クロバエ

デジタル大辞泉

くろ‐ばえ〔‐ばへ〕【黒^×蠅】

読み方：くろばえ

クロバエ科のうち、キンバエ類を除いたハエの総称。青黒い光沢がある。触角は羽毛状。活発に飛び、動物の糞(ふん)や死体に集まる衛生害虫。オオクロバエ・ケブカクロバエなど。

島嶼名辞典

黒バエ

読み方：クロバエ（ｋｕｒｏｂａｅ）

太平洋の無人島

所在 宮崎県日向市

黒碆

読み方：クロバエ（ｋｕｒｏｂａｅ）

豊後水道の無人島

所在 愛媛県南宇和郡内海村

位置・形状 由良半島の南

黒碆

読み方：クロバエ（ｋｕｒｏｂａｅ）

太平洋の無人島

所在 愛媛県南宇和郡城辺町

黒碆

読み方：クロバエ（ｋｕｒｏｂａｅ）

太平洋の無人島

所在 高知県須崎市

黒碆

読み方：クロバエ（ｋｕｒｏｂａｅ）

太平洋の無人島

所在 高知県宿毛市沖ノ島町

位置・形状 沖ノ島沖合

黒碆

読み方：クロバエ（ｋｕｒｏｂａｅ）

太平洋の無人島

所在 高知県高岡郡窪川町

黒碆

読み方：クロバエ（ｋｕｒｏｂａｅ）

太平洋の無人島

所在 高知県幡多郡大月町

島嶼名辞典では1991年10月時点の情報を掲載しています。

害虫の種類

クロバエ

節足動物門　昆虫網　ハエ目　クロバエ科 クロバエ族 Calliphorini

クロバエ類　Calliphorini

クロバエ

この害虫が属する群

ハエ

この害虫のグループ

• イエバエ　Musca domestica LINNE
• ヒメイエバエ　Fannia canicularis (LINNE)
• ニクバエ類　Sarcophagidae
• クロバエ類　Calliphorini
• キンバエ類　Lucilini

主な種類
オオクロバエ　Calliphora lata Coquillett
ホホアカクロバエ　C. vicina Robineau-Desvoidy
ケブカクロバエ　Aldrichina grahami (Aldrich) ほか

害虫のカテゴリ
衛生害虫、不快害虫、混入異物

形態
　オオクロバエ、ホホアカクロバエ、ケブカクロバエなどが代表的な種類。体長7～12mm、体は暗青色や暗藍色の種が多い。

分布
　オオクロバエはロシア東部から中国、朝鮮半島に分布。国内では北海道から沖縄本島に分布。
　ケブカクロバエはヨーロッパからアジアにかけてと北米大陸に分布。国内では北海道から沖縄本島に分布。

被害
　ハエ類は、サルモネラや赤痢菌、赤痢アメーバや各種の寄生虫、およびポリオウイルス（小児麻痺）を伝播することが知られ、衛生上、極めて重要な害虫である。特にクロバエ類は、鳥インフルエンザ・ウイルスを伝播します。

生態
　人畜の糞、動物の屍体、厨芥などから発生する。平地では晩秋や初春によく見られる。

特記事項
　成虫にはエアゾール・スプレーを噴霧すると効果的である。卵やウジを産み付けられた生ゴミや食べ物は速やかに捨てる。腐った臭いや生臭い臭いに非常に敏感なので、これらの臭いが出るものは速やかに廃棄するか臭いが出ない状態にする。食べ物の残り物を部屋や台所に放置しない。

動物名辞典

蒼蠅

読み方：クロバエ（ｋｕｒｏｂａｅ）

クロバエ科の昆虫の総称

黒蠅

読み方：クロバエ（ｋｕｒｏｂａｅ）

クロバエ科の昆虫の総称

季語・季題辞典

黒南風

読み方：クロハエ（ｋｕｒｏｈａｅ），　クロバエ（ｋｕｒｏｂａｅ）

長雨の降りつづくようなころに吹く南風

季節 夏

分類 天文

黒蠅

読み方：クロバエ（ｋｕｒｏｂａｅ）

ハエの一種

季節 夏

分類 動物

ウィキペディア

クロバエ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/01/18 13:40 UTC 版)

クロバエ科（くろばえか、学名: Calliphoridae）は、昆虫類の分類群の一つで、ハエ目に属する昆虫の科である。

Weblio日本語例文用例辞書

「クロバエ」の例文・使い方・用例・文例

• クロバエ類
• クロバエ科の標準属：クロバエ類
• 虹色に輝く青い体のクロバエ
• 鮮やかな銅緑色の体を持つクロバエ
• イエバエと腐った有機物の中で一般的に見つかるクロバエの幼虫