教養科目とは? わかりやすく解説

教養課程と専門課程

(教養科目 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/14 23:21 UTC 版)

この項目では、日本大学における教養課程(きょうようかてい)と専門課程(せんもんかてい)の区分について述べる。


  1. ^ a b 有本章 編『大学のカリキュラム改革』玉川大学出版部、2003年、17頁
  2. ^ 1991年以前でも、島根大学高知大学、1973年に開学した筑波大学その後に開学した医科大学等、教養課程を廃して、当初からくさび型教育課程を採用した大学もあった。なお教養部のない大学では、旧制高校の流れを汲む学部や教育学部が教養課程の授業を担当していた。
  3. ^ 各大学カリキュラム参照


「教養課程と専門課程」の続きの解説一覧

教養科目

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 03:18 UTC 版)

京都大学」の記事における「教養科目」の解説

京都大学での学部段階での教育は、全学対象の教養科目と各学部ごとの専門科目に大別されるこのうち教養科目については、1993年教養部廃止以降全学共通科目中心に再編された。教養科目と専門科目の分担は、1・2回生教養課程3回生以上を専門課程とするような学年による区分行わず1回生では教養科目を多く履修し学年上がるに従って専門科目の割合徐々に増やし卒業まで教養専門それぞれ必要な単位取得する方式を採っている。ただし学部によっては、途中年次までに所定の教養科目の単位取得していないと系登録・研究室配属などができない事実上留年ことがある2013年度全学共通年間登録授業の上限を定めキャップ制新規入学生に適用されることとなった様々な科目広く履修し、各学生が己の適正探っていけるよう理学部文学部学科細分せず単学科となっている。だが、キャップ制にはこれら既存教育制度との齟齬があるとして、しばしば在学生の間で問題視されている。 教養科目の大半全学共通科目であり、以下の5群に分類されるA群: 人文科学・社会科学科目 B群: 自然科学系科目 C群: 外国語科目。留学生対象日本語教育も含む。 D群: 保健体育科EX群: 大学コンソーシアム京都単位互換科目 ただし一部科目A・C群、B・D群など複数の群に属し学生履修登録時にどちらの群の科目として履修するかを選択する学部ごとに各群から取得すべき単位数が定められている。学部によっては、一部科目卒業必要な単位としては認めないことがある。たとえばB群には文系学生向けの数学講義含まれるが、これを理系学部学生履修しても単位として認められない。特に、工学部生は学部指定B群科目以外は一切卒業単位認定されない。 なお、総合人間学部生に対しては、C群除いて群の概念そのもの適用されないまた、文学部生も平成16年度以前入学者については、A・B・D群が同一視されていた。 このほか次のような科目設けられており、科目内容によってA〜D群単位として認定される新入生向け少人数セミナー(ポケット・ゼミ) 1998年度より行われるようになった異な専門分野教員接することで視野広げることを目的としている。 国際教育プログラム (KUINEP) ほぼ同数留学生日本人学生対象に英語で講義を行う。 教養科目の運営は、教養部廃止時には総合人間学部担当していたが、2003年以降新設され高等教育研究開発推進機構担当している。 履修登録休講レポート試験などの連絡WEB 上で行うため、全学共通教育教務情報システム(略称 KULASIS = Kyoto University's Liberal Arts Syllabus Information System、クラシス)が運用されている。

※この「教養科目」の解説は、「京都大学」の解説の一部です。
「教養科目」を含む「京都大学」の記事については、「京都大学」の概要を参照ください。

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