松竹蒲田撮影所とは? わかりやすく解説

松竹蒲田撮影所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/03 23:43 UTC 版)

松竹蒲田撮影所(しょうちくかまたさつえいじょ、1920年6月 正式開業 - 1936年1月15日 閉鎖)は、かつて存在した日本映画スタジオである。


注釈

  1. ^ 石川県出身で、当時松竹の巡業部長をしていた。
  2. ^ 映画女優市川春衛の夫。
  3. ^ 松竹キネマ合名社の職制は、社長:白井信太郎、総務:松居松葉、相談役:大谷竹次郎白井松次郎、理事長:大谷竹次郎、理事:小山内薫木村錦花吉田克己、山森三九郎、田口櫻村、玉木長之輔、野村芳亭、外交部長:井上宅治、撮影部長:田口櫻村、営業部顧問:野村芳亭、技芸顧問:岡鬼太郎、建築顧問:前田長久、常務主事:瀬川露香となっている。
  4. ^ 後に松竹蒲田撮影所次長に就任。
  5. ^ 斎藤佳三(1887年 - 1955年)は、秋田県由利郡矢島町出身の美術家音楽家で、国民服の考案も行った人である。[6]
  6. ^ 野村芳亭の異動の理由には、野村と柳さく子とのスキャンダルによる懲罰措置(左遷[10] と、時代劇部門の強化目的の為[11]の2説がある。

出典

  1. ^ a b c 『松竹百十年史』
  2. ^ a b c d e f g 『日本映画事業総覧 昭和二年版』(国際映画通信社)
  3. ^ 田中純一郎著『大谷竹次郎』
  4. ^ a b 三國一朗著『徳川夢声の世界』
  5. ^ a b c d e 田中純一郎著『日本映画発達史I 活動写真時代
  6. ^ 秋田県立秋田高等学校同窓会
  7. ^ 碧川道夫著『カメラマンの映画史 碧川道夫の歩んだ道』
  8. ^ 佐藤忠男著『日本の映画人 日本映画の創造者たち』
  9. ^ a b 筈見恒夫著『映画五十年史』
  10. ^ 岸松雄著『人物 日本映画史』
  11. ^ キネマ旬報社編『日本映画俳優全集・男優編』
  12. ^ 『現代映画用語辞典』
  13. ^ 松竹初のトーキー「マダムと女房」『東京日日新聞』昭和6年5月11日付(『昭和ニュース事典第4巻 昭和6年-昭和7年』本編p27 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)。
  14. ^ 蒲田の俳優ら検挙者は三十五人に『東京朝日新聞』昭和9年3月18日(『昭和ニュース事典第4巻 昭和8年-昭和9年』本編p615 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)。


「松竹蒲田撮影所」の続きの解説一覧

松竹蒲田撮影所(一)

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国島荘一」の記事における「松竹蒲田撮影所(一)」の解説

特筆以外、全て製作は「松竹蒲田撮影所」、配給は「松竹」、全てサイレント映画全て国島昇」名義である。 『藻の花』:監督池田義信1923年7月1日公開 - 都の青年実説国定忠治 雁の群』:監督野村芳亭1923年7月27日公開 - 高崎重吉 『家なき女』:監督大久保忠素1923年8月18日公開平和村』:監督小沢得二、製作松竹下加茂撮影所1923年11月3日公開感じ好い映画集《星》』:監督牛原虚彦1924年4月13日公開 『うなぎ』:監督大久保忠素1924年5月1日公開水車小屋』:監督小沢得二1924年5月21日公開海潮音』:監督大久保忠素1924年6月11日公開 『妹』:監督大久保忠素1924年6月21日公開山男の恋』:監督清水宏1924年8月10日公開 - 一座若者健二

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松竹蒲田撮影所(二)

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国島荘一」の記事における「松竹蒲田撮影所(二)」の解説

全て製作は「松竹蒲田撮影所」、配給は「松竹」、全てサイレント映画以降全て国島荘一名義である。 『義人の刃』:監督清水宏1925年7月28日公開 - 弟・貞之進 『支那街の夜 第一篇』:監督大久保忠素1925年9月18日公開支那街の夜 第二篇』:監督大久保忠素1925年9月25日公開支那街の夜 第三篇』:監督大久保忠素1925年10月9日公開コレラ征伐』:監督大久保忠素1925年10月23日公開 - 主演湖畔悲哀』:監督見丈夫、1925年11月20日公開 - 村田吉夫 『愛妻秘密』:監督島津保次郎1925年12月12日公開 『土に輝く』:監督鈴木重吉1926年1月7日公開 - ある紳士 『鈍急之進』:監督大久保忠素斎藤寅次郎1926年1月30日公開支那街の夜 最終編』:監督大久保忠素1926年2月10日公開修羅八荒 第一編』:監督大久保忠素1926年2月14日公開 - 弟三輪滝太郎運動家』:監督鈴木重吉1926年3月2日公開真紅情熱』:監督清水宏1926年3月21日公開 - 藤十郎修羅八荒 第二編』:監督大久保忠素1926年4月1日公開 - 弟三輪滝太郎修羅八荒 第三編』:監督大久保忠素1926年4月1日公開 - 弟三輪滝太郎京子倭文子』:監督清水宏1926年4月22日公開 - 課長宮田 『お坊ちやん』:監督島津保次郎応援監督見丈夫・五所平之助1926年5月1日公開 - 武石勇次 『愛怨百面相』:監督大久保忠素1926年6月25日公開 『新お初地蔵』:監督野村芳亭1926年7月15日公開仇討同志』:監督吉野二郎1926年7月24日公開修羅八荒 終編』:監督大久保忠素1926年8月8日公開 - 弟三輪滝太郎 『お照とお雪』:監督清水宏1927年1月22日公開 - 紳士九官鳥』:監督野村芳亭1927年1月28日公開 - 艶歌師木村春風高田の馬場』:監督斎藤寅次郎1927年2月17日公開父帰る』:監督野村芳亭1927年3月29日公開 - 代弁人阪間源吾 『恥ずかしい夢』:監督五所平之助1927年4月8日公開からくり娘』:監督五所平之助1927年6月15日公開 - 学生白虎隊』:監督野村芳亭1927年6月26日公開 - 間諜D 『殺陣時代』:監督斎藤寅次郎1927年7月22日公開秋草燈籠 お露の巻』:監督野村芳亭1927年8月5日公開 - 講談師長太秋草燈籠 小萩の巻』:監督野村芳亭1927年8月5日公開 - 講談師長太 『恋を拾った男』:監督島津保次郎1927年9月1日公開 - 弥生情婦青木濡衣』:監督見丈夫、1927年11月11日公開出世近道』:監督清水宏1927年12月31日公開 - 才蔵亭主操縦』:監督大久保忠素1928年1月20日公開 『海に叫ぶ女』:監督清水宏1928年3月9日公開 - お浜恋人・勇二 『永遠の心』:監督佐々木恒次郎、1928年4月27日公開女房紛失』:監督小津安二郎1928年6月15日公開 - 名探偵車六芳明昭和の女』:監督清水宏1928年6月26日公開 - 美容院ボーイ藤田終列車の女』:監督佐々木恒次郎、1928年9月7日公開 『3善人』:監督野村芳亭1929年8月15日公開 - 若紳士田宮

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松竹蒲田撮影所(三)

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国島荘一」の記事における「松竹蒲田撮影所(三)」の解説

全て製作は「松竹蒲田撮影所」、配給は「松竹」、特筆以外は全てサイレント映画である。 『深夜溜息』:監督斎藤寅次郎1931年12月18日公開三太郎満州出征』:監督斎藤寅次郎1932年2月4日公開 - 主演天国に結ぶ恋』:監督五所平之助1932年6月10日公開 - 支配人岡野サウンド版遺作

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