合唱時々バドミントン部
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「TARI TARI」の記事における「合唱時々バドミントン部」の解説
橋本監督によると、部員の5人は全員主人公。 坂井 和奏(さかい わかな) 声 - 高垣彩陽 白浜坂高校普通科3年1組。土産物屋の一人娘。家族構成は父・圭介とオス猫のドラ。 授業の時には眼鏡を掛けることがある。ケーキが好物のほか、「お野菜もりもり」という野菜ジュースをよく飲んでいる。頼みごとをされると断り切れないお人好しな性格。 母親が他界したことにより音楽科から普通科に転籍した。合唱部に入部した当初は主にピアノを担当しており、歌うことには消極的であった。高校に合格して以来、母が自分に病気の話をしてくれなかったことを悩んでいた。後に、父から母が病気について自分に話さなかった真意を聞かされ、初めて母の思いを知り号泣するが、それ以降は歌と向き合えるようになった。合唱部の活動に積極的に関わるようになってからは発声練習の指導に当たることが多い。 アニメ版の序盤では、来夏の視点からストーリーが展開されるため和奏はサブ的な立ち位置が多い。 宮本 来夏(みやもと こなつ) 声 - 瀬戸麻沙美 合唱部部長。歌うことが大好きな女の子。明るく前向きな性格だが、周囲を置き去りにして一人で物事を進めてしまうところがある。 合唱部の活動に関して、ケーキと引き換えに和奏に頼みごとをすることが多い。今は亡き祖父共々コンドルクインズの大ファン。 声楽部に所属していたが、前年の発表会での失敗により、顧問の教頭から合唱へ参加する機会を与えられなくなったため、部を辞め新たに合唱部を作ることを決意する。 沖田 紗羽(おきた さわ) 声 - 早見沙織 来夏と仲の良い弓道部所属の女の子。 世話好きなお姉ちゃん気質の持ち主で、相手が悩んでいるのを見過ごせないお節介焼きでもある。自宅の寺で愛馬のサブレを飼っており、流鏑馬に出場するべく乗馬の練習に励んでいる。かなりの巨乳。 高校卒業後の進路として騎手を志望しているが、身長が高く胸が大きい自身の体格がその障害となっている。 田中 大智(たなか たいち) 声 - 島﨑信長 ただ一人のバドミントン部員で、高校で全国大会出場経歴を持つ。バドミントン部が定員に満たないため廃部通知を受けるが、合唱部と合流して「合唱部ときどきバドミントン部」とすることで定員を確保し、バドミントン活動を継続することができた。遅刻の常習犯。姉がバドミントンを始めたことがきっかけで自身もバドミントンをはじめ、憧れていた選手が白浜坂高校の出身だったことで自身も白浜坂高校に進学した。 両親の転勤のため、姉・晴香と二人暮らし。 自身が描いた絵について、見た人間から「二度と絵は描くな」と批評された経験がある。合唱部の発表作に関してイラストを描いたが、来夏達からも酷評された。 ウィーン / 前田 敦博(まえだ あつひろ) 声 - 花江夏樹 12年ぶりにオーストリア・ウィーンから日本に転入してきた帰国子女。日本の文化・習慣は外国人向けに書かれた本で学んでいるが、多分に間違って覚えている。何かと聞いたことをメモ帳に書き留める習慣を持つ。足が速く自転車に乗った窃盗犯を捕まえたこともある。 大智にバドミントン部に誘われたものの、バドミントン勝負の経緯から大智と一緒に合唱部に入ることになった。今は亡き祖父の豪邸に借り住まいをしている。 『熱闘ヒーロー・ガンバライジャー』の大ファンで、特にレッドが好き。普段は大人しいが、西之端商店街イベント企画のヒーローショーでは、ショーの出来にこだわるなどの熱い一面を見せ、自ら先頭に立ち和奏達を引っ張っていった。 周囲の人間には「ウィーン」と呼ばれており、本名で呼ばれることは少ない。エンディングのクレジットも「ウィーン」表記となっている。
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