3軸バス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/31 14:55 UTC 版)
メリットとデメリット
メリット
- 車両の設計が容易になる。
- 重量制限が緩くなり、車体や備品を重量の嵩むものにできるため、導入事業者の希望仕様に仕立てやすい。
- 豪華な車両や装備にできるため、導入事業者のフラッグシップとして高級感を演出できる。
- 乗車定員を増加できる。一般的な高速バス路線用のハイデッカーでは30人ほどであるが、ダブルデッカーでは最大で56人ほどまで増やすことが可能である。
デメリット
- 2軸型のバスよりも重量が嵩むため、エンジンや駆動系などへの負担が大きく、燃費も悪化する傾向にある。
- さまざまな仕様に対応可能なものの、在来型車両よりも高価となる。
- タイヤが多いため全体的なタイヤ磨耗は少ないものの、組み替えによって満遍なく減らす手間がかかる。
- 販売台数が多くなる車種ではないため、部品や車台の共通化などを行う必要がある。
- 三菱ふそう・エアロキングは型式がMU**系であるが、エアロクィーンWと同一車枠を使用していたためで、エアロクィーンWも型式はMU**系となっていた。
脚注
関連項目
- ^ バスの技術・9 福岡オープントップバス - 日本バス友の会
- ^ “【TMS2011開催】本物のイノベーションを『SAKURA』に見た”. 月刊コマーシャルモーター公式ブログ「コマモANNEX」 (2011年12月3日). 2018年7月19日閲覧。
- ^ “電動低床大型フルフラットバスの試走評価を実施いたします”. 株式会社SIM-Drive公式サイト. (2011年12月16日) 2018年7月19日閲覧。
- ^ “電動低床大型フルフラットバスの試走評価を実施 「平成 23 年度環境省のチャレンジ 25 地域づくり事業」の一環として” (PDF). 株式会社SIM-Driveニュースリリース (2011年12月16日). 2018年7月19日閲覧。
- ^ FUSO NEWS 2000年11月号(通巻361号) - 三菱ふそう
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