1970～1985 バンド活動とセッション参加

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1970～1985 バンド活動とセッション参加

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/02/27 09:31 UTC 版)

「今井裕 (ミュージシャン)」の記事における「1970～1985 バンド活動とセッション参加」の解説

1970年、谷村新司率いるロック・キャンディーズにウッドベースとキーボードで参加。同夏加藤和彦氏らと『ヤング・ジャパン国際親善旅行』_フォークキャラバンに同行。NY、シェイ・スタジアム「サマー・フェスティバル・イン・ピース」の熱狂を目の当たりにし、ヴィレッジ・ヴァンガード/チャールズ・ミンガスのライブに感銘を受けた。幕間にステージに上げられてウッドベースを弾いた際、時の流れが急激に変わっていくと感じたという。Leon Russell、Nicky Hopkinsの影響を受け、スワンプ・ゴスペルのピアノスタイルに惹かれ、1972年、加川良のツアーに同行し、モウリスタジオ『親愛なるQに捧ぐ』_「偶成」「靴ひもむすんで」「親愛なるQに捧ぐ」_のレコーディングでピアノを演奏したのが最初となった。(他のメンバーはDrs.松本隆、Bs.が細野晴臣であった)バークリーの音楽理論を独習。1973年大阪から上京。さまざまなアーティストのレコーディングに参加。Captain HIRO & the SPACE BANDに加入、70's後半に至るまで甲斐バンド「裏切りの街角」、かまやつひろし「道化役」、大貫妙子「サマー・コネクション」、RAJIE 、庄野真代、高中正義、井上陽水、ティン・パン・アレー「CHOPPERS BOOGIE」、矢沢永吉、竹内まりや 、山崎ハコなどの録音にキーボード・プレイヤーとして携わった。 1974年、イギリスより音楽プロデューサーChris Thomasを迎えた_2ndアルバム『黒船』から、サディスティック・ミカ・バンド（以下SMB）のメンバーとして活動し、同年夏郡山ワンステップ・フェスティバルで演奏。(2017年、ライブ盤がSMB『1974 ワンステップ・フェスティバル』CDとして発売された)1975年、3rd『ホット・メニュー』「ミラージュ」「ブルー」作、1975年10月2日、ロキシー・ミュージックのオープニング・アクトとしてプレストンを皮切りに全英ツアーを敢行、途中10月7日BBCTV"The Old Grey Whistle Test"にて「Time To Noodle」「Ski!Ski!Ski!」の2曲をスタジオ演奏。センセイションが巻き起こった。その後ロンドン/マンチェスターのライブ中心に収録されたものが1976年、4th『Live in London』として発売された。ツアー終了時に、電撃的に夫妻の離婚が発表されSMB解散。後藤次利、高中正義、高橋幸宏の4人でサディスティックスとしての活動に繋がっていった。なお、その後のSMBの再結成には、なぜかいっさい関わっていない。 サディスティックスとして、ビクター音産インビテーション・レーベルに移籍。1976年『Sadistics』、1978年『WE ARE JUST TAKING OFF』。同年8月29日に九段会館にてライブ、1979年その録音盤『Live Show』。三枚のアルバムがある。1976年7月24日、矢沢永吉日比谷野外音楽堂ソロ・ライブ、Sadisticsでサポート。小原礼、林立夫、大村憲司、ジョン山崎、浜口茂外也らと「バンブー」を結成。都内ライブ。1977年、今井裕_YU IMAI『A Cool Evening』ソロアルバム。1978年、映画『悪魔が来りて笛を吹く』の音楽を尺八演奏家山本邦山と共に担当。同時にオリジナル・サウンド・トラック『悪魔が来りて笛を吹く』に作・編曲、演奏で携わる。1979年、マナ『チャバコトリック』林立夫プロデューサーの下、編曲を担当。「イエロー・マジック・カーニバル」細野晴臣作、「GOTANDA」矢野 顕子作。 1980年、「イミテーション」を結成。香港にてデビューライブ。1st『オリジナル』加藤和彦プロデュース作、1982年、2nd『Muscle & Heat』「exotic dance」「わたしの好きな国」、Steve Scales(perc)、Dolette MacDonald(v)、Sandii & Makoto Kubota(v)をゲストに迎えた。1983年、3rd『Happy Hunting』1984年、フランスRCA S.Aからイミテーション『ハッピーハンティング』ヨーロッパ発売、渡仏。1980年、ザ・ベンチャーズ『カメレオン』「MECCA」を作・演奏、1982年、片岡鶴太郎『キスヲ・モット・キスヲ』のプロデュース。1982年、大空はるみ「FROM THE MOON BACK TO THE SUN」を作・編曲。1985年、『Paradise Lost』_イミテーションのボーカリスト「CHEEBO」のソロ_ 「スリーピング・ビューティ・イン・ザ・シティ」「セラピー」の２曲をTot Taylor（compact organization）と共同制作、呉田軽穂、EPO、伊藤銀次、モモヨ、パンタ、窪田晴男と共演。