だいひゃくいちけんせつたいとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 工学 > 航空軍事用語 > だいひゃくいちけんせつたいの意味・解説 

【第101建設隊】(だいひゃくいちけんせつたい)

かつて陸上自衛隊存在した施設科工兵部隊のひとつ。
自衛隊運用する鉄道施設建設災害破壊され鉄道施設復旧列車による兵站輸送任務としていた。

陸自創設され1950年代当時日本国内道路網はまだ未整備で、陸上交通日本国有鉄道国鉄)が全国各地敷設した鉄道網主体となっていた。
たがって平時有事兵站輸送にはこれを活用せざるを得なかったが、当時国鉄では激し労使紛争続いており、安定した運行保証しづらい状況にあった
こうした事態重く見た陸上幕僚監部により、急遽編成され鉄道部隊が本隊であった

本隊1960年東京都立川駐屯地にて編制
国鉄から譲り受けた旧式蒸気機関車旧陸軍鉄道連隊使用していた車輌、及び鉄道連隊千葉県津田沼敷設していた演習線路譲り受け活動開始した

しかし、本隊創設され以後急速に進んだモータリゼーションに伴う道路網の整備進み自動車による部隊機動兵站輸送たやすくなっていった
そうした趨勢に伴い陸幕本隊存在意義財政当局(旧大蔵省に対して説明することができず、「予算使用非効率さ」を指摘されてしまったこともあり、1966年解隊余儀なくされた。

主な装備




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

だいひゃくいちけんせつたいのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



だいひゃくいちけんせつたいのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
航空軍事用語辞典++航空軍事用語辞典++
この記事はMASDF 航空軍事用語辞典++の記事を転載しております。
MASDFでは航空及び軍事についての様々なコンテンツをご覧頂けます。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS