あかる

デジタル大辞泉

あか・る【^▽別る／^▽散る】

読み方：あかる

［動ラ下二］ちりぢりになる。ばらばらに別れる。

「人々—・れて、宿求むる」〈更級〉

あか・る【明る】

読み方：あかる

［動ラ四］

１ 明るくなる。光を放つ。

「やうやうしろくなり行く、山ぎは少し—・りて」〈枕・一〉

２ 光沢がある。つやがある。

「御服(みそ)は—・る妙(たへ)、照る妙」〈祝詞・祈年祭〉

あか・る【赤る】

読み方：あかる

［動ラ四］赤らむ。赤くなる。赤く映える。

「島山に—・る橘」〈万・四二六六〉

あか・る【開かる】

読み方：あかる

［動ラ五］閉まっていたものがひらく。また、隔てるものなどが除かれる。あく。

「まだ—・らなくって」〈漱石・三四郎〉

あがつま語

あかる

[多]＝開かる＝閉まっていたドアが開く

名古屋弁辞典

あかる

名古屋弁	共通語	用法
あかる	こぼれる	そんなに　傾げたら　中身が　あかってまうが （そんなに傾けたら　中身がこぼれてしまいます）

和歌山弁辞書

あかる

（ドアや窓などが）開く
例「この窓、かとてあからん」＝「この窓、固くて開かない」

隠語大辞典

阿カル

読み方：あかる

1. 剣ノコトヲ云フ。〔第二類　金銭器具物品之部・福岡県〕

分類 福岡県

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

ウィキペディア小見出し辞書

あかる

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/03/20 01:48 UTC 版)

「美濃弁」の記事における「あかる」の解説

【動】こぼれる。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

あかる

出典:『Wiktionary』 (2020/06/16 10:01 UTC 版)

動詞：離る

あかる【離る、別る】

1. 散（ち）り散（ぢ）りになる。

あか-る 動詞活用表（日本語の活用）

ラ行下二段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
あか	れ	れ	る	るる	るれ	れよ

動詞：明かる

あかる【明かる】

1. 明（あか）るくなる。
   • 春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは少し明りて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。（清少納言『枕草子』）

     春は夜明けがよい。次第に白くなってゆく山際が少し明るくなって、紫がかった雲が細くたなびいているさまがよい。

あか-る 動詞活用表（日本語の活用）

ラ行四段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
あか	ら	り	る	る	れ	れ

動詞：赤る

あかる【赤る】

1. 赤（あか）くなる。赤（あか）みを帯（お）びる。

あか-る 動詞活用表（日本語の活用）

ラ行四段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
あか	ら	り	る	る	れ	れ

Weblio日本語例文用例辞書

「あかる」の例文・使い方・用例・文例

• 彼女は自分の身体障害の身にあかるく耐えていった.