第4次防衛力整備計画とは? わかりやすく解説

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第4次防衛力整備計画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/23 03:36 UTC 版)

第4次防衛力整備計画(だいよじぼうえいりょくせいびけいかく、英語: Fourth Defense Build-up Plan[1])は、日本国自衛隊の軍備計画。略称は「四次防」または「4次防」。


  1. ^ Chapter 2 - The New National Defense Program Guidelines (Defense of Japan 2011)〔平成23年版防衛白書 第2章 新防衛大綱〕 (PDF)” (英語). 防衛省自衛隊. p. 142 (2011年). 2020年7月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月19日閲覧。
  2. ^ 廣瀬「官僚と軍人」P137
  3. ^ 黒川「近代日本の軍事戦略概史」P251
  4. ^ 草地「自衛隊史1984年度版 -日本防衛の歩みと進歩-」P227とP231


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第4次防衛力整備計画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/08 19:52 UTC 版)

航空自衛隊の歴史」の記事における「第4次防衛力整備計画」の解説

4次防の下では近代化推進輸送能力の向上などが図られた。1972年5月15日沖縄返還により防空領域拡大したため臨時那覇派遣隊編成され、翌1973年南西航空混成団新編され領域防衛担任する第一次オイルショック発生により原油価格高騰する昭和48年予算では航空自衛隊ジェット燃料代は約28キロリットル42億円でありこれは無事調達された。しかし、翌昭和49年度は約32キロリットルに対して90億円の費用確保されたが、前年比で1リットルあたり2倍近く暴騰している。さらに、航空自衛隊では燃料調達までタイムラグへの対応や有事備蓄確保する必要性から、年間予算燃料代を消費し切るわけに訳にはいかなかった。結果消費量抑制しなければならず1971年までは戦闘機パイロット年間平均飛行時間178時間維持されていたが、翌年以降漸減傾向突入し1974年は160時間1976年には150時間、そして1980年には140時間台まで減少している。これが160時間台まで回復するには1987年まで待たねばならなかった。これでもアメリカ空軍の約240時間NATO諸国平均約180時間には届かなかった。 1974年から第3次F-X選定開始される1975年6月F-1支援戦闘機初飛行開始1977年9月から部隊配備開始され、後に装備化される80式空対艦誘導弾組み合わせによりソ連軍上陸艦隊対す対艦攻撃能力飛躍的に向上する1976年9月6日ベレンコ中尉亡命事件発生するソ連防空軍MiG-25戦闘機突如進路変更し、領空侵犯備えた千歳基地のF-4EJ戦闘機スクランブル発進接触図ろうとした。しかし、F-4EJ戦闘機レーダー問題により対象発見できずMiG25戦闘機函館空港強行着陸する。これにより現地周辺ソ連軍奪還作戦備えて厳戒態勢をとった。事態米国の介入もあり武力攻撃を受ける事態には至らなかった。

※この「第4次防衛力整備計画」の解説は、「航空自衛隊の歴史」の解説の一部です。
「第4次防衛力整備計画」を含む「航空自衛隊の歴史」の記事については、「航空自衛隊の歴史」の概要を参照ください。

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