三省堂 大辞林 |
ねつでんどう-りつ ―でんだう― 5 【熱伝導率】
CAE用語集 |
熱伝導率
IT用語辞典バイナリ |
熱伝導率
【英】Thermal conductivity
熱伝導率とは、ある物質について、熱の伝わりやすさが示された値のことである。一個の物質において温度差がある場合、温度の高い部分から低い部分へと熱の移動現象が生じる。この熱移動のおこりやすさが熱伝導率として表される。
単位長(厚み)当たり 1度の温度差がある場合に、単位時間で単位面積を移動する熱量が係数となる。具体的には、物質の両面に1度の温度差があるとき、1平米当たり1時間に伝わる熱量が熱伝導率として表現される。この熱伝導率の値が大きければ大きいほど、移動する熱量は大きく、熱が伝わりやすいことになる。熱伝導率は金属、ガラス、プラスチック、セメント、木質材など、材料の種類と密度によって異なる。ちなみに、熱伝導率を物質の厚さで割った数値を「熱伝導係数」というが、この熱伝導係数の逆数が「熱抵抗値」となる。
実用空調関連用語 |
ねつでんどうりつ 熱伝導率 heat conductivity、thermal conductivity
マグネット用語集 |
熱伝導率
物質内で高温部分から低温部分へ熱が伝導する際の、伝導のしやすさを示す値。単位等温面を単位時間に垂直に流れる熱量と、この方向の単位長さあたりの温度差の比で表される。単位は[W/m・K]。
建築用語大辞典 |
熱伝導率
【用 語】熱伝導率【よみがな】ねつでんどうりつ
【意 味】
物質の熱伝導特性を表す比例定数。率が大きいほど熱を伝えやすい。物体内部の等温面の単位面積を通って単位時間に垂直に流れる熱量と、この方向の温度勾配の比で定義され、温度により変化する。
単位は通常(W/m・℃)
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EPS建材関連用語集 |
熱伝導率(λ)
水分含量や温度によって変化するので注意が必要(技術資料E-2,3参照)。
新旧単位系の換算式は次の通り。
1kcal/(m・h・℃)=1.16W/(m・K)
1W/(m・K)=0.86kcal/(m・h・℃)
ウィキペディア |
熱伝導率
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/07/01 06:40 UTC 版)
熱伝導率(ねつでんどうりつ、Thermal conductivity)は、熱伝導度ともいい、熱伝導において、熱流束密度(単位時間に単位面積を通過する熱エネルギー)を温度勾配で割った物理量。その逆数を熱抵抗率(ねつていこうりつ)という。
熱流束密度をJ、温度をT、温度勾配を gradTとすると、熱伝導率λとの関係は次のように表される。
熱伝導率のSI単位はW/(m・K)であり、W/(cm・K)も使われる。
熱伝導率は媒質中により温度勾配がある場合にその勾配に沿って運ばれる熱流束の大きさを規定する量であり,熱拡散率は温度勾配により運ばれる温度(熱エネルギー)の拡散係数を意味する。ここで,熱拡散係数と熱拡散率は物理的に異なった量を意味するので注意が必要である。 熱拡散係数は,混合物に温度勾配がある場合に,熱拡散により濃度勾配が生じる時の大きさを規定する物理量である。 熱伝導率=熱拡散率x定圧比熱容量x密度 である。(なお,比熱容量x密度は単位体積当たりの熱容量で,体積熱容量と呼ぶ)
また、熱伝導率が一つの物質内での熱の伝わり易さを表す値に対し、物質間の熱の伝わり易さを表す値として熱伝達係数がある。
一般的な材料の室温付近での熱伝導率
- 銀Ag 420 W·m-1·K-1
- 銅Cu 398
- 金Au 320
- アルミニウムAl 236
- 鉄Fe 84
- 白金Pt 70
- 真鍮 106
- 水晶 8
- ガラス 1
- 水 0.6
- 羊毛 0.05
- 発泡ポリスチレン("Styrofoam") 0.03
- エポキシ樹脂("bisphenol A") 0.21
- シリコーン(Qゴム) 0.16
- シリコン 168
- ダイヤモンド 1000~2000
- カーボンナノチューブ 3000~5500
熱伝導率測定
- レーザーフラッシュ法
- 定常熱流法・平板熱流計法
- 熱線法
- 熱線(ヒーター線)の発熱量と温度上昇量から、熱伝導率を直接測定する。
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