サイボーグ・クラン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 03:17 UTC 版)
「サイボーグクロちゃんの登場人物」の記事における「サイボーグ・クラン」の解説
将軍(兄)が将軍(弟)を暗殺するために差し向けた6人の刺客。メンバーは以下の6人である。彼らに狙われて生き延びたものはいないというほどのバウンティハンター。 クロも戦う羽目になるが、勝負はつかなかった。最終的に、バイスの死亡のみが確認されたものの、彼らが世界の崩壊後にどうなったのかは不明。本作の読者によりデザインされた。以下の紹介の各キャラクターの設定の一部は、作中では実際に使われなかった投稿者の設定も含まれる。 バイス 声 - 千葉一伸 サイボーグ・クランの最強の男。クロが単独で戦った相手の中で最強の存在でもある。口に当たる部分にドリルが付いた、モグラを思わせる間抜けな顔立ちの2足歩行ロボで、変形機能も持ち合わせており、実際に砂の中をモグラのように移動することが可能。「ズラ」と語尾につけるのが癖。 気のいい性格のロボで、普段は砂の中を泳ぐ魚型ロボを解体して部品を集めて暮らしている。出会った当初はクロとも友達になり、ナナ達を探すのに協力してくれたが、実は軍艦島への襲撃にあわせた将軍暗殺の任務を帯びており、ナナがターゲットである将軍と一緒にいたため敵同士になってしまった。クロによって結果的に将軍の暗殺に失敗したものの、その実力を認め、ナナをさらって自分と1体1の決闘を行うよう迫った。 最終局面ではコタローたちがタブーの秘密に迫る中、砂漠の真ん中でひたすらクロとの孤独な決闘を展開。一度はクロを倒したかのように見えたが、外れた腕を囮にしたクロの作戦にはまり、剣を突き立てられた末にツインキャノンの砲撃を浴び、斃れた。最期は、戦って死ぬという目的を達成できたことに満足し、崩壊する世界からクロを救い、自身は機能停止により死亡した。クロが「強い奴にしか教えない」と豪語し、実際クランの他の面々には教えようとしなかった自分の名前(=『キッド』)を、唯一教えた人物であり、クロ自身もその高い実力を最後には認めていた。 正体はタブーを管理するためにクリエイターによって作られたロボであり、数百年にわたってタブーを守り続けていた。しかし時が経つにつれ、未来永劫戦い続けるしかない自らの境遇に嫌気が差し、戦うという製造目的から外れられない自分を、戦いの中で破壊してくれる存在を欲するようになっていた。クロに目をつけたのはこれが目的であり、結果としてその願いは叶えられた。 ふだんは目を晒しているが戦闘時にはバイザーが展開され、目を隠した状態で戦う。伸縮自在の巨大な腕と口の部分から発射されるミサイルが武器。「砂漠には既に自分より強いものがいない」と自分で話すとおり、その戦闘能力は異世界最強を誇る。変形機能も備えており、戦車のような姿になって砂漠の海を自在に動き回る(胸のボタンを押すことで幾つかの形態に変形するが、普段の状態と戦車形態以外は、ギャグにしか見えない用途不明な形態である)。そのため異世界限定にしては人気が高く、玩具化もされた。 サイボーグ・スケ サイボーグ・クランのひとり。腕部に仕込んだ五連銃を使って戦う、骸骨型サイボーグ。チームのリーダー格であったが、クロと勝負し、右腕を切り落とされて完敗を喫した。投稿時の設定では腕からはビームがでるという設定だった。 サイボーグ・爆風 サイボーグ・クランのひとり。九尾の狐のような姿をしたサイボーグ。本編では、スケの砲撃をクロに自分のほうに跳ね返されてあっさりと敗北した。早い移動力が特徴。 サイボーグ・マメン サイボーグ・クランのひとり。豆型サイボーグで、こぶし大の球体に手足の生えたような小型ロボ。本編には、最初の登場シーンにしか登場しなかった。手足は伸縮自在。 アナ・コンダ サイボーグ・クランの巨漢メンバー。巨大なヘビのような体で地中を移動する、ヘビ型サイボーグ。全長30メートル。グランダーIIと共にクロを追い詰める。腹部には光線兵器を内蔵。背中からは翼が生えている。 グランダーII サイボーグ・クランの巨漢メンバー。巨大なこん棒を振り回す、タマゴ型サイボーグ。アナ・コンダと共にクロを追い詰める。こん棒はバズーカとしても使用する。気が短く、視力が非常に高い。
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