換算式とは? わかりやすく解説

換算式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/16 04:57 UTC 版)

メル尺度」の記事における「換算式」の解説

周波数パラメータ取り方によりいくつかの変種があるが、周波数 f   {\displaystyle f\ } をメル尺度 m   {\displaystyle m\ } に変換する一般式m = m 0 ln ⁡ ( f f 0 + 1 ) {\displaystyle m=m_{0}\ln \left({\frac {f}{f_{0}}}+1\right)} で、逆変換f = f 0 ( expm m 0 − 1 ) {\displaystyle f=f_{0}\left(\exp {\frac {m}{m_{0}}}-1\right)} である。 f 0   {\displaystyle f_{0}\ } は自由パラメータ周波数パラメータで、 m 0   {\displaystyle m_{0}\ } は「1000 Hz1000メル」という制約から導かれるm 0 = 1000 ln ⁡ ( 1000 H z f 0 + 1 ) {\displaystyle m_{0}={\frac {1000}{\ln \left({\frac {1000\,\mathrm {Hz} }{f_{0}}}+1\right)}}} で算出される従属パラメータである。 これらの式から、 周波数周波数パラメータ なら、メル尺度周波数にほぼ比例する周波数増えるほど、メル尺度増え方は緩慢になる。 周波数周波数パラメータ なら、メル尺度はほぼ周波数対数一次関数になる。 などがわかる。 式は周波数パラメータのみによって決まり、よく使われる式には m = 1127.010480 ln ⁡ ( f 700 H z + 1 ) {\displaystyle m=1127.010480\ln \left({\frac {f}{700\,\mathrm {Hz} }}+1\right)}   (Stevens & Volkman 1940; Beranek 1949; O’Shaughnessy 1987) m = 1442.695041 ln ⁡ ( f 1000 H z + 1 ) = 1000 log 2 ⁡ ( f 1000 H z + 1 ) {\displaystyle m=1442.695041\ln \left({\frac {f}{1000\,\mathrm {Hz} }}+1\right)=1000\log _{2}\left({\frac {f}{1000\,\mathrm {Hz} }}+1\right)}   (Fant 1968) m = 1046.55994 ln ⁡ ( f 625 H z + 1 ) {\displaystyle m=1046.55994\ln \left({\frac {f}{625\,\mathrm {Hz} }}+1\right)}   (Lindsay & Norman 1977) がある。

※この「換算式」の解説は、「メル尺度」の解説の一部です。
「換算式」を含む「メル尺度」の記事については、「メル尺度」の概要を参照ください。

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