REFLEC BEAT シリーズ

REFLEC BEAT

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/01 02:40 UTC 版)

シリーズ

アーケード版

REFLEC BEAT(初代)
REFLEC BEAT(リフレクビート)(2010年11月4日稼働開始)
背景は紫を基調にしている。jubeat ripples APPENDでのmihimaru GTとのタイアップに続いて今作はgirl next doorとタイアップした(前述)。
稼働開始当初の収録曲は70曲(隠し曲含む)だったが、後に数回のアップデートが行われ、2011年7月14日のバージョンアップ「Ver1.5」によって最終的に93曲となった。
2012年1月31日にe-AMUSEMENTサービス終了。
REFLEC BEAT limelight
REFLEC BEAT limelight( - ライムライト)(2011年11月16日稼働開始)
2作目。2011年11月16日に新規導入・増台店舗において先行稼働が開始され、その他の店舗では11月24日より稼働開始。「limelight」と略される。稼働当初の収録曲は139曲(隠し曲含む)であり、順次アップデートで新曲・新機能が追加され2012年10月1日のアップデートにより最終的に191曲となった。また、REFLEC BEATからもプレーヤー名・グレード・解禁曲等のプレーデータを引き継げる。
2011年6月22日よりロケテストが行われた。東京・名古屋・大阪で行われた第1回ロケテストではスコア計算式が10万点形式と大きく変更されていたが(jubeatpop'n musicに類似)、不評だったためか広島での第2回ロケテストではREFLEC BEATと同じ仕様に戻った。
白と黄緑を基調にしたデザイン、対戦を連想させる表現の抑制(対戦前:「BATTLE START」→「ARE YOU READY?」、対戦後:得点に応じて「YOU WIN」「YOU LOSE」→ARに応じて「CLEAR!!」「FAILED…」等)、「パステルくん」がシリーズのマスコットキャラクターとして採用されるなど、pop'n musicのように幅広い層に遊んでもらえるよう訴求している。
楽曲の選択画面がjubeatのようになった(楽曲パネルタッチで選択・更にタッチして難易度変更)。
今作では「経験値」が「ライム」になった。そのため経験値ではなくライムの種を集めてライムを作ることで隠し要素が解禁される。
BASIC譜面でも2TOPオブジェクトが使用され、HARD譜面では3TOPオブジェクトになるなどの変更点がある。
レベルに「10+」が追加された。
楽曲ソートに「REFLEC BEAT/limelight」「版権曲/オリジナル」が追加された。PASELI使用時にプレミアムスタートを選択することで更に細かい指定も可能。
jubeatに実装されている「今日のおすすめ楽曲」機能の追加。日替わりで2曲選ばれ(うち1曲は前日からの持ち越しで実質2日間選択可)、プレイすることで通常よりライムの種を多く獲得できる。
REFLEC BEATから引き続き、beatmania IIDX 19 Lincle(以下IIDX 19)との連動イベント「Lincle LINK」を実施。
2012年2月のアップデートにてプレー待ち一覧の拡張が可能となった。
2012年3月のアップデートにてお気に入り機能が実装された。対人戦終了後、対戦結果(得点・AR・ライム獲得数など)表示中に表示される「お気に入り」ボタンを押すと相手プレーヤーが自分のお気に入りリストに追加される。筺体では自動マッチングでお気に入り登録したプレーヤーが選ばれたり「プレー待ち一覧」で星マークが表示されているプレーヤーに対戦を申し込み受理されると対戦後に獲得できるライムの種が増量される。また、e-AMUSEMENT GATEからは登録プレーヤーのプレーデータ閲覧・リストの管理(ロック及び削除)ができる(要e-AMUSEMENTベーシックコース)。
同社が稼働させているクイズゲーム『クイズマジックアカデミー 賢者の扉』とのコラボイベントとして特定の条件を満たすことによって、同ゲームの楽曲やキャラクターアイコン[4]が使えるようになる。2012年5月23日で一旦終了したが、後述のリフレク夏祭り7月分アップデートで再び獲得可能となった(クイズマジックアカデミーのプレーは不要)。
REFLEC BEATの1.5同様、「リフレク夏祭り」として2012年6月7月の2回に分けて大型アップデートが行われた。
  • 6月のアップデートは新曲追加と2回目の「Lincle LINK」実施。アップデート以降limelightまたはIIDX 19をプレイするとIIDX用のクプロとlimelight用のグラスが追加される(クプロはパステルくん・グラスはIIDX筐体がモデル)。以後両ゲームで1プレー終了毎にクプロおよびグラスのゲージが蓄積され、一定のレベルに到達すると両ゲームで追加楽曲が解禁されていく(クプロはIIDX 19用楽曲・グラスはlimelight用楽曲)。片方だけ遊んでもゲージは蓄積されるが、蓄積量に補正がかかっているため(limelightではクプロ・IIDX 19ではグラスの上昇が早い)、両機種で遊ぶ方が効率良くレベルを上げられる。なおアップデートに伴い前回のLincle LINKは終了したが、前回の楽曲もレベルアップにより解禁可。
  • 7月のアップデートは新曲・プレーヤーアイコン・「カスタマイズ」グラス(ステージ背景・枠・プレーヤーアイコン等カスタマイズパーツ専用グラス)の追加、パステルくんが表示されているグラスを指定すると次曲のライム獲得数が大幅に増加する「ジャンピングパステルくん」登場など。
2012年10月のアップデートにてKONAMI Arcade Championship 2012開催記念として大会の課題曲を含んだ「limelight EX」グラスが追加された。
2012年12月31日にe-AMUSEMENTサービス終了。
REFLEC BEAT colette
(左上:Winter、右上:Spring、左下:Summer、右下:Autumn)
REFLEC BEAT colette All Seasons
REFLEC BEAT colette( - コレット)(2012年11月21日稼動開始[5]
シリーズ3作目。11月21日に新規導入・増台する一部店舗において稼働が開始され、11月28日にはその他の店舗でも稼働開始。2012年6月28日7月1日に東京、7月6日~8日に大阪でロケテストが行われた。稼働当初の収録曲数は216曲(隠し曲含む)。
イメージキャラクターは前作limelight同様パステルくん。ゲームシステムはlimelightを踏襲し一部強化。プレー画面はほとんどの操作ボタンを円形または楕円形にする・丸みを帯びた書体を多用する等、limelight以上にとっつきやすさを重視している。
初代REFLEC BEAT→limelightと同様、limelightからのプレーデータ引き継ぎも実装している。
ロケテスト時はSummerと銘打っており、季節ごとにプレー画面の色使いの変化・楽曲や各種カスタマイズの追加等のアップデートを行うとされた。製品版はWinter(2012年11月21日~2013年3月17日)からスタートしてSpring(2013年3月18日 - 2013年6月18日)→Summer(2013年6月19日 - 2013年9月17日)→Autumn(2013年9月18日 - 2013年12月10日)→All Seasons(2013年12月11日 - 2014年6月3日)と順次変更される。筐体やプレー画面のテーマカラーはWinterが紫、Springがピンク、Summerが水色、Autumnがオレンジ、All Seasonsがカラフル。
JUST REFLECゲージの上限値を3個から5個に拡張。またlimelightまでは横方向にスライドしないとJUST REFLECを放てなかったが、今作では下方向へのスライドでも放てるようになった。
ソート機能も向上し、「J-POP」「アニメ・ゲーム」「バラエティ」「コナミオリジナル」「Ver.colette(coletteで追加された)」といったジャンルに加え、「曲名順」「アーティスト名順」「レベル順」「AR順」などで昇順による表示切替が可能。前者であるジャンルは「ヒットチャート」として選曲回数をランキングで見ることができる。
現在の実力ではクリアすることが難しいと思われる楽曲のレベル表記部分に震えるパステルくんが表示される「ブルブルパステルくん」が搭載された。クリアできるか微妙な場合は「大丈夫?」、クリアできる可能性が低い場合は「これはキケン!」とそれぞれ表示される。表示は基本的にグレードから判断している。
iOS版『REFLEC BEAT plus』との連動要素が追加される、とされていたが結局実装されなかった。e-AMUSEMENT(旧e-AMUSEMENT GATE)に登録してplusで連動設定後、異なる店舗でcoletteを1プレーするとフラッグ(旗)を獲得、フラッグの数や獲得地域によってplus・colette双方で特典が得られるとみられる、というもの。
2台以上導入している店舗で従来のローカルプレーに加え「お助けプレー」が可能となると予告されていたが、実装されなかった。
初代のラウンド保証・limelightのプレミアムスタートに相当するPASELI専用の追加課金メニューは「バリューパックスタート」となる。
低価格の筐体と安定的なアップデートを提供する代わりに売上の一部をコナミと分配するレベニューシェアモデル「e-AMUSEMENT Participation」を導入。
後に数回のアップデートが行われ、最終的に423曲となった。
REFLEC BEAT groovin'!!
REFLEC BEAT groovin'!!( - グルーヴィン!!)(2014年6月4日稼動開始)
シリーズ4作目。イメージカラーはlimelightのような蛍光色の黄色。
イメージキャラクターは前作colette同様パステルくん。
譜面難易度に「SPECIAL」が追加された。『Dance Dance Revolution』のCHALLENGEに近い。
新オブジェクトに「バーティカルオブジェクト」追加。判定ラインに対して垂直(Vertical)に移動(すなわち両サイドで反射しない)する。
新モード「リフレク道場」追加。検定試験(「桜」にちなんだ楽曲、特定のアーティスト楽曲、ロングオブジェクトが多い楽曲など)や段位試験をプレーするモード。検定試験は同社のゲーム「jubeat saucer fulfill」でのコースモード、認定試験は「beatmania IIDX」の段位認定に近い。
「リフレ」と呼ばれるゲーム内通貨で楽曲や各種カスタマイズを購入する。本稼働に先駆け、groovin'!!ロケテスト機またはcoletteをプレーした際にリフレを獲得できるイベントを行っている。
楽曲終了後、店舗内ランキング閲覧機能追加。また、その画面からフレンドを申請することができる。
選曲画面では表示カテゴリを絞って表示させることができる(楽曲ジャンル別、シリーズ別、プレイスコア別など)。
リザルト画面で次ラウンドのマッチングを直接選択できるクイックマッチング機能追加。
REFLEC BEAT groovin'!! Upper( - グルーヴィン!! アッパー)(2014年11月20日稼動開始)
4作目の大型アップデートバージョンでgroovin'の完結編。
「アッパーゲージ」を追加。
1人プレー専用の「ハードモード」「スーパーハードモード」を追加。プレーオプションから設定変更できる。
ミュージックセレクト表示「エキスパート」を追加。
後に数回のアップデートが行われ、最終的に672曲となった。
REFLEC BEAT VOLZZA
REFLEC BEAT VOLZZA( - ヴォルツァ)(2015年10月28日稼働開始)
シリーズ5作目。イメージカラーは水色。
「おすすめフォルダ」を追加。
店内でプレイ中の他のプレイヤーの所持楽曲が選択できるフォルダ「シェアボックス」を追加。
REFLEC BEAT VOLZZA 2( - ヴォルツァ ツー)(2016年3月24日稼働開始)
5作目の大型アップデートバージョンでVOLZZAの完結編。
VOLZZAでは水色だったイメージカラーがオレンジに変更された。
トップオブジェクトアシスト機能を追加。
相手の譜面を消すことが可能になった。
VOLZZA以前とVOLZZA 2で歴代スコア比較表示がされるようになったが、groovin'!!以来スコアがリセットされた。
また、SPECIAL譜面の解禁方法が変更になり、AAA+で1回、AAAで2回、AAで3回、A以下で5回プレイすることにより解禁される(VOLZZA 2以降に収録された楽曲に限る)。
システムボイスが外国人女性から日本人女性(えなこ)に変更された。
後に数回のアップデートが行われ、最終的に711曲となった(RENEWAL譜面を除く)。
REFLEC BEAT 悠久のリフレシア The Reflesia of Eternity( - ゆうきゅうのリフレシア ザ リフレシア オブ エターニティー)(2016年12月1日稼働開始)
シリーズ6作目。テーマはファンタジー。世界観がこれまでから大幅に一新している。
ビッグバンオブジェクト、スイッチロングオブジェクトを追加。
譜面難易度の「SPECIAL」が「WHITE HARD」へ変更された。
しかし過去作との互換性が無くなったことや過去作収録曲の全削除などの大幅な仕様変更はプレイヤーから不満を呼び、その結果2017年開催のKONAMI公式大会「The 7th KAC」の対象作品から除外され、新曲は2019年4月25日、過去作収録曲も2020年3月26日を最後に追加が途絶えている。

モバイル版

REFLEC BEAT plus( - プラス)(2011年11月24日配信開始)
2011年9月東京ゲームショウで発表された。iOS 4.3以降を搭載しているデバイスで動作する。公開当初はiPadシリーズ(2新しいiPad含む)に対応していたが、2012年8月のアップデートでiPhone(3GS44S5)及びiPod touch(第3世代以降)にも対応した。iPhone版のみ画面を横にして遊ぶことができる。
アプリケーション本体は無料。標準収録曲は3曲でそれ以外の楽曲はアプリ内のストアで有料販売されている楽曲パックを購入して追加する。
グラフィック・操作体系はREFLEC BEAT(初代)に準拠しているが、楽曲譜面やスコア計算などのシステム面ではlimelightに準拠している。
すべての楽曲で対COM戦、対人戦の2種類で遊べる。対COM戦ではコンピュータのレベルを1~10の10段階で設定できる。対人戦はオフラインのみ対応(1台のiPadで2人が向き合って対戦・iPad版のみ)。
アーケード版(REFLEC BEAT)と同じく経験値を貯めることによってオブジェクトタッチ時の効果音・演出、楽曲選択画面のBGMなどが解禁される(COM戦のみ)。
同一楽曲をすべての難易度でAAA以上のランクまたはフルコンボにすると楽曲選択画面での枠の色が金色にAAA+かつフルコンボにするとプラチナに変化する。
アーケード版3作目「colette」との連動要素が実装される、とされていたが結局実装されずにGroovin'!!が稼働した。
2013年9月18日にアーケード版第2作目のlimelightテーマが発表された。2013年9月28日に新宿appleストアにて先行プレーが可能。
  • 2021年現在は楽曲追加の更新が止まっている模様。

  1. ^ 解禁方法については公式サイトに記載されている。またlimelightからは標準楽曲として最初から選曲可能になった。coletteではWinterバージョンで「Ready to be a lady」、Summerバージョンで「偶然の確率」がそれぞれ削除されて「Infinity」だけが残ったが、2013年9月に解散を発表したこともあってAutumnバージョンで削除され、GIRL NEXT DOORの楽曲はREFLEC BEATから姿を消した。
  2. ^ なお、初代とlimelightにはBEMANI作品へ数多くの提供を行っているRyu☆EXIT TUNESに版権のある楽曲が隠し曲となっている。このほか、GuitarFreaksXG3DrumManiaXG3にはAKB48のカバーである『フライングゲット』が、GITADORAにはLast Note. feat.GUMIの『セツナトリップ』が隠し曲として収録された。
  3. ^ MAX MAXIMIZERと同一人物である。
  4. ^ coletteでは「私立BEMANI学園」のイベントに合わせ、同ゲーム関連の新曲とアイコンが追加された。
  5. ^ 公式ロケテスト情報






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