スキャッグス
スキャッグス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/23 18:27 UTC 版)
スキャッグス一家が作り出した武器。一家壊滅後も密かに出回っており、いくつかの一家はこれを所持している。通常の武器と違い、特殊な性能を持っているが、扱うにはリスクを伴い、使いこなせる者は限られる。特にナンバー入りの武器はケタ違いの威力を誇る。許可なく保有することは違法とされており、持っているだけでも「Red Raven」の処刑対象となる。子供用もあるらしい。ナンバー付き スキャッグスの強力な武器にはナンバーが付けられる。No.002「弾丸蟻(ブレットアント)」 それぞれ形が異なる六本の剣。組み合わせにより長剣、長槍に変化する。 磁力に敏感に反応し、引き付けあい形を変え、反発しあい弾丸のように飛ぶ。 No.004『猛毒蠍(デス・ストーカー)』 小さな刃が五枚一組で組み合わさり無数に連なった鞭がついたサーベル。小さな刃は開くこともでき抉ることができる。 「侵食の掌」でも腐食せず、発動中は「猛毒蠍」も腐食の力を得る。 No.005「斬大蜈蚣(スコロペンドラ)」 歯車の付いた両刃の刃が二枚一組でワイヤーに十数個繋がれている。 普段は刃が同じ方向を向いているが、片方をひっくり返すことで攻撃に“重み”が出る。 ロベリアは自分の手足のように自在に操っている。 No.006「???」 ケビンの武器。詳細は不明。両刃の剣が十字に組み合わさっている。 No.007「迷羊(ストレイシープ)」 凶猛の眼の製作途中で失敗した被験体の意識を消し、命令にのみ従う自律型の武器。アンディと同じくらいの身体能力を持つ。 無地の仮面をつけ白い服を着ている。目に縫い目がある。 No.008『龍蟷螂(ドラゴンマンティス)』 ヴィッツィーニ本人の背丈ぐらいある大きな剣。 中央に回転刃が二枚付いていてアンディのギロチンに深く傷を入れるほど絶大な破壊力を持つ。 No.112「無限なる多頭蛇(ヒュドラ)」 片腕にはめ込んで使う。電気を纏う弾丸を放ちそれに向かって放電し強烈な閃光を放つ。相手が閃光で目が眩んでいるうちにとどめをさすのが主な戦闘スタイル。 弾丸に当たればしばらくその周囲は痺れて動けなくなり、場所によっては感電死する。四番目により破壊。 No.121「無尽蔵の人食獣(マンティコア)」 銃口が6個あるマシンガン。弾丸は着弾と同時に爆発する。カロジェロにより破壊。 No.124「音無き暗殺者(アサシン)」 巨大な拳銃型の銃。銃声や火薬による発光さえ無にする銃。それはいきなり穴が開くような感覚。 No.125「惨劇を生む雨(ヘイル・オブ・バレッツ)」 巨大なライフル型の銃。撃った弾丸の軌道を自在に変えられる。壁に跳弾させ一点集中することも可能。四番目により破壊。 逆さ数字(リバースナンバー) スキャッグスの武器と融合された人間。「武器を人に合わせるのではなく、武器に人を合わせる」というジークフリードの考えの下生み出された。対象者は左胸に数字の刺青が、上下逆さまに彫られている。逆さ数字は全て「凶猛の眼」の習作に過ぎず、「凶猛の眼」を生かすための人身御供である。試作品(プロトタイプ) 逆さ数字には試作品と呼ばれる武器がある。試作品は未完成で、使用すると次第に劣化していく。 番号無し 逆さ数字には番号無し(ノーナンバー)と言われる武器が二つある。 すべての武器を支配する「凶猛の眼」とすべての人間を支配する「覇者の眼」。 「凶猛の眼」と「覇者の眼」は一対であり、両方を揃えたものが真の「数えられざる者」となる。
※この「スキャッグス」の解説は、「Red Raven」の解説の一部です。
「スキャッグス」を含む「Red Raven」の記事については、「Red Raven」の概要を参照ください。
- スキャッグスのページへのリンク