Adobe Fonts Adobe Fontsの概要

Adobe Fonts

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/23 09:40 UTC 版)

Adobe Fonts
開発元 アドビ
初版 2009年11月9日 (14年前) (2009-11-09)
対応OS WindowsmacOS
前身 Adobe Typekit
種別 フォントのアクティベート
ライセンス プロプライエタリ(サブスクリプション契約)
公式サイト https://fonts.adobe.com/fonts?locale=ja_JP
テンプレートを表示

概要

Google Analyticsの元開発メンバーを含むチームによって立ち上げられた[3]Small Batch, Inc.が、2009年11月にAdobe Fontsの前身となるWebフォントサービスであるTypekitのサービスを開始した[4]2011年10月に、アドビがこのサービスを買収した[5]2018年10月15日に、TypekitはAdobe Fontsに名称変更された[6]

500以上を超える日本語フォントを含む20,000以上のフォントが利用可能であり[7]、利用可能なフォントは随時追加される。日本語フォントでは商用フォントメーカーであるモリサワフォントワークスなどが一部フォントをAdobe Fontsに提供している。

すべてのフォントが商用可能であり、Webフォントとして利用する場合のページビュー数による制限もない[8]。Adobe Fontsのフォントを利用したデザインの商標登録も可能である。

専用のWebページで各提供フォントのアクティベート/ディアクティベートを切り替えることができる。

Adobe PhotoshopなどのAdobeが提供するソフトウェアのファイル内でのAdobe Fontsのフォントを利用した文字は、Adobe Fontsでそのフォントをアクティベートしていなくてもソフトウェア上でそのフォントで表示することができる。また、そのフォントをアクティベートすることもできる。

Adobe Fontsに提供されたフォントはすべてAdobe Fontsの利用規約が適用され[9]、モリサワや視覚デザイン研究所のフォントの商標登録するデザインへの利用など、各フォントメーカーが提供するサービスでは不可能だがAdobe Fontsでの利用でのみ可能になる利用方法も存在する[10]

外部リンク


  1. ^ 無料のフリーフォントで広がるデザイン | Adobe”. www.adobe.com. 2023年12月29日閲覧。
  2. ^ 樽井秀人 (2018年10月16日). ““Adobe Typekit”が“Adobe Fonts”へ、複雑な利用制限をすべて撤廃してシンプルに”. 窓の杜 (インプレス). https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1148032.html 2023年12月29日閲覧。 
  3. ^ Catone, Josh (2009年5月28日). “Typekit Offers a New Approach to Fonts on the Web” (英語). Mashable. 2023年12月29日閲覧。
  4. ^ The Typekit Blog | Introducing Typekit”. blog.typekit.com. 2023年12月29日閲覧。
  5. ^ アドビ、Typekit社およびNitobi Software社を買収”. CodeZine (2011年10月4日). 2023年12月29日閲覧。
  6. ^ Iwamoto, Takashi. “TypekitはAdobe Fontsになりました #AdobeMAX #AdobeFonts”. blog.adobe.com. 2023年12月29日閲覧。
  7. ^ Adobe Fontsとは? 2万以上のフォントが使い放題【アドビ公式】”. www.adobe.com. 2023年12月29日閲覧。
  8. ^ フォントのライセンス”. www.adobe.com. 2023年12月29日閲覧。
  9. ^ フォントのライセンス”. www.adobe.com. 2023年12月29日閲覧。
  10. ^ 研究ノート | デジタルフォントと商標登録”. moji-waku.com. 2023年12月29日閲覧。


「Adobe Fonts」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Adobe Fonts」の関連用語

Adobe Fontsのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Adobe Fontsのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのAdobe Fonts (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS