2015年のMLBオールスターゲーム 2015年のMLBオールスターゲームの概要

2015年のMLBオールスターゲーム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 14:19 UTC 版)

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2015 MLBオールスターゲーム

会場となったグレート・アメリカン・ボール・パーク
1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
AL 1 0 0 0 20210 6 7 2
NL 0 1 0 0 01001 3 6 0
開催日時 2015年7月14日
開催球場 グレート・アメリカン・ボール・パーク
開催地 オハイオ州シンシナティ
監督 AL - ネッド・ヨスト (KC)
NL - ブルース・ボウチー (SFG)
MVP マイク・トラウト (LAA)
観客動員数 43,656人
MLBオールスターゲーム
 < 2014 2016 > 

試合は6対3でアメリカンリーグが勝利し、同年のワールドシリーズの第1・2・6・7戦をアメリカンリーグ優勝球団の本拠地で行うこととなった。MVPには初回先頭打者本塁打を放ったロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムマイク・トラウトが2年連続で選出された。

経緯

2013年1月21日にMLBコミッショナーのバド・セリグが、2015年度のオールスターゲームのホストチームにシンシナティ・レッズを選出したことを発表。オハイオ州シンシナティ市がオールスターゲームの開催地となるのは、1988年以来であった(球場はリバーフロント・スタジアム[1]

2015年5月12日にトッド・フレイジャーがオールスターのスポークスマンに就任した[2]

始球式サンディー・コーファックスが行い、捕手はジョニー・ベンチが務めた[3]

試合直前にはレッズのフランチャイズ・フォーに選ばれた4人のセレモニーが行われ、ジョニー・ベンチ、バリー・ラーキンジョー・モーガン、そして野球賭博で1989年にMLBを永久追放処分となったピート・ローズが登場した。2014年7月15日にコミッショナーのバド・セリグはローズのセレモニー参加を許可することを発表していた[4]

凡例

試合結果

先発メンバー

アメリカンリーグ
打順 選手(チーム) 守備
1 マイク・トラウト (LAA) CF
2 ジョシュ・ドナルドソン (TOR) 3B
3 アルバート・プホルス (LAA) 1B
4 ネルソン・クルーズ (SEA) DH
5 ロレンゾ・ケイン (KC) RF
6 アダム・ジョーンズ (BAL) LF
7 サルバドール・ペレス (KC) C
8 ホセ・アルトゥーベ (HOU) 2B
9 アルシデス・エスコバー (KC) SS
先発 ダラス・カイケル (HOU) P
ナショナルリーグ
打順 選手(チーム) 守備
1 アンドリュー・マカッチェン (PIT) CF
2 トッド・フレイジャー (CIN) 3B
3 ブライス・ハーパー (WSH) RF
4 ポール・ゴールドシュミット (ARI) 3B
5 バスター・ポージー (SF) C
6 アンソニー・リゾ (CHC) DH
7 ジョニー・ペラルタ (STL) SS
8 ジョク・ピーダーソン (LAD) LF
9 DJ・ルメイユ (COL) 2B
先発 ザック・グレインキー (LAD) P

試合経過

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
アメリカンリーグ 1 0 0 0 2 0 2 1 0 6 7 2
ナショナルリーグ 0 1 0 0 0 1 0 0 1 3 6 0
  1. デビッド・プライス (DET)  クレイトン・カーショウ (LAD)  
  2. 本塁打
    [AL]マイク・トラウト (LAA)、ブライアン・ドージャー(MIN)
    [NL]なし
  3. 審判
    [球審]ティム・ウェルク
    [塁審]ジェリー・ミールズ、ポール・シュリーバー、ロン・カルパ
    [外審]ジェームズ・ホウイ、アラン・ポーター
  4. 観客動員数:43,656人 試合時間:3時間2分
MVP
マイク・トラウト (LAA)
  • 1回表に先頭打者本塁打を放った。2年連続の受賞となる。

得点

チーム イニング
ALS 1回表 マイク・トラウト:右翼スタンドへの先頭打者本塁打
NLS 2回裏 ジョニー・ペラルタ:2死三塁の場面で右翼への1点適時打
ALS 5回表 プリンス・フィルダー:2死一・二塁の場面で代打起用され、勝ち越しとなる左翼への1点適時打
ロレンゾ・ケイン:2死一・二塁の場面で適時二塁打
NLS 6回裏 アンドリュー・マカッチェン:無死・走者なしの場面で左翼スタンドへの本塁打
ALS 7回表 マニー・マチャド:無死2塁の場面で右中間への適時二塁打
プリンス・フィルダー:1死三塁の場面で中堅への犠飛
ALS 8回表 ブライアン・ドージャー:2死・走者なしの場面で代打起用され、中堅スタンドへの本塁打
NLS 9回裏 ブランドン・クロフォード:1死三塁の場面で左翼への犠飛

出場選手

アメリカンリーグ


選手(チーム)







1 [中] トラウト (LAA) 3 2 1 1 1 1 0
走左 B. ホルト (BOS) 1 1 0 0 0 1 0
2 [三] ドナルドソン (TOR) 0 0 0 0 2 0 1
打三 M. マチャド (BAL) 2 1 1 1 0 0 0
打三 ムスタカス (KC) 1 0 0 0 0 1 0
3 [一] プホルス (LAA) 2 1 0 0 1 1 0
テシェイラ (NYY) 2 0 0 0 0 1 0
4 [指] N. クルーズ (SEA) 2 0 0 0 0 1 0
打指 フィルダー (TEX) 1 0 1 2 0 0 0
5 [右] L. ケイン (KC) 3 0 2 1 0 0 0
J.D.マルティネス (DET) 1 0 0 0 0 0 0
6 [左] A. ジョーンズ (BAL) 2 0 0 0 0 1 0
打左中 ガードナー (NYY) 2 0 0 0 0 2 0
7 [捕] S. ペレス (KC) 2 0 0 0 0 2 0
ボート (OAK) 1 0 0 0 0 1 0
打捕 R. マーティン (TOR) 1 0 0 0 0 1 0
8 [二] アルトゥーベ (HOU) 2 0 0 0 0 0 0
キプニス (CLE) 1 0 0 0 0 1 0
打二 ドージャー (MIN) 1 1 1 1 0 0 0
9 [遊] A. エスコバー (KC) 2 0 1 0 0 0 0
打遊 J. イグレシアス (DET) 2 0 0 0 0 1 0
ナショナルリーグ


選手(チーム)







1 [中] マカッチェン (PIT) 3 1 1 1 0 1 0
ポロック (ARI) 1 0 0 0 0 0 0
2 [三] フレイジャー (CIN) 3 0 0 0 0 0 0
アレナド (COL) 1 0 0 0 0 1 0
3 [右] ハーパー (WSH) 3 0 0 0 0 2 0
J. アップトン (SD) 1 0 1 0 0 0 0
4 [一] ゴールドシュミット (ARI) 3 1 1 0 0 1 0
A. ゴンザレス (LAD) 1 0 0 0 0 1 0
5 [捕] ポージー (SF) 2 0 0 0 0 0 0
モリーナ (STL) 1 0 1 0 0 0 0
代捕 グランダル (LAD) 1 0 0 0 0 0 0
6 [指] リゾ (CHC) 2 0 0 0 0 0 0
代指 トゥロウィツキー (COL) 1 0 0 0 0 0 0
代指 ブラウン (MIL) 1 1 1 0 0 0 0
7 [遊] ペラルタ (STL) 1 0 1 1 1 0 0
走遊 B. クロフォード (SF) 1 0 0 1 0 0 0
8 [左] ピーダーソン (LAD) 2 0 0 0 0 2 0
ブライアント (CHC) 1 0 0 0 1 0 0
9 [二] ルメイユ (COL) 2 0 0 0 0 0 0
パニック (SF) 2 0 0 0 0 1 0

バッテリー

アメリカンリーグ
選手(チーム)









捕手(チーム)
カイケル (HOU) 2.0 2 1 0 0 1 0 S. ペレス (KC)
F. ヘルナンデス (SEA) 1.0 0 0 0 0 1 0
プライス (DET) 1.0 0 0 0 0 2 0
アーチャー (TB) 1.1 1 1 1 1 1 1 ボート (OAK)
ブリットン (BAL) 0.2 1 0 0 0 1 0
ベタンセス (NYY) 1.0 0 0 0 1 1 0
W. デービス (KC) 1.0 0 0 0 0 2 0 R. マーティン (TOR)
パーキンス (MIN) 1.0 1 1 1 0 0 0
ナショナルリーグ
選手(チーム)









捕手(チーム)
グレインキー (LAD) 2.0 1 1 1 1 4 1 ポージー (SF)
G. コール (PIT) 1.0 0 0 0 1 1 0
バンガーナー (SF) 1.0 1 0 0 0 1 0
カーショウ (LAD) 1.0 3 2 2 1 1 0
デグロム (NYM) 1.0 0 0 0 0 3 0 モリーナ (STL)
F. ロドリゲス (MIL) 1.0 1 2 2 1 0 0
マランソン (PIT) 1.0 1 1 1 0 2 1
A. チャップマン (CIN) 1.0 0 0 0 0 3 0 グランダル (LAD)

  1. ^ Mark Sheldon (2013年1月23日). “Wish granted: Reds to host 2015 All-Star Game”. MLB.com. 2015年11月16日閲覧。
  2. ^ Mark Sheldon (2015年5月12日). “Frazier named All-Star Game ambassador”. MLB.com. 2015年11月16日閲覧。
  3. ^ Dodger great Sandy Koufax throws out first pitch at 2015 All-Star Game”. Fox Sports (2015年1月15日). 2015年11月16日閲覧。
  4. ^ C. Trent Rosecrans (2014年7月15日). “Selig: Reds can have Pete Rose in All-Star festivities”. Cincinnati.com. 2015年11月16日閲覧。
  5. ^ Josh Donaldson named starting AL 3rd baseman for MLB all-star game”. CBC Sports (2015年7月5日). 2015年11月14日閲覧。
  6. ^ Bill Ladson (2015年7月6日). “Harper earns All-Star start with most NL votes”. MLB.com. 2015年11月14日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h 故障のため出場辞退
  8. ^ a b 7月12日に登板したため辞退
  9. ^ ソニー・グレイが7月12日に登板したため選出
  10. ^ ミゲル・カブレラが故障で辞退したため、先発出場選手に登録
  11. ^ ミゲル・カブレラの故障に伴い選出
  12. ^ ホセ・バティスタの故障に伴い選出
  13. ^ アレックス・ゴードンが故障で辞退したため、先発出場選手に登録
  14. ^ アレックス・ゴードンの故障に伴い選出
  15. ^ マックス・シャーザーが7月12日に登板したため選出
  16. ^ ディー・ゴードンが故障で辞退したため、先発出場選手に登録
  17. ^ ジャンカルロ・スタントンの故障に伴い選出
  18. ^ ディー・ゴードンの故障に伴い選出
  19. ^ マット・ホリデーの故障に伴い選出
  20. ^ ジャンカルロ・スタントンが故障で辞退したため、先発出場選手に登録
  21. ^ マット・ホリデーが故障で辞退したため、先発出場選手に登録
  22. ^ アレックス・レイエスの故障に伴い、選出
  23. ^ マックス・ケプラーの故障に伴い選出


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