清水南高校吹奏楽部
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「〈ハルチカ〉シリーズ」の記事における「清水南高校吹奏楽部」の解説
穂村 千夏(ほむら ちか) 声 - ブリドカットセーラ恵美 / 演 - 橋本環奈 誕生日 - 7月10日 本作の主人公。通称・チカ。高校1年生(『初恋ソムリエ』より2年生)。フルート奏者。俗に言う脳筋だが素直な性格。本作は彼女の視点で描かれている。 中学生まではバレー部に所属していたが、高校からは女の子らしくなろうと吹奏楽部に入部。顧問の草壁と部員集めに奔走し、やがて好意を持つようになるが、幼なじみのハルタも男同士でありながら草壁に思いを寄せていて、ハルタと卒業式まで抜け駆けしないという協定を結んでしまう。普門館出場を夢見て、運動部で鍛えられた度胸と体力で日々努力を続ける。 上条 春太(かみじょう はるた) 声 - 斉藤壮馬 / 演 - 佐藤勝利(Sexy Zone) 誕生日 - 4月19日 本作のもうひとりの主人公。通称・ハルタ。高校1年生(『初恋ソムリエ』より2年生)。ホルン奏者。 中性的な顔立ちの美形で頭脳明晰だが、ひねくれている上に冷徹なところがある。チカからは呼び捨てにされるが、逆に彼は「チカちゃん」と呼ぶ。チカとは小学校に上がるまで家が隣同士だった幼なじみで、高校で9年振りに再会する。両親は仕事で家を空けることが多く、また年の離れた酒豪の姉(南風(みなみ)、つぐみ、冬菜(ふゆな))が3人おり、姉達によるモラハラから逃れる為に一人暮らしをしている。女嫌いであり、同性である顧問の草壁に片想いをしていて(草壁のことは好きだが、男性が好きというわけではない)、チカの恋のライバルとなる。草壁の事になると頭脳明晰な側面が抜け落ちる傾向にあり、発明部謹製の「オモイデマクラ」を購入するなど突拍子もない行動をとることもしばしば。 カイユ共々アメリカ民謡クラブに籍だけ置いている。 ハンドルネーム・ペンネームは「砂漠のうさぎ」。 草壁 信二郎(くさかべ しんじろう) 声 - 花江夏樹 / 演 - 小出恵介 ハルタとチカの入学と共に着任した新任の音楽教師。26歳(『千年ジュリエット』より27歳)。吹奏楽部顧問。学生時代に東京国際音楽コンクールの指揮部門で2位になった経歴を持つ、将来を嘱望された指揮者だったが、なぜかその道を捨て教職についている。穏やかで生徒思いの先生。 「惑星カロン -人物消失-」にて、彼が指揮者の道を捨てる時の演奏を行った楽団員たちに逢うという目的がある事が明かされた。 片桐 圭介(かたぎり けいすけ) 声 - 山下誠一郎 誕生日 - 1月1日 吹奏楽部部長。高校2年生(『初恋ソムリエ』より3年生)。トランペット奏者。ハルタらの1年先輩。3歳年下の妹がいる。 基本的に曲者の多い本作において数少ない常識人。芹澤が入部した後は彼女と口げんかする事が多い。 文化祭後に吹奏楽部を引退した。 成島 美代子(なるしま みよこ) 声 - 千菅春香 誕生日 - 10月21日 「クロスキューブ」より登場。 中学生時代に普門館出場を果たしたオーボエ奏者。ハルタとチカに吹奏楽部に勧誘された際、弟が遺した六面全てが白色のルービックキューブを完成させてみせろと挑む。 強気な性格だが、幽霊が苦手という一面も見せる。 3年生引退後は吹奏楽部の副部長になる。 マレン・セイ 声 - 島﨑信長 誕生日 - 11月6日 「退出ゲーム」より登場。 中国系アメリカ人。日本の慣習に合わせているため、マレンが姓、セイが名。父親がサックス奏者で、自身もサックスの名手。誘われるままに演劇部に入った幽霊部員だったが、吹奏楽部にスカウトされる。演劇部員と吹奏楽部員による即興劇対決の結果、それまで抱えていた出生についての悩みも解決することができ、吹奏楽部へ入部する。 演奏の才能だけでなく指導力もあり、そのため3年生引退後は吹奏楽部の部長になる。 後藤 朱里(ごとう あかり) 声 - 山田悠希 誕生日 - 5月5日 「エレファンツ・ブレス」より登場。 中学生時代から吹奏楽を続けるバストロンボーン奏者。ハルタらの1年後輩。入学以前、確執がある祖父の「エレファンツ・ブレス(名前のみ伝わる幻の色)を見た」という言葉の真相をハルタらと追い、祖父の過酷な過去を知って和解する。 檜山 界雄(ひやま かいゆう) 声 - 岡本信彦 / 演 - 清水尋也 誕生日 - 6月15日 「周波数は77.4MHz」より登場。 あだ名はカイユ。中学2年まで市のジュニアマーチングバンドに所属していた打楽器奏者。ハルタらの同級生だったが、不登校で1年留年する。直子とは幼なじみ。 実家は寺であり、老人と深く関わっていたためか様々な知識が豊富という一面も持つ。 ハルタ共々アメリカ民謡クラブに籍だけ置いている。 芹澤 直子(せりざわ なおこ) 声 - 瀬戸麻沙美 / 演 - 恒松祐里 誕生日 - 6月8日 「スプリングラフィ」より登場。 クラリネット奏者。右耳が難聴。祖父は元国会議員、父は建設会社社長という名家の出身。 アンチ吹奏楽部のプロ奏者志望だったが、ある事情により進路の再考を余儀なくされる。千夏に入部を誘われても、「吹奏楽でもいいから居場所を見つけよう」と考えたことのある自分は部員に対し失礼だとして、外からカイユの情報を与えるなど千夏達を見守るに留めていたが、後に入部する。 見た目に反して割と口調はきつい。またクラリネットの演奏に明け暮れていたためか、小中高と遠足も運動会も参加してこなかった。 清春 潤(きよはる じゅん) 「失踪ヘビーロッカー」より登場。 アメリカ民謡クラブに所属する2年生。ヘヴィメタル志向。 甲田の奇行に振り回されているが、自分たちを理解し居場所を与えてくれた甲田の事を信頼しており、遅れていた甲田を待ち続け、自分たちの出番を削ってでも甲田のためにライブの時間を提供した。 新入生が入ってこなかった事で「自分たちの代でアメ民は終わり」と嘆いていたが、草壁の提案で吹奏楽部にも籍を置き、吹奏楽部有志をアメリカ民謡クラブにも在籍させることになり、ヘヴィメタル志向の仲間たち共々吹奏楽部の一員となる。 吹奏楽部と演奏するときはフルートを担当している。 杉本(すぎもと)・横田(よこた)・長澤(ながさわ) アメリカ民謡クラブの一員。清春共々吹奏楽部にも籍を置いている。 担当パートは杉本がユーフォニアム、横田がホルン、長澤が打楽器。
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