2019年の福岡ソフトバンクホークス
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2019年の福岡ソフトバンクホークス | |
---|---|
成績 | |
日本一 | |
日本S | 4勝0敗(対巨人) |
CSFinal | 4勝1敗(対西武) |
CS1st | 2勝1敗(対楽天) |
パシフィック・リーグ2位 | |
76勝62敗5分 勝率.551 | |
本拠地 | |
都市 | 福岡県福岡市中央区 |
球場 | 福岡 ヤフオク!ドーム |
球団組織 | |
オーナー |
孫正義 (代行:後藤芳光) |
経営母体 | ソフトバンクグループ |
球団社長 | 後藤芳光 |
GM | 三笠杉彦(5月27日から) |
監督 | 工藤公康 |
選手会長 | 柳田悠岐 |
スローガン | |
| |
« 2018 2020 » |
この年の福岡ソフトバンクホークスは、工藤公康監督の5年目のシーズンであり、3年連続10度目の日本一に輝いたシーズンである。チームスローガンは「
開幕前
江川智晃、明石健志両選手が、相次いで脊椎全内視鏡ヘルニア摘出手術を受け、いずれも復帰までおよそ3か月となった。投手陣では、前年から怪我により戦列を離れている和田毅、岩嵜翔、石川柊太、デニス・サファテらが戦列を離れた他、前年ドラフト2位で加入した杉山一樹がキャンプ中に右足首負傷、さらにリック・バンデンハークも腰の張りにより戦線を離脱。野手でも主力の中村晃が、右腹斜筋筋挫傷により戦線離脱の後、自律神経失調症と診断され、復帰の見通しが立たなくなるなど、怪我等による主力選手離脱が相次いだ一方、オープン戦で活躍した川原弘之、周東佑京の両育成登録選手が、開幕直前の3月26日に支配下登録となった。川原は4年ぶりの支配下登録、周東は初の支配下登録選手となった。
オープン戦は9勝5敗1分で、勝率では広島に次ぐ2位となった。なお、3月9日に開催された対ヤクルト戦は、タマホームスタジアム筑後におけるオープン戦初開催試合となった[1]。
チーム成績
レギュラーシーズン
開幕 | 5/1 | 6/1 | 7/2 | 8/1 | 9/1 | |||||||
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1 | 二 | 牧原大成 | 二 | 川島慶三 | 中 | 福田秀平 | 二 | 明石健志 | 二 | 牧原大成 | 二 | 明石健志 |
2 | 遊 | 今宮健太 | 中 | 牧原大成 | 遊 | 今宮健太 | 中 | 福田秀平 | 遊 | 今宮健太 | 右 | 中村晃 |
3 | 中 | 柳田悠岐 | 遊 | 今宮健太 | 左 | グラシアル | 左 | グラシアル | 一 | 内川聖一 | 中 | 柳田悠岐 |
4 | 指 | デスパイネ | 三 | 松田宣浩 | 指 | デスパイネ | 指 | デスパイネ | 指 | デスパイネ | 指 | デスパイネ |
5 | 左 | グラシアル | 指 | デスパイネ | 三 | 松田宣浩 | 三 | 松田宣浩 | 三 | 松田宣浩 | 左 | グラシアル |
6 | 一 | 内川聖一 | 一 | 内川聖一 | 右 | 中村晃 | 一 | 内川聖一 | 右 | 上林誠知 | 一 | 内川聖一 |
7 | 三 | 松田宣浩 | 右 | 上林誠知 | 一 | 内川聖一 | 右 | 上林誠知 | 捕 | 甲斐拓也 | 三 | 松田宣浩 |
8 | 右 | 上林誠知 | 捕 | 甲斐拓也 | 二 | 明石健志 | 捕 | 甲斐拓也 | 中 | 釜元豪 | 遊 | 今宮健太 |
9 | 捕 | 甲斐拓也 | 左 | 周東佑京 | 捕 | 甲斐拓也 | 遊 | 髙田知季 | 左 | 栗原陵矢 | 捕 | 髙谷裕亮 |
投 | 千賀滉大 | 投 | 武田翔太 | 投 | 高橋礼 | 投 | 高橋礼 | 投 | 大竹耕太郎 | 投 | 武田翔太 |
順位 | 4月終了時 | 5月終了時 | 6月終了時 | 7月終了時 | 8月終了時 | 最終成績 | ||||||
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1位 | ソフトバンク | --- | ソフトバンク | --- | ソフトバンク | --- | ソフトバンク | --- | ソフトバンク | --- | 西武 | --- |
2位 | 楽天 | 1.5 | 楽天 | 楽天 | 2.0 | 日本ハム | 0.5 | 西武 | 0.0 | ソフトバンク | 2.0 | |
3位 | 西武 | 2.5 | 西武 | 0.5 | 西武 | 3.5 | 西武 | 3.0 | 楽天 | 5.5 | 楽天 | 7.5 |
4位 | 日本ハム | 日本ハム | 1.0 | 日本ハム | 6.0 | 楽天 | 4.5 | ロッテ | 6.5 | ロッテ | 9.5 | |
5位 | ロッテ | 3.5 | ロッテ | 3.5 | ロッテ | 6.5 | ロッテ | 6.5 | オリックス | 8.5 | 日本ハム | 13.0 |
6位 | オリックス | 5.0 | オリックス | 7.0 | オリックス | 9.0 | オリックス | 9.5 | 日本ハム | 8.5 | オリックス | 16.0 |
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 埼玉西武ライオンズ | 80 | 62 | 1 | .563 | 優勝 |
2位 | 福岡ソフトバンクホークス | 76 | 62 | 5 | .551 | 2.0 |
3位 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 71 | 68 | 4 | .511 | 7.5 |
4位 | 千葉ロッテマリーンズ | 69 | 70 | 4 | .496 | 9.5 |
5位 | 北海道日本ハムファイターズ | 65 | 73 | 5 | .471 | 13.0 |
6位 | オリックス・バファローズ | 61 | 75 | 7 | .449 | 16.0 |
セ・パ交流戦
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
優勝 | 福岡ソフトバンクホークス | 11 | 5 | 2 | .688 | --- |
2位 | オリックス・バファローズ | 11 | 6 | 1 | .647 | 0.5 |
3位 | 読売ジャイアンツ | 11 | 7 | 0 | .611 | 1.0 |
4位 | 横浜DeNAベイスターズ | 10 | 7 | 1 | .588 | 1.5 |
5位 | 埼玉西武ライオンズ | 10 | 8 | 0 | .556 | 2.0 |
6位 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 10 | 8 | 0 | .556 | 2.0 |
7位 | 北海道日本ハムファイターズ | 8 | 9 | 1 | .471 | 3.5 |
8位 | 中日ドラゴンズ | 8 | 10 | 0 | .444 | 4.0 |
9位 | 千葉ロッテマリーンズ | 8 | 10 | 0 | .444 | 4.0 |
10位 | 阪神タイガース | 6 | 10 | 2 | .375 | 5.0 |
11位 | 東京ヤクルトスワローズ | 6 | 12 | 0 | .333 | 6.0 |
12位 | 広島東洋カープ | 5 | 12 | 1 | .294 | 6.5 |
クライマックスシリーズ
日付 | 試合 | ビジター球団(先攻) | スコア | ホーム球団(後攻) | 開催球場 |
10月5日(土) | 第1戦 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 5-3 | 福岡ソフトバンクホークス | 福岡ヤフオク!ドーム |
10月6日(日) | 第2戦 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 4 - 6 | 福岡ソフトバンクホークス | |
10月7日(月) | 第3戦 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 1 - 2 | 福岡ソフトバンクホークス | |
勝者:福岡ソフトバンクホークス |
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日付 | 試合 | ビジター球団(先攻) | スコア | ホーム球団(後攻) | 開催球場 |
アドバンテージ | 福岡ソフトバンクホークス | 埼玉西武ライオンズ | |||
10月9日(水) | 第1戦 | 福岡ソフトバンクホークス | 8 - 4 | 埼玉西武ライオンズ | メットライフドーム |
10月10日(木) | 第2戦 | 福岡ソフトバンクホークス | 8 - 6 | 埼玉西武ライオンズ | |
10月11日(金) | 第3戦 | 福岡ソフトバンクホークス | 7 - 0 | 埼玉西武ライオンズ | |
10月12日(土) | 第4戦 | 令和元年東日本台風(台風19号)のため中止 | |||
10月13日(日) | 福岡ソフトバンクホークス | 9 - 3 | 埼玉西武ライオンズ | ||
勝者:福岡ソフトバンクホークス |
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日本シリーズ
日付 | 試合 | ビジター球団(先攻) | スコア | ホーム球団(後攻) | 開催球場 |
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10月19日(土) | 第1戦 | 読売ジャイアンツ | 2 - 7 | 福岡ソフトバンクホークス | 福岡 ヤフオク!ドーム |
10月20日(日) | 第2戦 | 読売ジャイアンツ | 3 - 6 | 福岡ソフトバンクホークス | |
10月21日(月) | 移動日 | ||||
10月22日(火) | 第3戦 | 福岡ソフトバンクホークス | 6 - 2 | 読売ジャイアンツ | 東京ドーム |
10月23日(水) | 第4戦 | 福岡ソフトバンクホークス | 4 - 3 | 読売ジャイアンツ | |
優勝:福岡ソフトバンクホークス(3年連続10回目) |
注釈
出典
- ^ 『3/9・10タマスタ筑後で1軍オープン戦開催!』(プレスリリース)福岡ソフトバンクホークス、2019年3月4日 。2019年10月25日閲覧。
- ^ 元ソフトバンク吉村裕基がオランダリーグでプレーへ 日刊スポーツ 2019年4月17日
- ^ “キドコロ研修中--SB球団職員・城所氏「スーツは慣れない。ジャージーがいい」”. Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. (2019年1月24日) 2019年1月24日閲覧。
- ^ “新入団選手のお知らせ”. 栃木ゴールデンブレーブス公式HP (2019年1月10日). 2019年1月17日閲覧。
- ^ “新入団選手のお知らせ”. 福島レッドホープス公式HP (2019年1月9日). 2019年1月17日閲覧。
- ^ 2018年度NPB公示 NPBHP
- ^ ニュース一覧 福岡ソフトバンクホークス公式HP
- ^ 2019年度NPB公示 NPBHP
- ^ “「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019」、「第2回 WBSC プレミア12」の日本チーム出場選手変更について”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト (2019年10月24日). 2019年10月31日閲覧。
- ^ “背番号の変遷(No.00~20)”. 福岡ソフトバンクホークス. 2020年8月30日閲覧。
- ^ “背番号の変遷(No.21~40)”. 福岡ソフトバンクホークス. 2020年8月30日閲覧。
- ^ “背番号の変遷(No.41~60)”. 福岡ソフトバンクホークス. 2020年8月30日閲覧。
- ^ “背番号の変遷(No.61~80)”. 福岡ソフトバンクホークス. 2020年8月30日閲覧。
- ^ “背番号の変遷(No.81~100)”. 福岡ソフトバンクホークス. 2020年8月30日閲覧。
- ^ “背番号の変遷(No.100~120)”. 福岡ソフトバンクホークス. 2020年8月30日閲覧。
- ^ “背番号の変遷(No.121~140)”. 福岡ソフトバンクホークス. 2020年8月30日閲覧。
- ^ “背番号の変遷(No.141~160)”. 福岡ソフトバンクホークス. 2020年8月30日閲覧。
- ^ a b “背番号の変更について”. 福岡ソフトバンクホークス公式HP (2018年12月18日). 2018年12月19日閲覧。
- ^ a b “川原弘之投手、周東佑京選手との支配下選手契約について”. 福岡ソフトバンクホークス公式HP (2019年3月26日). 2019年3月27日閲覧。
- ^ “オスカー・コラス選手との支配下選手契約について”. 福岡ソフトバンクホークス公式HP (2019年6月24日). 2019年6月24日閲覧。
- 1 2019年の福岡ソフトバンクホークスとは
- 2 2019年の福岡ソフトバンクホークスの概要
- 3 入団・退団
- 4 代表選出選手
- 5 個人成績
- 6 脚注
- 2019年の福岡ソフトバンクホークスのページへのリンク