診断的意義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/06/11 21:11 UTC 版)
膠原病で陽性となることが多く、重要。特に全身性エリテマトーデスにおいて、その感度は57%、特異度は97%、陽性尤度比は16.4と、高い診断力を持つ。またエリテマトーデスの病勢を反映して増減する。
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診断的意義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/08 20:23 UTC 版)
一部の伝染病では特異的な熱型を示し、なかには熱型を見ただけで、診断がつくものもあった。 公衆衛生の向上により伝染病の割合が減少したことや効果的な抗生剤の出現と及び診断機器の進歩により、熱型の役割は限定的なものとなってきている。 しかし、このような現代の診療においても、診断に苦慮する場合に熱型表が診断の一助となることもある。
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診断的意義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/22 14:41 UTC 版)
D-ダイマーは播種性血管内凝固症候群によって産生されるため、本症を示す臨床検査として用いられる。日本においての健康保険での適応は無いが、心房細動に伴う心房内血栓や大動脈解離、深部静脈血栓症などでも有用とされている。深部静脈血栓症においては、リスク評価をしたうえでの検査が効率的と報告されている。 深部静脈血栓症における感度・特異度を上げるには、カットオフ値を年齢×10μg/Lとすれば良いという報告もある。従来の一律のカットオフ値(500μg/L)では加齢に伴い特異度が低下していた。年齢によりカットオフ値を変えることで、感度97%を維持したまま特異度を上げ得ることが示唆された。
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診断的意義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 07:57 UTC 版)
CRPの産生量は炎症反応の強さに相関するため、血清中のCRPを定量して炎症反応の指標とすることができる。すなわち炎症が強いほど血清CRP値は高くなる。日本においては血液検査においてごく一般的に計測される。細菌感染では上昇しやすく、ウイルス感染ではアデノウイルスなど一部のウイルス以外ではインフルエンザウイルスのように強い発熱を発症するものでも上昇は軽微である。つまり、通常の感冒では上昇しないことが多い。 同様の疾患で同程度の重症度の場合でも、CRPの上昇の程度には大きな個人差がある。そのため、CRPを標準値や他の患者の値と比較することはあまり有意義ではなく、一人の患者の経過を観察するために有用な指標といえる。 また、細菌性感染の炎症開始から6時間程度は上昇せず、反応が遅い。炎症早期の指標としては白血球の左方移動、白血球数増加が有用となる。また、日本以外では炎症の指標として一般的に用いられること自体が少なく、英語論文における指標はもっぱら白血球に依存している。
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