-16/BまたはWAU-20/Bに置き換えられた。WDU-29/Bは、20-25有効性増加提供した

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AIM-54C+

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AIM-54 フェニックス」の記事における「AIM-54C+」の解説

F-14D向けに1986年より生産と配備開始されタイプ搭載機上昇したときやダイブしたときの海や温度変化などへの耐性信頼性向上なども図られ電気変換ユニットECU)の再設計自己完結型の密閉サイクル冷却システム(温度調節液の必要性排除する内部ヒーター)の装備によりキャプティブ飛行中の熱調整液体供給不要としてミサイル密封化したまた、内装する電子機器にはAIM-120からレトロフィットされたハイパワー進行波管TWT送信器および低サイドローブアンテナが装備された。1987年8月より本格的な開発開始され1990年8月14日実施された完全にアップグレードされたAIM-54C+最初飛行試験では、前例のないマルチショットを実証しQF-4ドローンへの直撃達成した。ハイパワーフェニックスのほかAIM-54C (Sealed)とも呼称された。

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