ぐう

デジタル大辞泉

ぐう

じゃんけんで、片手を握ってこぶしの形で出すもの。石。

ぐう

［副］

１ 呼吸がつまったり、物がのどにつかえたりして苦しいときに発する声を表す語。「—の音(ね)も出ない」

２ 空腹のときに腹の鳴る音を表す語。「腹の虫が—と鳴く」

ぐう【偶】

読み方：ぐう

［常用漢字］　［音］グウ（慣）　［訓］たまたま

１ 人の形に似せたもの。人形。「偶像／土偶・木偶」

２ 二つで対をなすもの。ペア。カップル。「対偶・配偶・匹偶(ひつぐう)」

３ 二で割り切れる数。「偶数」

４ 思いがけず。たまたま。「偶然・偶発」

［名のり］ます

［難読］木偶(でく)

ぐう【宮】

読み方：ぐう

⇒きゅう

ぐう【^×寓】

読み方：ぐう

［人名用漢字］　［音］グウ（慣）

１ 一時的に別の所に身を寄せる。仮住まい。「寓居／仮寓・寄寓・流寓」

２ 他の物を利用して気持ちを託する。「寓意・寓言・寓話」

３ 目をとめる。「寓目」

［名のり］より・よる

ぐう【^×寓】

読み方：ぐう

１ 仮の住まい。寓居。

「中島叔母の—は」〈蘆花・思出の記〉

２ 自分の住まいをへりくだっていう語。「田中—」

ぐう【遇】

読み方：ぐう

［常用漢字］　［音］グウ（慣）　［訓］あう

１ 思いがけず出会う。「奇遇・遭遇」

２ よい運にめぐりあう。めぐりあわせ。「境遇・不遇・千載一遇」

３ ある態度で人と接する。もてなす。「厚遇・殊遇・処遇・待遇・知遇・優遇・礼遇・冷遇」

［名のり］あい・はる

ぐう【隅】

読み方：ぐう

［常用漢字］　［音］グウ（慣）　［訓］すみ

〈グウ〉

１ すみ。「一隅・海隅・四隅・片隅・辺隅」

２ 大隅(おおすみ)国。「隅州／薩隅(さつぐう)」

〈すみ（ずみ）〉「隅隅／片隅・四隅(よすみ)」

［名のり］ふさ

世界宗教用語大事典

ぐう 【宮】

漢字の宮はウ（屋根）に口（戸口）が二つで幾棟もの建物を意味する。呉音でクウ、漢音でキュウ、グウは慣用音だが、和訓はミヤで御屋、つまり立派な建物のことだ。それで神社の称号に用いるが、ふつう「神社」号より「宮」号のほうが上である。「神宮」「大神宮」（大はタイとも）は特別の社柄にいった。宮を司るのが宮司（宮は皇族の尊称にも用いるが、貴人なので直接指さず建物を呼んだわけである。また仏堂を堂ということもあった）。→ 神宮

隠語大辞典

ぐー

読み方：ぐう

1. 汁の実を云ふ。転じて物品の在中を云ふ。
2. 汁の実をいう。転じて物品の在中をいう。

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

JMnedict

顧

姓	読み方
顧	ぐう

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

ぐう

出典:『Wiktionary』 (2020/03/11 19:04 UTC 版)

副詞

ぐう

1. 胸がつかえたりして苦しい時に出す声。
   • ぐうの音も出ない。
2. 腹が鳴る音。
3. いびきや寝息の音。

名詞

ぐう

1. じゃんけんで、すべての指を握った形。グー。

Weblio日本語例文用例辞書

「ぐう」の例文・使い方・用例・文例

• ぐうたら生活をする
• 涙をぬぐう
• 「おはよう。今日は早いね」「アナタこそ、まだぐうすか寝てると思ってたのに」
• 君は非常にぐうたらだ。
• ベスは頬の涙をぬぐうと、家に走って帰っていきました。
• そんなはっきり言われたら、ぐうの音も出なかった。
• 教訓物語, 寓話(ぐうわ).
• 君のすぐうしろにいる; 君を絶対に支持する.
• その後, 彼は何をするでもなくぐうたらな生活を送った.
• どうして彼女はあんなぐうたらな亭主と結婚したのだろう.
• 新聞でこっぴどく叩かれても彼はぐうの音も出なかった. 自分が悪いと知っていたから.
• あいつがまめだって? それどころか横のものを縦にもしないぐうたらだ.
• 炎天下の作業中, ぬぐうあとから汗がふきだした.
• 彼はぐうの音も出ないほどに妻にやりこめられた.
• 彼をさんざんに（ぐうの音も出ないように）負かしてやった
• ぐうの音も出ないように負かす
• 僕のその一言で彼はぐうの音も出なかった
• 外のドアの外側に置かれ、入る前に靴をぬぐうためのマット
• ぐうぐうと深く眠っているさま
• 腹が空腹のためにぐうぐうと鳴っているさま