根子田家
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「クッキングパパの登場人物」の記事における「根子田家」の解説
東京都のJR中央線沿線に住む一味の妹一家。京成電鉄に乗車するシーンもあるので、引っ越した可能性もある。 根子田(荒岩)味知 - ねこた みち(声:大坪純子) 一味の妹。第4巻COOK.37で初登場。 短大卒業後に東京へ移り住み、コピーライター・エッセイストをしている。エッセイを出版したときの名義は「猫田味知」(第82巻COOK.801)。 生後すぐに父を亡くし、母・カツ代が子供を食べさせるために一日中働き詰めの中、成長期の大半を兄・一味と共に過ごし、半分は彼に育てられたようなもの。出来合い惣菜が続いた食事を嫌がるようになり、困り果てた一味が初めて作った料理(卵焼き)を喜んで食べ、結果として彼を料理にのめり込ませるきっかけを作った張本人。 初登場時は高太郎という恋人がいたが、真剣に「結婚しよう」と言われたにもかかわらず、「今はどうしてもそんな気になれない」と応じなかったため、別れてしまった(「コピーライターとしてようやく仕事が来るようになったところ、もう少し待って」とも言っていることから、高太郎は結婚したら『味知に仕事を辞めて、家庭に入って欲しかった』可能性がある)。その後、カメラマンの根子田敏夫と付き合って同棲しているうちに妊娠してしまい、事実を一味やカツ代に告げた後結婚(第25巻COOK.244)し、空吾と洋平の母となる。 カツ代や一味には顔も体型も全く似ておらず、なかなか可愛らしい顔をしている(カツ代曰く、口元は父親似)。一方で気の強い性格は母であるカツ代譲りで、夫と時折けんかになる時はほぼ一方的に味知のほうが怒り、文句を言いまくっている。 好物はスコッチエッグなど挽肉料理や豚の角煮。 子供の頃、金魚すくいで得た金魚の世話をおろそかにし、祖母(カツ代の母)任せにして「行った時だけ可愛がる」ことを続けた末に死なせた経験があり、その反省から、洋平が金魚すくいをしたがってもさせなかったが、経緯を聞いた夫に促され、最後には許している。 根子田敏夫(兼介) - ねこた としお(けんすけ)(声:古谷徹) 味知の夫。第6巻COOK.62で初登場。第7巻COOK.71で初めて下の名前が明らかになった時は「根子田兼介」という名前だった。 苗字と猫に似た風貌から自他とも「ネコちゃん」と呼んでいる。非常にノリがよい、荒岩一家のムードメーカー。 風景や料理写真を扱うプロカメラマンだが、本当は植物の写真を好む。アニメではアクロバティックな動きで写真撮影をする事もあった。 生粋の関西人で、出身地は不明だが大阪弁で話す。のほほんとした性格であるが、先述の通り味知を結婚前に妊娠させてしまっており、大胆な面もある。 仕事関連や友人は揃いも揃って曲者ばかりで、結婚式の折、味知の親族を破談寸前まで激怒させたほど(一味が寝過した為にミートローフを作るのが遅れ、修羅場寸前の所で到着した事が幸いして回避された)。 髪は物凄いくせ毛で、カツ代との初対面前に虹子がカットしたが大苦戦する。虹子曰く「まことのようにはいかんわ」。 初期はメガネを掛けていたが、第11巻COOK.104からは掛けなくなった。 好物はたこ焼き。 根子田空吾 - ねこた くうご(声:冬馬由美) 味知と敏夫の長男。第26巻COOK.259で誕生。 敏夫は「孫悟空」、敏夫の父は「太平洋」、カツ代は「優(ゆう)」と名づけようとしたが、味知が孫悟空をアレンジした名前をつけた。 従姉のみゆきと仲がよく、福岡に来たときはみゆきと一緒に行動することが多い。父譲りの糸目と爆発したかのような派手な髪型がトレードマーク。 アニメではみゆき同様、最後まで無邪気な赤子として描かれている。 根子田洋平 - ねこた ようへい 味知と敏夫の次男。第76巻COOK.744で初登場。 名前はかつて祖父(敏夫の父)が考案した「太平洋」をアレンジしたもの。
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