神月家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/03 07:27 UTC 版)
「天使の飼い方・しつけ方」の記事における「神月家」の解説
神月 ひかる(かみづき ひかる) 県立港高校に通う高校2年生。ワイルド系で美形だが、目つきの悪さがたたりクラスでは恐怖の的になっている。「確実に何人か半殺しにしてる」やら「東京ドームの地下にある裏闘技場の最年少チャンピオン」などの噂が広まっているが、本人が否定しないために噂が肥大化しつつあったが、セラの努力で改善しつつある。 6歳の頃に事故で記憶をなくしており、それまでは天使のような笑顔の少年だったが、事故の際のトラウマで悪魔の視線を身につけてしまっている。本当は10年前に、あるきっかけで悪魔のベルフェラジィと出会ってしまい、その際に魂を半分取られ、替わりに悪魔の魔力を注がれており、目にも悪魔の魔力が込められている。この呪いを解くには「人間の少女に告白されること」が条件となっている。 十字架のチョーカーを身に着けており、それを触ることで気分が落ち着くせいか、入浴時も寝るときも常に肌身離さず着用している。動物好きで、愛読書は不良と動物をミックスしたような漫画の『伝説のバサラッ!!』である。 神月 桜(かみづき さくら) ひかるの母親で専業主婦。テンションが無駄に高くよく喋る。ひかるに女の子の友達ができることをとても喜んでおり、セラとイデルが住むことになったときも歓迎していた。イデルに名前や出身地を聞いたとき、イデルが答えた「魔界」をアフリカのほうにある国だと勘違いしていた。自宅の庭に家庭菜園を設けており、トマトやピーマンといった野菜を育てている。 神月 流(かみづき りゅう) ひかるの父親で船舶関係の仕事についており、家を空けていることのほうが多い。お土産としてメキシコで呪いの石仮面を買ってきたり、エジプトで悪魔の力が備わるとの曰くつきの矢を買ってくるなど、オカルト好きらしい一面が汲み取れる。並大抵のこととは驚かないと自称するだけあって、セラとイデルが天使と悪魔だと聞かされても、全く動じないところか受け入れる面を見せた。理力と魔力による認識の書き換えが効かない。しばの天敵。 神月家は、もともと「神憑き」と呼ばれており、神月家の男子には代々不思議な力が宿るとされ、その修行と特訓のために帰宅した。流本人も微量ながら理力を持っている。 しば 神月家の愛犬で、なぜか自分が破壊神の生まれ変わりだと信じている。彼にとっての散歩は視察であり、いずれ世界を破壊するための現地調査であるらしい。ひかるのことを第一家来、桜のことは第二家来、セラのことを第三家来だと思っている。また、流とイデルには頭が上がらず、理由は「生きとし生けるものが恐怖する死をどこかで受け入れているから」らしい。玉葱とピーマンが苦手。
※この「神月家」の解説は、「天使の飼い方・しつけ方」の解説の一部です。
「神月家」を含む「天使の飼い方・しつけ方」の記事については、「天使の飼い方・しつけ方」の概要を参照ください。
- 神月家のページへのリンク