ゾードアタックビークル(炎神)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 00:24 UTC 版)
「パワーレンジャー・RPM」の記事における「ゾードアタックビークル(炎神)」の解説
ゾードアタックビークルは動物をモチーフとした車両であり、その大きな視覚センサーはレンジャーたちから「アニメ風の眼に似ている」と言われている。レンジャーたちが召喚する際は、それぞれのレンジャーたちが操縦するゾードに応じたエンジンセル(原作での炎神ソウル)を挿入して起動および巨大化させる。 生命体だった原作の炎神とは違い、完全な機械で意思は持たず、喋らない。 しかし、『パワーレンジャー・スーパーメガフォース』にてターボファルコンゾードが意思を持っていることから、原作と同じように全てのゾードアタックビークルに意思があることが判明した。 イーグルレーサー(スピードル) レンジャーレッドのゾード。タカ型の赤いレーシングカーで、飛行能力を備えている。エンジンセル1で起動する。ハイオクテインメガゾードに合体する際、胸部・頭部・腕部を変形する。劇中ではよく単に「イーグルゾード」と呼ばれる。 なお、原作のスピードルのモチーフはコンドルである。 ライオンハウラー(バスオン) レンジャーブルーのゾード。ライオン型の青いバスで、屋根にレーザー砲を備えている。エンジンセル2で起動する。ハイオクテインメガゾードに合体する際には脚部に変形する。 ベアークローラー(ベアールV) レンジャーイエローのゾード。クマ型の黄色のモンスタートラックで、噛み付き攻撃を行う。エンジンセル3で起動する。ハイオクテインメガゾードに合体する際には腰部に変形し、車輪部は盾となる。 テイルスピナー(バルカ) レンジャーグリーンのゾード。サメ型の緑色のバイクで、旋回攻撃を行う。エンジンセル4で起動する。バルブマックスメガゾードやゼニスメガゾードに合体する際には左腕の剣となる。また、ハイオクテインメガゾードの左腕にも合体可能である。 鼻先やひれの形状が実際のサメとは異なるが、これは原作のバルカがシャチ(オルカ)をモチーフとしているためである。 ブラックウルフクルーザー(ガンパード) レンジャーブラックのゾード。オオカミ型の黒いパトカーで、鼻先からレーザー攻撃を行う。エンジンセル5で起動する。バルブマックスメガゾードとゼニスメガゾードに合体する際には右腕の銃となる。また、ハイオクテインメガゾードの右腕にも合体可能である。 なお、原作のガンパードのモチーフはシェパードである。 クロコダイルキャリアー(キャリゲーター) ワニ型のオレンジ色をした18輪トレーラーで、略して「クロックキャリアー」と呼ばれる。他のゾードを運搬し、空中に射出することができる。遠隔操縦型のゾードであり、エンジンセル6のキーはレンジャーグリーンとブラックが半分ずつ持っている。本機を正しく起動させるためには、入手困難なフラックス・オーバースラスター・コア・リアクターが必要だった。バルブマックスメガゾードに合体する際には胴体・頭部・脚部へと変形し、ゼニスメガゾードでは両足となる。 ルースターコプター(トリプター) レンジャーゴールドのゾード。ハヤブサ型の金色をしたヘリコプターで、ビーム砲による速射攻撃を行う。エンジンセル7で起動する。レンジャーたちからはハヤブサよりニワトリに似ていると思われているが、これは原作のトリプターがニワトリをモチーフとしているためである。 タイガージェット(ジェットラス) レンジャーシルバーのゾード。銀色のトラ型のジェット戦闘機で、口部から破壊エネルギーを放つ。エンジンセル8で起動する。 ホエールゾード (ジャン・ボエール) レンジャーゴールドとシルバーの第2のゾード。クジラ型の紺色をした旅客機で、ジェットモードに変形可能である。エンジンセル9で起動する。元々はヴェンジックスが破壊兵器として造ったものだったが、ドクターKによって再プログラムされた。 パレオゾーズ (古代炎神) ドクターKがアルファベットスープに在籍していたころに造った、古代生物をモチーフとした3機の列車ゾード。コリンスの軍が誤って解放してしまったが、ドクターが調整を完了したことでレンジャーレッドによる操縦が可能になった。マンモス(キシャモス) 先頭車両。マンモス型の緋色をした蒸気機関車で、エンジンセル10で起動する。パレオマックスメガゾードに合体する際には胸部・頭部・腕部に変形する。 Tレックス(ティライン) 第2車両。ティラノサウルス型の白い新幹線で、エンジンセル11で起動する。パレオマックスメガゾードに合体する際には左脚に変形する。 トリケラトプス(ケライン) 第3車両。トリケラトプス型の水色をした新幹線で、エンジンセル12で起動する。パレオマックスメガゾードに合体する際には右脚に変形する。 ロードアタックゾード(ゴローダーGT) レンジャーオペレーターたちの車輪型ロボット。ゾードアタックビークル用のエンジンセルで、等身大の車輪または戦士形態になる。専用のエンジンセルを使えばメガゾードに匹敵する大きさとなる。戦士形態は非常に素早く、敵の反撃をかわしつつ格闘で戦う。元々は「自律戦闘兵器」としてフリンが造ったものだったが、後に彼とジェマが改良したことで完全な性能を発揮するようになった。他のゾード用のエンジンセルを使った場合(当初はエンジンセル1しか作動しなかったが)、セルの力を使い果たしてしまうためゾードの巨大化ができなくなる。
※この「ゾードアタックビークル(炎神)」の解説は、「パワーレンジャー・RPM」の解説の一部です。
「ゾードアタックビークル(炎神)」を含む「パワーレンジャー・RPM」の記事については、「パワーレンジャー・RPM」の概要を参照ください。
- ゾードアタックビークルのページへのリンク