バクゥ戦術偵察タイプ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 14:48 UTC 版)
『SEED MSV』に登場。敵陣への威力偵察を目的とした特殊機。最大の特徴として、ザフトが独自開発したアクティブステルス機構を搭載している。この機構に用いられるコロイド技術は、ミラージュコロイドのような不可視化を実現するものではなく、音波探知のレーダービーム反射を無効化するものである。また、一部の機体にはニュートロンジャマー下においても索敵が行える量子ビットストリーム通信機をレドームに採用している。なお、機体に装備された2門の火砲は通信システムと火器を兼ねるレーザー砲である。その他の武装として、前腕部先端にそれぞれ格闘用スパイクが、頭部にビームサーベルが装備されている。また翼部にハードポイントが備えられ、ミサイルや機関砲などの火器をマウントすることが可能となっている。 基本的に他の1個小隊規模のMSと行動を共にする運用形態を採っているが、ザフトの軍組織図に無い国防事務局直轄の特殊部隊で使用されているという資料もある。 店頭プロモーション用OVA『機動戦士ガンダムSEED SEED ASTRAY RED FRAME』において、頭部のみが登場。ロウ・ギュールが落札するが、頭部を奪還しようとしたザフトのシグーディープアームズとの交戦中に紛失。その後『荒野の番犬』リーダーのラッキー・ラッキーの手に渡るが、ロウが仕込んでいたプログラムによりロウに奪還される。
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