開発と配備
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「Mk 82 (爆弾)」の記事における「開発と配備」の解説
現在運用されている通常の500ポンド爆弾(227kg)としては最小であり、世界で最も一般的な空中投下型の兵器である。Mk.82の重量は500ポンドとされているが、実際にはその派生型の形態によって510-570ポンドまでの幅があると考えられる。この爆弾は、流線型の金属ケースに192ポンド(89kg)のトリトナール高性能炸薬が封入されている。 Mk.82は、単体で無誘導爆弾として投下することもできるが、目的に応じて安定翼や減速装置、信管や各種の誘導キットを装着することで、誘導爆弾としても用いることができる。使用される主な誘導爆弾化キットと、装着後の誘導爆弾としての名称は下記の通りとなる。 ペイブウェイII(レーザー誘導) - GBU-12 JDAM(GPS誘導) - GBU-38 LJDAM(レーザー/GPS併用誘導) - GBU-54 91式爆弾用誘導装置(赤外線ホーミング誘導)※航空自衛隊のみ 1967年に発生した空母「フォレスタル」の火災事故は、搭載爆弾に対する安全性への警鐘を鳴らした。これをきっかけに、アメリカ海軍の兵器システム爆発物安全評価委員会は爆弾の試験を行い、そのテストレポートによれば、Mk.82の過熱による早期爆破(コックオフ)までの時間は、およそ2分20秒ほどであるとされた。 配備され、実戦投入されたケースとしては、4,500発以上ものGBU-12 ペイブウェイIIが湾岸戦争においてイラクに投下された。
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開発と配備
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「自衛隊デジタル通信システム」の記事における「開発と配備」の解説
開発は平成20年度(2008年)より「自衛隊デジタル通信システム(戦闘機搭載用)」という名目で始められ、平成21年度(2009年)から平成24年度(2012年)にかけてシステム設計、機材の試作を実施した。 平成23年度(2011年)から平成25年度(2013年)にかけては試験を実施し、平成26年度(2014年)に開発を完了した。 開発完了を受け、平成27年度(2015年)から平成30年度にかけてF-2用に20機分が改修予算を計上される一方、F-15JのPre-MSIP(初期生産型)機に関してはそのままF-35A/Bで代替することとされ、Pre-MSIP機用の量産改修は予算計上されていない。
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