EnGene.
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/03 14:51 UTC 版)
EnGene. | |
---|---|
出身地 | 日本 山形県、宮城県 |
ジャンル | J-POP / EDM |
活動期間 | 2016年 - 2022年 |
レーベル |
BEATROOM RECORDS (2019年7月21日 - 2022年12月31日) |
事務所 |
A-laboratory (2016年8月 - 2019年7月20日) Rolling Edge (2019年7月21日 - 2022年12月31日) |
共同作業者 | shungo.、川口大輔、KAZ、小林裕人 |
公式サイト | EnGene.(エンジン)official website |
メンバー |
Shin Tatsuya Yutaka(金澤豊) |
来歴
2016年2月に仙台で結成、2016年8月24日、両A面の1枚目のシングル「恋色 / You're my sunshine」でデビュー。
2017年3月8日、両A面の2枚目のシングル「White / Red」をリリース。
2018年3月28日、初のフルアルバム『Meteorite』をリリース。
タイトル曲「Meteorite」の作詞で、作詞家のshungo.が初登板。
2018年9月26日、EnGene.が歌唱・出演を務めた、宮城県大崎市公認PR動画「大崎市公認 DA PUMP / U.S.A. 替え歌 C'mon, baby オオサキ【湯ですぜ!】(エンドロール付き)」がYouTubeで公開される。この替え歌・動画は、社会現象となったDA PUMPの2018年6月6日リリースの大ヒット曲「U.S.A.」の替え歌であり、その”本家”作詞家であるshungo.が替え歌詞を手掛けたこと、そして地元のダンス強豪校である宮城県古川工業高等学校ダンス部の部員・総勢42名による動画のダンスシーン等が話題になり、数々のメディアに取り上げられた。[1][2](再生回数は2022年12月末現在、84.3万回を突破。)なお、この替え歌・動画は、大崎市公認の元、有志によってすべてが無償で制作された。動画の振付けは、モーニング娘。、℃-ute、アンジュルム(旧S/mileage)、つばきファクトリー、こぶしファクトリーをはじめ、多くのハロー!プロジェクト所属アーティスト・所属グループ等の振付け・ダンス統括を担当する振付師のYOSHIKOによって監修された。
このプロジェクト以降、shungo.がグループのトータルプロデューサーとして就任。
2019年1月1日、配信限定のデジタル・シングル(通算3rdシングル)「Reason」をリリース。
2019年1月4日、大崎市公認PR動画「大崎市公認 DA PUMP / U.S.A. 替え歌 C'mon, baby オオサキ【湯ですぜ!】(エンドロール付き)」が評価され、宮城県大崎市より『第11回 宝の都(くに)・活性化貢献賞』を受賞。制作チームを代表して、EnGene.のメンバー3名と当時の共同総合プロデューサーの1名が贈呈式に登壇した[3]。
2019年5月13日に関東圏で放映されたTBSテレビ「ジモト動画アワード2019」にて、ジモト動画ノミネート作品4部門11作品の中から、「大崎市公認 DA PUMP / U.S.A. 替え歌 C'mon, baby オオサキ【湯ですぜ!】(エンドロール付き)」が、グランプリに該当する「最優秀ジモト動画」を授与され表彰された。番組内で、MCのTBSアナウンサー皆川玲奈から、この動画の制作に本家DA PUMP「U.S.A.」作詞家のshungo.とハロプロのカリスマ振付師のYOSHIKOが無償で関与していることをアナウンスされた博多華丸・大吉の博多華丸とココリコの田中直樹がそのことを受け、「ドーピング」と比喩した。
2019年6月1日、配信限定のデジタル・シングル(通算4thシングル)「君は1000%」をリリース。
2019年10月1日、配信限定のデジタル・シングル(通算5thシングル)「Electric Youth〜電撃的青春〜」をリリース。
2020年4月1日、配信限定のデジタル・シングル(通算6thシングル)「五次元チャペル」をリリース。歌詞が先行公開された歌詞検索サービス「歌ネット」の「歌ネット注目度ランキング」において、3月19日付け、3月26日付けランキングにて二週連続で首位を獲得[4][5]。
2020年5月1日、配信限定のデジタル・シングル(通算7thシングル)「ステキな恋の忘れ方」をリリース。歌詞が先行公開された歌詞検索サービス「歌ネット」の「歌ネット注目度ランキング」において、4月19日付けランキングにて4位を[6]、4月26日付けランキングにて2位を[7]、5月3日付けランキングにて首位を獲得[8]。
2020年6月1日、グループ初のリミックス・シングル「ステキな恋の忘れ方 (Actress Disappears Dubstep Mix)」をリリース。
2020年6月3日、グループ初のソロ・プロジェクトとして、メンバーのYutakaこと金澤豊のソロデビューがアナウンスされる。
2020年7月1日、金澤豊が配信限定のデジタル・シングル「碧い瞳のエリス」でソロデビュー。「月刊金澤」と銘打ち、2020年の7月の毎週水曜日、5週連続でリリースを敢行。
2020年8月1日、配信限定のデジタル・シングル(通算8thシングル)「ETERNAL」をリリース。歌詞が先行公開された歌詞検索サービス「歌ネット」の「歌ネット注目度ランキング」において、7月30日付けランキングにて6位を獲得[9]。
2020年9月1日、配信限定のデジタル・シングル(通算9thシングル)「ETERNAL feat. HIM」、そして同じく配信限定のリミックス・シングル「ETERNAL feat. HIM(Future Pop remix)」を同時リリース。この作品は、HIMの6thシングルをカバーした前作(8thシングル)からの派生で、本家HIMをフィーチャリングしたスペシャル・コラボ企画シングルとそのスペシャル・リミックス・シングルである。歌詞が先行公開された歌詞検索サービス「歌ネット」の「歌ネット注目度ランキング」において、8月6日付けランキングにて8位を[10]、8月13日付けランキングにて9位を獲得[11]。
2020年12月1日、配信限定のデジタル・シングル(通算10thシングル)「雨のプラネタリウム」をリリース。歌詞が先行公開された歌詞検索サービス「歌ネット」の「歌ネット注目度ランキング」において、11月5日付けランキングにて5位を[12]、11月12日付けランキングにて3位を[13]、11月19日付けランキングにて4位を[14]、11月26日付けランキングにて5位を獲得[15]。
2021年8月8日、配信限定のデジタル・シングル(通算11thシングル)「真夏のトレモロ」をリリース。歌詞が先行公開された歌詞検索サービス「歌ネット」の「歌ネット注目度ランキング」において、7月15日付けランキングにて10位を[16]、7月21日付けランキングにて8位を[17]、7月29日付けランキングにて4位を[18]、8月5日付けランキングにて7位を獲得[19]。
2021年12月15日、配信限定のデジタル・シングル(通算12thシングル)「Plan B」をリリース。
2022年4月1日、配信限定のリミックス・シングル「五次元チャペル (Alternate Dimension Mashup Ballet Mix)」をリリース。歌詞が先行公開された歌詞検索サービス「歌ネット」の「歌ネット注目度ランキング」において、3月31日付けランキングにて9位を獲得[20]。
2022年7月1日、配信限定のリミックス・シングル「Plan B (Funk'n'Bass mix)」をリリース。歌詞が先行公開された歌詞検索サービス「歌ネット」の「歌ネット注目度ランキング」において、6月2日付けランキングにて7位を[21]、6月4日付けランキングにて4位を[22]、6月16日付けランキングにて5位を[23]、6月23日付けランキングにて3位を獲得[24]。
2022年12月1日、公式HP、SNS公式アカウントなどで、2022年いっぱいをもってグループを円満に解散する旨を発表[25]。
2022年12月31日、配信限定のデジタル・シングル(通算13thシングル)、ラストシングル「百合色 -unplugged-」をリリース。歌詞が先行公開された歌詞検索サービス「歌ネット」の「歌ネット注目度ランキング」において、12月22日付けランキングにて8位を獲得[26]。
2022年12月31日をもって「とてつもなく円満に」解散。
結成までのエピソード/ユニット名の由来/社会貢献活動
2010年、(後のEnGene.リーダー)Shin が、指定難病である(指定難病60[1])「再生不良性貧血」を患うが、同年の骨髄移植により克服。
メンバー3人の出逢いは、Shinが骨髄移植を受けた山形県立中央病院で行われたクリスマス慰問ライブ。 TatsuyaとYutakaの歌を聴き、「2人とも歌が上手い!」という印象をもったというShin。その際「すぐに一緒にグループでやろう!」と意気投合、グループ結成に至る。
メンバーのTatsuyaとYutakaは、仙台コミュニケーションアート専門学校[2]の卒業生。SCA 仙台コミュニケーションアート専門学校は、毎年『明日への扉』[3] という骨髄移植推進キャンペーンミュージカルを催しており、ボーカルコースであったTatsuyaは、そのミュージカルのゴスペルアンサンブルのメインボーカルとしてソロで歌っていた。またYutakaは19歳の頃に実姉を事故で亡くしており、その際臓器移植のドナーとなった姉が5人の患者に臓器を提供したことによって「人の命を助けることができるということはすごいことだ」と感銘を受け、自身も、誰もが生存中にすることができる骨髄バンクにドナー登録をしている。奇しくも「骨髄移植」がメンバー3人の最初の共通のキーワードとなった。[27]
グループ名は、諦めかけた夢のその先に希望を見出したメンバー3人の出逢い、そして活動を通じて様々な方々から賜った「ご縁」、そこに遺伝子の意味合いを込めた「Gene」を組み合わせた造語、「EnGene.(エンジン)」と命名。
そこにはエンジンの「起動力」という意味合いも込められている。
令和元年東日本台風(台風19号)による河川決壊の水害被害を受けた宮城県大崎市、最も死者の多かった福島県いわき市での継続的な災害ボランティア活動及び物資支援、また、養育施設や里親会での支援活動など、社会貢献活動をメンバー及び制作チームで精力的に行った。
- ^ “熱いぜ大崎「湯ですぜ!地元ネタ満載 「U.S.A.」替え歌で公認PR動画公開へ”. 河北新報 ONLINE NEWS. 2019年1月14日閲覧。
- ^ “「U.S.A」ならぬ「湯ですぜ!」 2匹目のどじょう?なるか”. 河北新報 ONLINE NEWS. 2019年1月14日閲覧。
- ^ “「第11回 宝の都(くに)・活性化貢献賞」受賞のご挨拶”. EnGene.(エンジン)official website. 2019年1月8日閲覧。
- ^ “GENERATIONS from EXILE TRIBEの新曲も初登場!今注目の歌詞ランキング1位はEnGene.の「五次元チャペル」|E-TALENTBANK co.,ltd.”. E-TALENTBANK co.,ltd.. 2020年3月23日閲覧。
- ^ “大橋ちっぽけが5曲ランクイン!歌詞注目度ランキング1位は2週連続でEnGene.「五次元チャペル」|E-TALENTBANK co.,ltd.”. E-TALENTBANK co.,ltd.. 2020年5月1日閲覧。
- ^ “HAN-KUNの応援歌が首位を獲得!今注目の歌詞ランキングにはTHE ORAL CIGARETTESらが初登場|E-TALENTBANK co.,ltd.”. E-TALENTBANK co.,ltd.. 2020年5月1日閲覧。
- ^ “家入レオらが初登場!歌詞注目度ランキング1位に輝いたのは藤井風「優しさ」|E-TALENTBANK co.,ltd.” (日本語). E-TALENTBANK co.,ltd. 2020年5月1日閲覧。
- ^ “GReeeeNの朝ドラ『エール』主題歌などが初登場!今注目の歌詞ランキングはEnGene.が首位を獲得|E-TALENTBANK co.,ltd.”. E-TALENTBANK co.,ltd.. 2020年5月7日閲覧。
- ^ “米津玄師が4週連続1位を獲得!今注目の歌詞ランキングに三浦春馬さんの楽曲もランクイン|E-TALENTBANK co.,ltd.”. E-TALENTBANK co.,ltd.. 2020年8月2日閲覧。
- ^ “ビッケブランカらがランクイン!今注目の歌詞ランキング1位は三浦春馬さんの「Night Diver」|E-TALENTBANK co.,ltd.”. E-TALENTBANK co.,ltd.. 2020年8月17日閲覧。
- ^ “上白石萌音らが初登場!歌詞注目度ランキング1位はビッケブランカの「ミラージュ」|E-TALENTBANK co.,ltd.”. E-TALENTBANK co.,ltd.. 2020年8月17日閲覧。
- ^ “King Gnuらが初登場!今注目の歌詞ランキング1位は、Da-iCEの『極主夫道』主題歌”. E-TALENTBANK co.,ltd.. 2020年11月29日閲覧。
- ^ “Da-iCEが2週連続首位に!今注目の歌詞ランキングに、神はサイコロを振らないが3曲ランクイン”. E-TALENTBANK co.,ltd.. 2020年11月29日閲覧。
- ^ “KANA-BOONのアニメOP主題歌などがランクイン!歌詞注目度ランキングはDa-iCEが3週連続で首位獲得”. E-TALENTBANK co.,ltd.. 2020年11月29日閲覧。
- ^ “NiziU「Step and a step」が首位獲得!今注目の歌詞ランキングにリトグリらが初登場”. E-TALENTBANK co.,ltd.. 2020年11月29日閲覧。
- ^ “miletの『ハコヅメ』主題歌などが初登場!今注目の歌詞ランキング1位は平井大が獲得”. E-TALENTBANK co.,ltd.. 2021年12月8日閲覧。
- ^ “OWVらがランクイン!歌詞注目度ランキング1位は『竜とそばかすの姫』メインテーマが獲得”. E-TALENTBANK co.,ltd.. 2021年12月8日閲覧。
- ^ “Uru『推しの王子様』主題歌などが初登場!今注目の歌詞ランキングはmillennium parade × Belleが2週連続V”. E-TALENTBANK co.,ltd.. 2021年12月8日閲覧。
- ^ “ジェニーハイ、JO1らが初登場!歌詞注目度ランキングは『竜とそばかすの姫』メインテーマが3週連続1位”. E-TALENTBANK co.,ltd.. 2021年12月8日閲覧。
- ^ “My Hair is Bad、獅子志司らが初登場!今注目の歌詞ランキング1位に輝いたのはINI”. E-TALENTBANK co.,ltd.. 2022年4月4日閲覧。
- ^ “C&Kらが初登場!今注目の歌詞ランキングは、TikTokでも話題のセカオワ「Habit」が2週連続首位”. E-TALENTBANK co.,ltd.. 2022年6月30日閲覧。
- ^ “MONGOL800×WANIMAのコラボ曲などが初登場!歌詞注目度ランキングはセカオワが3週連続1位”. E-TALENTBANK co.,ltd.. 2022年6月30日閲覧。
- ^ “OWV、ゆずなどが初登場!今注目の歌詞ランキングはセカオワ「Habit」が4週連続1位達成”. E-TALENTBANK co.,ltd.. 2022年6月30日閲覧。
- ^ “PSYCHIC FEVERらが初登場!歌詞注目度ランキング1位はMrs. GREEN APPLEの『今日好き』主題歌”. E-TALENTBANK co.,ltd.. 2022年6月30日閲覧。
- ^ “EnGene.(エンジン)official website”. engene-web.com. 2022年12月22日閲覧。
- ^ “歌詞注目度ランキング、TVアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』の結束バンドが5曲ランクイン”. E-TALENTBANK co.,ltd.. 2023年1月2日閲覧。
- ^ “日本骨髄バンクNEWS vol.48 特集2「骨髄移植を受け、こんなに元気になりました!」”. www.jmdp.or.jp. 2019年1月14日閲覧。
- ^ “EnGene.(エンジン)official website”. engene-web.com. 2019年3月25日閲覧。
- 1 EnGene.とは
- 2 EnGene.の概要
- 3 メンバー
- 4 出演
- 5 ライブ/イベント
- 6 アカペラシリーズ
- 7 脚注
- EnGene.のページへのリンク