【ウェポンベイ】(うぇぽんべい)
機体内部に設けられ、使用時のみドアを開閉して投下する爆弾庫。
外部搭載に比べて多くのペイロード容積を確保でき、内部収容のため抗力が発生しない。
レーダー反射面積も抑えられるためステルス性に優れる。
一方、構造が複雑化するため整備性や信頼性が悪化し、コストも増大するのが大きな弱点である。
離陸後に開閉機構が故障した場合、それだけで任務遂行が不可能になる事態も考えられる。
また、ドアの構造によって機体強度が弱体化するため、設計によってはペイロードの減少を招く。
低抵抗爆弾の普及によって一時は廃れていたが、ステルス技術の需要に伴って近年再び脚光を浴びている。
爆弾倉
(ウェポンベイ から転送)
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爆弾倉(ばくだんそう、英語: Bomb bayまたはWeapons bay)は、軍用機の機体内部に設けられた爆弾、ミサイル等の収納スペースのこと。 第二次世界大戦後の機体では搭載兵装が爆弾以外にも多様化したため、兵器倉やウェポンベイとも呼ばれる。
- ^ "The B-1B Bomber and Options for enhancements" Congressional Budget Office, August, 1988
- ^ 中国版ステルス機、空対空ミサイルを搭載し飛行
ウェポンベイ(胴体部)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 02:26 UTC 版)
「スカイグラスパー」の記事における「ウェポンベイ(胴体部)」の解説
主翼の付け根付近に配置する。ミサイルや爆弾を任務に応じて積載可能。
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ウェポンベイ(翼端部)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 02:26 UTC 版)
「スカイグラスパー」の記事における「ウェポンベイ(翼端部)」の解説
翼端に設置される。X105ストライクの肩部形状を踏襲したもので、ストライカーの肩部兵装を積載するためのウェポンラックを有する。
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ウェポンベイ(爆弾倉)
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「F-111 (航空機)」の記事における「ウェポンベイ(爆弾倉)」の解説
ウェポンベイ(爆弾倉)は海軍の要求で装備されたもので、もとより空軍は必要としていなかったため、実際に爆弾を搭載して使用されることは少なかった。FB-111Aを除けば、M61A1機関砲やAN/AVQ-26 ペイブ・タック・照準ポッド(レーザー照射システム)などを搭載していることが多かった。
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