誘拐屋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 14:10 UTC 版)
「マルドゥック・スクランブル」の記事における「誘拐屋」の解説
誘拐を生業とする集団。全員が名前にある臓器を身体に移植している臓器フェティシスト集団である。人体を中心に扱う畜産業者として港に潜伏している。各員が脳に通信装置を、網膜にディスプレイデバイスを移植しており、それを用いて高度に連携をとることができる。ボイルドに雇われバロットを暗殺しようとするも、ウフコックを濫用してしまったバロットの手により返り討ちに遭ってしまう。全てはボイルドの「緊急時において、使い手がウフコックをどういう風に扱うか」を図るための、噛ませ犬に過ぎなかった。 ミディアム・ザ・フィンガーネイル 声 - 若本規夫 ミディと呼ばれている白髪の中年男。元は軍人の斥候。 指フェチであり、殺した相手の指を切断してコレクションし、首飾りにしたり自分の指に移植したりしている。 バロットに拳銃で挑むも、はるかに優れた身体能力を持つ彼女には敵わず、壊れた洗面所の水から感電させられて戦闘不能になる。 その後、一命はとりとめていたため半身を機械にして復活。ボイルドと楽園の制圧に同行する。 トゥイードルディや楽園の人を傷つけて回るが、防衛装置(重力制御により空中を泳ぐサメの集団)によって排除される。 ミンチ・ザ・ウィンク 声 - 三宅健太 元爆撃パイロットで筋骨隆々な黒人の大男。レアからは坊やと呼ばれている。 殺した相手の目眼球を、腕や胸などに埋め込む形で体全体に移植している。 見かけだけは偉丈夫のそれだが、肌全体が目で覆われているため戦闘でダメージを受けるとすぐに出血してしまう。 レアとの通信をバロットにハッキングされ、レアと同士討ちさせられて戦闘不能になる。 レア・ザ・ヘア 声 - かないみか ナイフやワイヤーカッターの使い手。 殺した相手の髪の毛と皮膚を培養して保管し、自分に移植することで若さを保っている。 女言葉を使い、女性的な声だが元々は男性。追い詰められると本性を露にする。 バロットに左手のワイヤーカッターを遠隔操作され重傷を負う、バロットには一切ダメージを与えられぬまま自爆する。 ウェルダン・ザ・プッシーハンド 声 - 田中正彦 畜産業者のリーダー。元従軍牧師。 他のメンバーのようにフェチな部位を多数コレクションしたりはしない。 殺した相手(女性)の性器を1つだけ掌に移植している。腕の筋肉の隙間を改造し子宮や膣まで再現している。 拳銃でバロットと闘うも戦闘にすらならないまま、一方的に倒される。 フレッシュ・ザ・パイク 声 - 脇知弘 おしゃぶりを付けた肥満の男。声は非常に幼い。いつも裸なのか、その姿は異形そのもの。 殺した相手の乳房を身体全体に移植している。特に気に入った物はホルモン注射で育てている。 情報管理及びハッキング担当、作戦中は遠距離から全員に指示を出す。 他の4人がバロットに敗北したため、用済みとみなされボイルドに射殺される。
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