リバイアサン【Leviathan】
リバイアサン 【Leviathan】
レヴィアタン
(リバイアサン から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/13 09:08 UTC 版)
レヴィアタン(ヘブライ語: לִוְיָתָן lwytn Līvyāṯān, 発音: リヴヤタン, ラテン語: Leviathan, 英語発音: [liˈvaiəθən] リヴァイアサン, 日本語慣用表記: レビヤタン[1])は、旧約聖書に登場する海の生き物もしくは怪物[2]。
注釈
- ^ wreathを意味する לויה lwyh に由来する説もあるが[4]、その語根もלוה lwh である[5]。
- ^ 古代には日食が「太陽が蛇(あるいは竜)に食べられることで起きる」とする考え方があった。
- ^ ギリシャ語κῆτος kētosもまた「現代では主にクジラを指すが古代においては曖昧に海の巨大な生き物を指す言葉」である。
- ^ 紀元元年前後当時における「ドラゴン」とはあくまで「蛇の一種」でしかない概念である点には留意する必要が有る。例えば、大プリニウスは「インドに生息する、象に巻きついてあるいは鼻から入り込んで殺す蛇」として記述している。
- ^ 聖書にזיז zizという言葉は登場するが、どちらかと言えば野の獣を思わせるものであり欽定訳はwild beastと訳す。ジズとの関連は不明だが少なくとも直接の由来とは言いがたい。
- ^ ここでは Enoch と呼ばれる
- ^ 例えば、15世紀の北イタリアのユダヤ人社会では、過越の祭に三者を象徴した「魚」「ローストした肉」「卵」を食べると言う風習があった[8]。
- ^ 現代ヘブライ語ではワニを指す
- ^ 欽定訳はgreat whalesと訳す
- ^ נָחָשׁ בָּרִחַ (nḥš brḥ, nakhash barikh)
- ^ נָחָשׁ עֲקַלָּתוֹן(nḥš ʾqltn, nakhash ʾaqallathon)
- ^ 英訳は一例。特に brḥ(fleeing)、šlyṭ(close-coiling one)には諸説ある。[14][15]
- ^ 印章などの絵図からかつてはティアマトが蛇(または竜)だとされたが、現在はそれらは彼女の産んだ怪物の方を描いたものであると考えられている
出典
- ^ 聖書協会共同訳聖書、新共同訳聖書、口語訳聖書、新改訳聖書
- ^ 細江ひろみ・山北篤『1日3分読むだけで一生語れるモンスター図鑑』、p232-233頁。ISBN 978-4-7991-0892-5。
- ^ Gesenius, Wilhelm (1879). Gesenius' Hebrew-Chaldee Lexicon to the Old Testament. Translated by Tregelles, Samuel Prideaux. p.433
- ^ Schulz, Johann Christoph F. (1792) (ラテン語). Io. Christ. Frid. Schulzii ... Scholia in Vetus Testamentum (continuata a G.L. Bauer).
- ^ Gesenius, Wilhelm (1879). Gesenius' Hebrew-Chaldee Lexicon to the Old Testament. Translated by Tregelles, Samuel Prideaux. p.432,433
- ^ Gesenius, Wilhelm (1879). Gesenius' Hebrew-Chaldee Lexicon to the Old Testament. Translated by Tregelles, Samuel Prideaux. p.433
- ^ 『電撃PlayStation Vol.151 幻獣事典』メディアワークス、2000年8月11・25日、18,19,頁。
- ^ a b GUTMANN, JOSEPH (1968). "LEVIATHAN, BEHEMOTH AND ZIZ: JEWISH MESSIANIC SYMBOLS IN ART" Hebrew Union College Annual (39): 219-230.
- ^ a b Toorn, Karel van der (dir.), (1999). "Dictionary of Deities and Demons in the Bible" Wm. B. Eerdmans Publishing pp. 511–515.
- ^ NOEGEL, SCOTT B. (2015). "Jonah and Leviathan: Inner-biblical allusions and the problem with dragons" Henoch(37): 236-260.
- ^ Wallace, Howard (1948). "Leviathan and the Beast in Revelation" The Biblical Archaeologist (11)3: 61-68.
- ^ Pfeiffer, Charles F. (1960). "Lotan and Leviathan." Evangelical Quarterly: An International Review of Bible and Theology 32(4), 208-211.
- ^ Hallo, William W. (dir.) (2003)."The Context of Scripture (3 vols.)" Brill p.265.
- ^ a b Gurevitch, Danielle (2014). "Symbolism and fantasy of the biblical Leviathan : from monster of the Abyss to redeemer of the prophets" Journal for the Study of Religions and Ideologies JISMOR (10): 50-68.
- ^ Lambert, W., & Deutsch, R. (2003). Leviathan in Ancient Art. In Shlomo. Studies in Epigraphy, Iconography, History and Archaeology in Honor of Shlomo Moussaieff.
- ^ Smith, MS & Pitard, WT (2008). The Ugaritic Baal Cycle: Introduction With Text, Translation and Commentary of KTU/CAT 1.3-1.4 (2):pp.247-255.
- ^ グスタフ・ディヴィッドスン『天使辞典』吉永進一訳、創元社、2004年。ISBN 4-422-20229-4。 p.313 「堕天使」の項
- ^ 『リヴァイアサン』第17章
- 1 レヴィアタンとは
- 2 レヴィアタンの概要
- 3 悪魔としてのレヴィアタン
- 4 関連項目
リバイアサン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/14 00:42 UTC 版)
『3』に登場する巨大なクジラのような悪魔。その体内は地獄の一つである嫉妬地獄に通じているとされる。古代の悪魔崇拝者が建造した塔テメンニグルと共に封印されていた。塔の封印が解かれると同時に、リバイアサンもまた解き放たれ、塔の周囲を飛び回るようになった。作中のサブメニューのエネミーデータより、ムンドゥスに生み出された生体兵器であることが判明している。作中では体内がステージとして、リバイアサンの心臓、肺がボスとして登場するが、心臓の殻の表面の模様や魔力を吸収する能力等『1』のナイトメアとの共通点が見受けられる。
※この「リバイアサン」の解説は、「ムンドゥス」の解説の一部です。
「リバイアサン」を含む「ムンドゥス」の記事については、「ムンドゥス」の概要を参照ください。
リバイアサン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/19 18:16 UTC 版)
※この「リバイアサン」の解説は、「自由人HERO」の解説の一部です。
「リバイアサン」を含む「自由人HERO」の記事については、「自由人HERO」の概要を参照ください。
リバイアサン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/15 20:14 UTC 版)
モイヤ クライトン達の乗船しているリバイアサン。 状況の異変に敏感で、そのことはパイロットの報告の中でも「モイヤが怯えています」が多いことからもわかる。 ターラン モイヤの息子。先天的に武装している。
※この「リバイアサン」の解説は、「ファースケープ」の解説の一部です。
「リバイアサン」を含む「ファースケープ」の記事については、「ファースケープ」の概要を参照ください。
リバイアサン(Leviathan)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 15:26 UTC 版)
「DEAD SPACE」の記事における「リバイアサン(Leviathan)」の解説
USG Ishimuraの食糧貯蔵庫を占拠する超巨大ネクロモーフ。元となったネクロモーフは宇宙空間を漂流していたらしく、USG Ishimuraの水耕栽培区に侵入し、食糧を食い尽くして1万トンもの大きさに成長した。3本の触手による叩きつけ攻撃と、中央部の口から爆発性の物体を吐き出して攻撃する(キネシスで掴んで投げ返すことが可能)。
※この「リバイアサン(Leviathan)」の解説は、「DEAD SPACE」の解説の一部です。
「リバイアサン(Leviathan)」を含む「DEAD SPACE」の記事については、「DEAD SPACE」の概要を参照ください。
リバイアサン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/12 08:31 UTC 版)
「陰謀の惑星 シャンカラ」の記事における「リバイアサン」の解説
テクノクラーツで開発されている、鳥のような姿をした新兵器。タルカスを上回る性能を誇る。特定のイベントでテクノクラーツから奪われ、敵対する戦力の戦力として現れる。
※この「リバイアサン」の解説は、「陰謀の惑星 シャンカラ」の解説の一部です。
「リバイアサン」を含む「陰謀の惑星 シャンカラ」の記事については、「陰謀の惑星 シャンカラ」の概要を参照ください。
リバイアサン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 04:47 UTC 版)
「獣王記 -PROJECT ALTERED BEAST-」の記事における「リバイアサン」の解説
LC330t〈MERMAN〉のゲノムチップを体内に取り込んだネズミ。体格は大型肉食獣のように大きく変化している。取り込んだゲノムチップの影響により、身体の各所にヒレ状のものが生えいる。
※この「リバイアサン」の解説は、「獣王記 -PROJECT ALTERED BEAST-」の解説の一部です。
「リバイアサン」を含む「獣王記 -PROJECT ALTERED BEAST-」の記事については、「獣王記 -PROJECT ALTERED BEAST-」の概要を参照ください。
リバイアサン(シードコア)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 14:46 UTC 版)
「フェイゾン」の記事における「リバイアサン(シードコア)」の解説
惑星フェイザ固有の、隕石の様な巨大フェイゾン生命体。超長距離間を結ぶワームホールを展開する能力を所持しており、宇宙に放たれてワープ航行により短時間で別の銀河系に到達し他の惑星に隕石として衝突後フェイゾン汚染を拡大する役目を持つ。
※この「リバイアサン(シードコア)」の解説は、「フェイゾン」の解説の一部です。
「リバイアサン(シードコア)」を含む「フェイゾン」の記事については、「フェイゾン」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- リバイアサンのページへのリンク