勢南高校
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西村 拓味(にしむら たくみ) 声 - 奈良徹 高等部2年生で投馬らとは同学年。 西村勇の息子で、高校のころの父と瓜二つ。水神中学校では2年生からエースで4番。高校でも1年生からエース。速いストレートと、一級品のカーブを持つ。立花兄弟の能力を高く評価している。中学生の時は捕手に恵まれず、走一郎に自分のバッテリーの相方となって同じ高校に進学するよう誘いをかけるが断られた。音美に一目惚れをする。 西村 勇(にしむら いさみ) 声 - 中尾隆聖 西村拓味の父親。勢南高校野球部の監督。野球部員として同校に在籍していた当時は、エースで4番打者。右投右打、変化の大きいカーブを武器とする変化球投手だった。 『タッチ』からの登場人物で、同作では上杉達也のライバルの1人として登場する。音美に一目惚れをする息子に、浅倉南に恋をしていたころの自分を重ねている。
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勢南高校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 00:54 UTC 版)
西村 勇(にしむら いさみ) 声 - 中尾隆聖 エースで4番打者。右投右打、変化の大きいカーブを武器とする変化球投手で、達也のライバルの1人。新体操競技を始めてスターになった浅倉南に惚れ、南につきまとう。 本編には新田明男と時を同じくして登場。新田と同じく和也亡き後の達也の主要なライバルとなる。自信家で達也や新田には何かと挑発的な態度を取るが、惚れている南に対しては一変して愛想が良くなるお調子者な一面もある。典型的な二枚目ライバルとして描写されている新田とは対照的に、三枚目的なキャラクター付けがされており、特に新田がからむ場面においてはコメディリリーフ的な扱いを受けることが多かった。移動はいつもロードレーサータイプの自転車であるが、よく転倒している。新田と南風で会ったときには「たのまれていた」と言ってサインを貰っていた。 投手としての実力は本物で、2年次の春季大会ではノーヒットノーランを達成している。ライバルからの偵察も拒まない上に、ライバルにアドバイスするという一面もあるが、短気で頭に血が上りやすい。達也とは2年次夏の甲子園地区予選で初対戦。途中から振り出した雨の中激しい投手戦を演じ、様々なアクシデントがあったものの、明青学園を下している。しかし結果的に勝ったとはいえ、得意の内角高めのストレートにきた達也の剛速球には手が出せず悔しがっていた(チームとしても無安打に終わった)。この大会では決勝で須見工と対戦するも新田に打ち負かされて甲子園へは出場できなかったが、彼の実力は新田も認めるところとなっている。自身の投球に絶対の自信を持っており、新田さえいなかったら甲子園出場は勢南だと豪語する。柏葉監督からヘナチョコカーブと暴言を吐かれ、柏葉に打つためのコツを教えられた達也と1打席のみの勝負をしたことも。 小学生の頃から変化球を投げ続けていたことで肘を悪くしており、3年次夏の甲子園地区予選はそれが祟って準々決勝で負け、達也との再戦はなかった。三枚目的な立ち回りながらも達也とはライバルとして互いに認め合うようになっており、試合後達也の元を訪れ、激励と慰めの言葉を交わした(その後達也は西村を打ち崩した三光学院を相手にノーヒット・ノーランを達成する)。上杉兄弟と同様に真っ向勝負するタイプで敬遠の描写はなく、新田ですら敬遠していない。 試合で達也と対峙することは少なかったが、南目当てでことあるごとに達也や南の周りに登場。厚かましく南の実家である喫茶『南風』や明青学園に顔を出したり、休日前には南に電話をかけるなど積極的なアプローチを図っていたが、南には全く関心を持たれていない。勢南のマネージャーとは幼なじみで恋愛感情を持たれており、彼女の心の中や2人だけの間は「勇ちゃん」と呼ばれている。器量の悪い彼女に対して何度も「ブス」と罵るなどかなり酷い扱いをしていたが、準々決勝で敗れたのをきっかけに「素直」に彼女の想いを受け入れるようになり、決勝戦観戦の際に彼女を「ブス」と言った男達をボコボコにしてさえいる。 アニメ独自の続編である『Miss Lonely Yesterday』ではプロ野球チーム「横浜マリナーズ」に入団し、新人王を獲得するなど活躍する。だが2年目に高校時代に痛めた肘が再び悪化し最後は2軍戦でめった打ちに遭った末、引退を余儀なくされる。その際は背番号は23で、高校時代とは投法が異なるトルネード投法となっていた。 『MIX』では勢南高校監督として息子の西村拓味とともに登場する。アニメでは、『タッチ』に引き続き中尾が担当声優として起用されている。 劇場版には『2』のみ登場する。また、勢南のユニフォームは劇場版・アニメ共に原作と同じく縦縞に横書きの漢字表記だが、帽子の色は劇場版では濃紺、アニメではスカイブルーと分かれている。 鈴子(すずこ) 声 - 小宮和枝 マネージャー。当初は明かされていなかったが西村とは幼馴染で「勇ちゃん」と呼ぶが、度々注意される。なにかと邪険に扱われながらも西村に対して献身的な態度を崩さず、準々決勝では西村のために恋敵と言える南に応援の一言を頼むことすらした。 『Miss Lonely Yesterday』では2軍の最後の試合後に西村が鈴子の前で号泣している。なお、鈴子という名前はここで初登場したもの。 監督 打順間違いを指摘するが影は薄い。 池田(いけだ) 達也二年次の勢南の控え選手。背番号は14番。試合後半、松平が2ランを放った直後、監督の指示で主審に打順の間違いをアピールする場面に登場。
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