西武ドームへの観客輸送
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 03:05 UTC 版)
「西武有楽町線」の記事における「西武ドームへの観客輸送」の解説
西武ドームでの野球開催時に限り、新木場・渋谷方面からの西武球場前行が運行される。池袋線との直通運転を開始した1998年シーズンから東京メトロ有楽町線直通、2008年6月14日から副都心線直通が設定され、新木場・渋谷発の西武球場前行が運転されるようになった。2013年3月16日以降は、元町・中華街発の西武球場前行きが設定され、横浜方面からの西武ドームアクセスが改善した。 以下の記述は2013年3月16日改正のダイヤに基づく。 行き(西武球場前行き)の列車新木場発(平日ナイトゲーム開催日のみ)は所沢行きの各停を延長する形で1本、元町・中華街発は快速所沢行き(平日)の延長、快速急行小手指行き(土曜・休日)の運転変更により、いずれも西武線内は快速としてデーゲーム開催日は2本、ナイトゲーム開催日は1本運転される。土曜・休日デーゲーム開催日の元町・中華街発2本のうち、1本目は東京地下鉄の車両、2本目は東京急行電鉄(東急)の車両の10両編成で運転される。ナイトゲーム開催日は新木場発、元町・中華街発ともに自社車両の10両編成となる。 帰り(西武球場前発)の列車新木場行き(平日ナイトゲーム開催日のみ)は保谷始発の各停を延長する形で1本、元町・中華街行き(平日ナイトゲーム、土曜・休日デーゲーム開催日のみ)は平日は保谷始発の各停、土曜・休日は清瀬始発の各停を延長する形でそれぞれ1本設定されている。新木場行きは東京地下鉄の車両の10両編成、元町・中華街行きは東急または横浜高速鉄道の車両の8両編成である。 使用車両は後節を参照。このうち自社の6000系で運転される場合は先頭車の前面にヘッドマークが装着されていることもある(40000系では不明)。このヘッドマークは埼玉西武ライオンズの球団ロゴマークのヘッドマークの使用が多いが、場合によっては埼玉西武ライオンズのチーム応援キャンペーンや埼玉西武ライオンズの人気選手の応援企画の特製ヘッドマークを掲出して運転されることもある。さらに、プロ野球オープン戦やパ・リーグ公式戦開幕・オールスターゲーム・プレーオフ・日本シリーズといった試合の開催時には、開催記念の特製ヘッドマークを掲出して運転されることもある。 1998年の運行開始当初は夏休みやゴールデンウィークなどの限られた期間中の野球開催日に新木場発の清瀬行を延長する形で下り2本だけの運転であったが、2001年頃のダイヤ改正から西武線の野球開催時の増発ダイヤに組み込まれ、西武ドームでの公式戦全試合やオープン戦などの野球開催時に上下数本が運行されるようになった。 なお、車両運用上の都合や折り返し時間の関係等により、本来のダイヤ上では東京メトロの車両で運転される列車を西武の車両(6000系および40000系)に車種変更して運行することがある。例として事前に小手指駅(車種変更を行う折り返し駅)で東京メトロの車両から西武の車両(6000系および40000系)に車両交換を行い、本来の東京メトロの車両は小手指の車庫に入る(車種変更を行う折り返し駅によっては小手指または武蔵丘の車庫まで回送される)。車両交換後の西武の車両は所定の新木場行(または元町・中華街行)として運行、折り返し西武球場前行(延長運転による行先変更。この例では本来の所沢行からの変更)となり、同駅到着後に西所沢経由で小手指(または武蔵丘の車庫)へ回送し、入れ替わりに本来の新木場行(または元町・中華街行)用に事前に車両交換した東京メトロの車両を所沢駅(本来の車両運用での折り返し駅)まで回送し、本来の運用に戻して運行する。 1999年シーズンのオールスターゲーム開催時には、当時西武ライオンズに所属していた松坂大輔(1本目)と松井稼頭央(2本目)の特製ヘッドマークが掲出された新木場発の西武球場前行が西武線内急行として2本運転された(地下鉄線内は各停、西武線内は新桜台、練馬、石神井公園、以後池袋線急行停車駅と同一)。 2018年9月20日・21日には、千葉マリンスタジアムでの千葉ロッテマリーンズ対埼玉西武ライオンズの試合に合わせ、所沢発西武有楽町線・東京メトロ有楽町線経由のS-TRAIN104号・106号豊洲行が、マリンスタジアム最寄駅の海浜幕張駅まで直通するJR京葉線との連絡駅の新木場駅まで延長運転された。 同様に西武ドームでのコンサートや主要イベントの開催時にも新木場発や元町・中華街発の西武球場前行が運転されることがある。
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西武ドームへの観客輸送
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「東京メトロ副都心線」の記事における「西武ドームへの観客輸送」の解説
詳細は「西武有楽町線#西武ドームへの観客輸送」を参照 西武ドームにおいてプロ野球の試合など催し物が開催される場合は、小手指行きの急行(西武線内快速急行)を西武球場前行きの急行(西武線内快速)に変更する。この場合、代替としてひばりヶ丘発の快速急行小手指行きが運行され、「Fライナー」を名乗らない。
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