セントラルシティ署捜査課
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「機動刑事ジバン」の記事における「セントラルシティ署捜査課」の解説
田村 直人(たむら なおと) / 機動刑事ジバン 主人公。1965年9月2日生まれの24歳。本籍は長崎県長崎市鶴見台三-十八-三十 現住所 東京都渋谷区神泉町十五-九 リストマンション五一一。一人称は「僕」。 半年前、バイオロンに襲われていた五十嵐博士とその孫まゆみを助けるべくウニノイドと交戦、倒しながらも命を落とす。瀕死の五十嵐博士が施した蘇生改造手術により、対バイオロン用兵器である機動刑事ジバンとして復活。完成直後に五十嵐博士が亡くなってしまったために満足な調整を受けていないため、いつ機能停止に陥るかも分からないが、それでも彼は消えることのない正義の心から警視庁秘密捜査官警視正としてバイオロンと戦うことを決意。ジバン秘密基地がある五十嵐家に下宿するようにもなる。 正義感が人一倍強く、優秀な警察官でもあるのだが、ジバンであることを隠すべく、捜査に支障が生じない範疇でドジを起こし、昼行灯を装う面があるため、同僚たちからは呆れられることも少なくない。しかし、地域からの評判はかなり高く、非番の時には子供たちの野球や剣道のコーチを引き受ける姿も見せる。 五十嵐家壊滅後は、アパートに引っ越しバイオロンと戦いながら、失踪したまゆみの行方を追っていた。第50話において、洋子に両親と生まれて間もない妹のまゆみが10年前の1980年1月23日に田舎の親戚の家に遊びに行って失踪したことから、自分の手で家族を探し出すために警察官の道を選んだことを告白。偶然にも五十嵐まゆみこそが実の妹だったことを柳田を隠匿されていたことにショックを受けるが、まゆみと兄妹として再会を果たす。 バイオロン壊滅後、散っていった仲間たちの墓参りを済ませ、平和を守るための旅に出る。 片桐 洋子(かたぎり ようこ) 直人の先輩刑事。 かなりの行動派であり、愛銃はコルトガバメント。拳銃の腕は確かなもので、清志郎曰く「セントラルシティ署でも随一」。マスク程度なら難なく倒せる上、愛銃以外の銃器の扱いにも長けている。車(白のマツダRX-7)の運転は、かなり乱暴。ポニーテールにミニスカートあるいはボディコンの格好であることが多く、ピストルを撃つ際に少しスカートを捲り上げる(腰を低くするため)。 直人がジバンであることは知らないが、自らが危機に陥った場合には直人を呼ぶほど彼を頼りにしており、自身もジバンの良き戦友になっていく。第12話では、直人からコンパクトを誕生日プレゼントに贈られた。 最終話で実兄だと知った後のまゆみが"お兄ちゃん"と呼んでジバンに抱きついたことで直人がジバンだと気づく。 村松 清志郎(むらまつ きよしろう) 課長代理。自称エリートでシティボーイだが実は地方(秋田)出身。村松アコという妹がいる。 課長の腰巾着っぽい人物でもあり、直人に先輩風を吹かせているが、昼行灯の直人とはまた違うタイプのおっちょこちょいな上に調子に乗りやすく、バイオロンからは「ダメ刑事」と呼ばれている。洋子に好意を寄せているが全く相手にはされていない。 大抵、ドジを踏んで敵に捕まったり、頓珍漢な意見を披露したりするのがお決まりではあるが、どうしようもないダメ刑事というわけではなく、敢然と悪と戦う場面も見られる。実際にマスクとの格闘や銃撃戦に参加している。 趣味は釣りで出張先にまで釣り道具を持っていき仕事中にもかかわらず糸を垂らすほどの釣り好き。 洋子と同じく、ジバンに絶対の信頼を置いているが第24話ではバイオロンとの戦いで負傷した膝をジバンから秘密裏に治療されたことから、自分がジバンであると勘違いしたこともある。 松本 美智代(まつもと みちよ) 事務員。直人に気がある様子。 坂東 武子(ばんどう たけこ) 捜査課長。ヒステリックで荒っぽい言動が目立つ。登場は第4話まで。
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