BRM・P139 BRM・P139の概要

BRM・P139

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/06 06:18 UTC 版)

BRM・P139
カテゴリー F1
コンストラクター ブリティッシュ・レーシング・モータース
デザイナー ピーター・ライト
トニー・サウスゲート
先代 P138
後継 P153
主要諸元[1] [2]
シャシー アルミニウムモノコック
サスペンション(前) lower wishbones, top rockers actuating vertically mounted inboard coil springs over dampers, anti-roll bar
サスペンション(後) reversed lower wishbones, top links, twin radius rods, coil springs over dampers, anti-roll bar
トレッド 前:1,549 mm (61.0 in)
後:1,498 mm (59.0 in)
ホイールベース 2,426 mm (95.5 in)
エンジン BRM P142 2,998 cc (182.9 cu in) V12 自然吸気, ミッドエンジン
トランスミッション BRM 5速 マニュアル
重量 550kg
燃料 シェル
タイヤ ダンロップ
主要成績
チーム オーウェン・レーシング・オーガニゼーション
ドライバー ジョン・サーティース
ジャッキー・オリバー
初戦 1969年イギリスグランプリ
出走優勝ポールFラップ
8000
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レース戦績

1969年シーズン、P139は第6戦のイギリスグランプリで投入され、ジョン・サーティースがドライブした。予選6番手からスタートしたが、これはBRMにとってシーズンの予選における最高成績であった。決勝では1周目にフロントサスペンションが破損、リタイアとなっている。続くドイツグランプリでもサスペンショントラブルが発生、決勝を走行することはできなかった。イタリアグランプリでは2台目のP139が準備され、ジャッキー・オリバーもドライブすることとなった。サーティースは周回数不足で非完走扱いとなり、オリバーは油圧低下のためリタイアした。カナダでは両者ともエンジントラブルでリタイアした。アメリカグランプリではサーティースが3位に入賞するが、チームにとって今シーズン唯一の表彰台となった。最終戦のメキシコではオリバーが6位に入賞し、チームは7ポイントを獲得、ランキング5位となった。

1970年シーズン、チームはP153を使用し、P139は開幕戦でジョージ・イートンがドライブした。イートンは予選23位、決勝はリタイアとなった。

F1における全成績

(key)(太字ポールポジション斜体ファステストラップ

チーム エンジン タイヤ ドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 ポイント 順位
1969年 オーウェン・レーシング・オーガニゼーション BRM P142
3.0 V12
D RSA
ESP
MON
NED
FRA
GBR
GER
ITA
CAN
USA
MEX
7 1 5位 1
ジョン・サーティース Ret Ret NC Ret 3 Ret
ジャッキー・オリバー Ret Ret Ret 6
1970年 オーウェン・レーシング・オーガニゼーション BRM P142 3.0 V12 D RSA
ESP
MON
BEL
NED
FRA
GBR
GER
AUT
ITA
CAN
USA
MEX
23 2 7位 2
ジョージ・イートン Ret
ヴェルナー・ビッケル DNA
Source:[1][3]

^1 2ポイントをBRM・P138が獲得した。
^2 全ポイントをBRM・P153が獲得した。


  1. ^ a b Stats F1. “BRM P139”. 2015年11月23日閲覧。
  2. ^ Ultimate car page. “BRM”. 2016年8月20日閲覧。
  3. ^ Small, Steve (1994). The Guinness Complete Grand Prix Who's Who. Guinness. pp. 271, and 371. ISBN 0851127029 


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