咲本ダンススクール
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「背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜」の記事における「咲本ダンススクール」の解説
土井垣と理央も中学まで所属していたが、高校で競技ダンス部を創るために離れた。 御木 清斗(みき きよと):〇 高校一年生。体格は土屋と同じ程度の小柄な少年だが、元ジュニアチャンプの経歴を持つ実力者。ターニャのリーダー。ダンスを始めたのは小学生から。元々は姉とペアを組んでいたが、アイドルになるからという理由で突然姉にペアを解消されてしまい、その後ターニャとペアを組むことになった。 聡明な雰囲気の美少年で、社交性にも富む。土井垣の店に衣装を見に来ていた際に土屋・亘理と出会い、以後二人の良き親友兼ライバルとなる。同い年の彼らをとても気に入っており、部活という環境でダンスを習えることを羨ましいと語る。相方のターニャを「可愛い」と評し、好意を寄せているような描写もある。当初は彼女の話すロシア語をほとんど理解できず、表情や手振りなどで何とかコミュニケーションをとっている状態だったが、その後少しずつロシア語を覚え始め、長文でなければ聞き取れて話せるようになった。 試合中につい周りを気にしてしまう癖があり本人も自覚しているが、心では「もっとダンスに真摯でありたい」と強く思っている。ユースに入って以降は他のペアに押され気味になり、一度も優勝出来ていないことに内心焦りを感じている。小柄な体系を生かした運動量の多い演技が得意。 2年後編では、高一の全国大会後、ターニャと共にロシアにダンス留学へ行っていたことが明かされた。背は土屋以上に伸び、ロシア語も流暢に話せるようになった。 人気投票では7位。 タチアナ・クリロワ:〇 高校一年生。御木のパートナー。ロシア人の女の子。通称「ターニャ」。御木と同じ高校に通っている。 初対面の亘理が「きれい」と思ってしまう程の美少女だが、かなりの人見知りで他人にはなかなか心を開かない。御木のパートナーを務めるだけあり、ダンスはかなりの腕前。カップルを組んだのは半年ほど前で、親の知り合いの子供同士という関係である。彼女もまた、御木に恋愛感情を抱いているような節がある。 ダンスのために来日したものの、あまり日本の風土に馴染めていないらしく、日本語も全くと言ってよいほど話せない。そのため当初は御木とのコミュニケーションに苦労していたが、彼が少しずつロシア語を覚え始めたことで改善されていった。 成果が出ずに悔しがる御木を励ますなど関係は至って良好だが、日本に馴染めていない故に何かと彼に頼りきっている所があり、日本語を話せないのもそのせいで覚える努力をしてこなかったというのが理由にある。亘理と初めて会った際、彼女がつたないながらもロシア語で挨拶した事がきっかけで、御木ほどではないが亘理には心を開いている。 2年後編では、背が伸び、日本語も話せるようになった。 人気投票では3位。 咲本 譲治(さきもと じょうじ):◎ 高校三年生。沙羅のリーダー。学生チャンピオンの肩書きを持つ超実力者。 土井垣に負けず劣らずのガタイと、常に笑みを浮かべている凛々しくも濃い顔立ちが特徴。秋子には赤面して直視出来ないほど憧れられている。 その本質は、何よりもダンスを楽しむことを第一に考え、ずば抜けた感性と表現力、瞬発力で変幻自在に新たなルーティンを組み立ててしまう生粋のエンターテイナーであり、恵美によれば「周りを煽るのが上手く、結果他の選手は妙にハイになって冷静さを欠き自滅する」。さらに敵のペアのルーティンを一度見ただけで完璧にコピーしたり、それをより昇華させたものにアレンジしてしまうなど、まさにダンスにかけては天才というべき資質を持つ。国内では負け知らずだったが、高三の夏の全国大会で、ライバルの土井垣に初めて優勝を受け渡す。ラテン部門では優勝を収めるとともに、八巻にプロとしての道を比喩的に提示した。 良くも悪くも常にマイペースで、パートナーの沙羅とは長くカップルを組んでいるが、喧嘩が多い上に彼女の個人的な理由で大会に出場出来ないなどしており、土井垣からは「締まらない」と言われている。また、その性分から本来やらなくてもいいパフォーマンスを行うため、一次予選で減点されるケースも多々あり、その都度審査員の悪口を言うなど大人げないところもある。 2年後編では、沙羅とのペアでプロとして世界でも活躍している。 永島 沙羅(ながしま さら):◎ 高校三年生。咲本のパートナー。 険しそうな表情をほとんど崩さない、気性の激しい強気な女性。咲本からの信頼は厚いが、彼女自身はそのマイペース振りにいつもイラつかされ、喧嘩も絶えない一方、彼の変幻自在なルーティンをフォローできるのは自分しかいないと語るなど、抜群のコンビネーションを誇っている。 理央、美乃梨とは共に「黄金世代のパートナー」として仲がよく、三人でよく女子会を行っている。 2年後編では、咲本とのペアでプロとして世界でも活躍している。
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